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アイビスペイントを続けてみた1年間

投稿日:2020年11月29日 更新日:

このブログを書くきっかけになった1つ。絵を描きたい。

でもでも、うちに画材は置いておけない。

水彩絵の具止まりならまだよいが、アクリルガッシュになるともはや揃えるのも大変。金がかかる。服についたら落ちなーい。

というわけで、ぴっぴ(長男)を妊娠して産前休に入った瞬間、yokohama art school にて絵を描いていたわけだけども。今や子どもは2人。この子たちを置いておちおち絵を描きに行くことも難しくなってしまった。

やろうと思えば絵の具を持って保土ヶ谷公園にでも絵を描きに行けるのだろうが(ぴーすけを背負って)

お手軽さにかけてはiPadの右に出るものはなかろう。

よく、本もそうだけど「デジタル化したら違くない?!」という感想がある。

たしかに、本は紙の方が読んでる感がある。目も疲れない気がする。ことに絵をちゃんと書く人からすれば絵の具でない絵など。

鉛筆でない素描など許されないのかもしれない。

けどね、結構私にはしっくりきた。使っているのがiPad専用のApple Pencilだからかもしれない。

すごく滑らかな描き心地。そして、もともとペンで描くのが好きだったからこの「ペンっぽさ」も気にならない。

大学の時よく描いていた病んでるノート

ついに、お絵かきカテゴリーが誕生するのだ!今も絵を描くのは、ぴっぴとぴーすけを同時に寝かしつけて、私が寝落ちして無事帰還してからの数十分。

もしくは平日、ぴっぴが保育園に行き、家事がひととおり片付き、ぴーすけが奇跡的に数十分寝ている隙。

アイビスペイントを起動した瞬間にぴーすけが起きてくること数回。

それでも好きなことだと粘り強く頑張るものだ。

頭では仕事の準備とか、仕事に役立つ本を読むとか勉強するとか、ちゃんと日経新聞を読んでから古紙回収でまとめるとかすればいいとわかっているんだけど。「やりたいこと」がある今幸せである。

最初にアイビスペイントで描いた絵がこちらだ。

そしてこんな男子の絵

それからやっぱり漫画調

絵そのものが変わるわけではないのだけど、最初意味不明だったレイヤーとか色の選択とかペンの太さとか調子が出てきた。

なによりこのブログの挿絵を描くのが10分とかで描けるのが良い。

ぴっぴとぴーすけの白黒なら多分5分で仕上がる。

これ、6分で描いてた

文章を書くのも好きだけど、絵が加わると説明が簡単になる。

伝えるツールとしての絵が特化していったのが私。

絵を職業にすることはなかったが、こうしてぴっぴやぴーすけの成長を文章と絵で残しておけるツールが発達したのは嬉しい。

ただね、たぶんぴっぴは一緒に絵を描いたりしてあそんでるから絵を描くこと自体は好きなんだと思うんだけど、描いて欲しいって絵が【ふみきり】だったり【電車】だったりして正直母はつまらないのである。

一番中の良かったママ友の子が、女の子で御多分に洩れずディズニープリンセスにはまっていた。

そして私のところに来ては「ゆらちゃんプリンセス描いて」とせがむのだ。なんてかわいい。そして描いてて楽しい。

そんな彼女はもう引っ越してしまい、私に言ってくることはない。しばらくはふみきりやどんぐりの絵を描きながら自分が描きたいものをほそぼそ描いていくつもり。



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