始まりました、新年度。月曜から上の子、ぴっぴが小学校一年生になるわけで
今が1番貯め時だよね!と世間では言われているが
この数日、キッズに預けてみたものの「つまんなかったー」を連発してくるぴっぴ。
親としては、働いている間安全に子どもを見守ってくれてれば御の字なのだけど
子どもからすると、まだ小学校も始まっていないし、保育園ほどお友達や遊ぶものもないキッズに不満がある様子(贅沢だな)
まぁそれにしても、親の都合で行っててもらうのだから、ちょっと忍びない気持ちもある
そういうわけで、この数日色々考えてさ、もうちょっと早くから準備しときゃよかったのだけど
習い事でも増やしてみるか
ピアノの教室に体験など行ってみることにしたのだった。
ピアノは、私も唯一習っていた習い事で、やってて良かったことは挙げればきりがない
ぴっぴも30分行ってみたけど
ここでもつまんなーいを発動しているのだ
まぁ、これはあれだね。小学校入学前のちょっとしたわがまま期なんだろうけども
つまんないというキッズで無為な時間を過ごすよりは、なんか習い事で充実してた方がいんでないの?と
いろいろ説得して、とりあえずピアノ教室には30分行ってもらう形になりそうです
神様のように優しい義母にも相談して、平日の1日来てもらう生活を続け
その曜日にピアノを入れて、まぁ30分だけ通ってもらおうと
でも、本人としては「ピアノよりもダンスやりたーい」というので
夫婦で本人がやりたいというのを喜びながらも、どうせ続かないだろうな、とちょっと思いつつ
じゃあダンスの体験も行ってみるかーと話していたところであります
そうするとね
スイミング・ピアノ・ダンスっていう、なんだか忙しい小学生が完成するわけ
おっとっとーそんな教育家庭じゃないのに!
そしてこれらの試算がザクっと月24,000円な訳。さらにキッズが5,000円
ついに子どもに月30,000円もかける感じになるんだねと昨日夫と喋っていました
「今まで恐ろしく子どもにお金を使ってこなかったからちょっとビビるね。」
「そうだね、服はほとんど貰い物だし、彼らのために買ったものってあんまりなかったよね」
振り返ってみると、ベビーカーが義両親が高級品をお祝いでくれたし、服は我が母がブックオフで大量にくれたり叔母が大量にくれたり
近所のママさんやら職場のママさんやらがお下がりでくれたり
当然保育園から連絡が来るものはその都度買っていたけれど、でかい支出はほとんどなく
あーオムツ代くらいね。ミルクもほとんど買わず(母乳をギュンギュン吸われたおかげで9キロの減量)
オムツ代も今や気分屋の3歳次男ぴーすけがうんことお出かけの時に減ってきているから
子育てにお金使ってこなかったんだよね…
まぁ、お金をかけてきたといえば、夫婦で育休を取ったり、私や夫がそれぞれ育休取ったりしているから
それこそ年収の何年か分を子育てに費やしてきた、といえば軽く1千万は超えている計算にはなりましょうが
ここに来て、習い事に月3万。
最低でも10年続けたらばよ、360万円だねと試算を出して実感したのでした。(そのうちキッズは行かなくなるだろうが)
子育てのためのお金ってさ、青天井だからね
自分のためのお金を出すよりも財布のひもは緩みっぱなしだし
やらせてあげないのはカワイソウ!という謎のフィルターがかかったりして、ちょっと金銭感覚バグる
別にそんなのやらせなくたってすくすく育つしね。お金かけたからといっていい子になるわけじゃないしね
だって、自分はピアノしかやってないワケだし
ただ、出せない額じゃないのよ。別に本人すっごくやりたいって言ったわけじゃないのにさ
私がピアノをやりたいと言った時は、かなり母を説得した気がする
そして、母の判断としては「妹が先にやるのじゃ示しがつかないから姉も」ということで、うちの姉はやりたくもないピアノを習うハメになったのだった
当然、姉は面白くもないピアノをイヤイヤやっていたわけで伸びず。最終的には塾に通いたい、と言ってそっちに行ったのだった
私は、塾とは無縁の環境で。中学3年生の夏期講習から受験まで通ったものの、高校でも行かず
コスパのいい人生だったな、と実感する
今もそんなにお金のかかる趣味ないしな。iPadでお絵描きするだけ。しかもアイビスペイントは無料だし
だけど、それもこれもいろんなものに手を出して今があるんだよね
小さい時はたくさん絵を描いてたし、ピアノもサッカーも友達がやっているところに自分が便乗して楽しかったわけだし
やってみないと、楽しいかどうかってわからんのだから
やらせる余裕がある今は、やってもよしとしよう。
ぴっぴにも、さっき一言添えておいた
「ぴっぴ、今キッズがあんまり面白くなさそうだけどさ。小学校が始まったら、小学校で過ごすのがメインだからね」
「うん、わかってる」
「小学校が終わってからめっちゃ時間があるから、ママたちのお仕事が終わるまでキッズで待ってて欲しいんだけど、他にもピアノとかダンスとか、楽しかったらそういうのやってて欲しいと思ってる」
「うん、いいよ」
「今はお金があるから、いろんなことやって欲しいんだけど、もしママんちにお金がなくなっちゃったら、続けられなくなっちゃうから、それはわかっておいて欲しいんだよね」
「大丈夫だよ。ママがそう言ってくれるんならさ」
なんという、物分かりのいい小学生なんだろうな。(いや、意味わかってないだろうが)
お金をかけて習い事をさせるより、今日みたいにこうやって絵の具を好きなだけやっている方が
2人にとっては嬉しいことなんだろう
まぁしかし、働く家庭の一大事。小学生の放課後問題は、とりあえず習い事になんとかしてもらうことにしょう