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年始にシンドラーのリストをみる憂鬱

投稿日:2023年1月5日 更新日:

職場の同僚に、映画好きなおじさんがけっこうおりましてな。

わりと手当たり次第映画は見尽くした(Netflixや今までTSUTAYAで借りた)

だから、自分とは違うオススメを知りたくていろいろと聞いて土日にみてたんですが

人のオススメおもしろーい!

んで、この年末年始に貸してもらったのが「シンドラーのリスト」よ。

言わずもがな名作!しかし、見たのは小学校のころ。戦争の映画だったなーってことしか覚えてなくて

気合を入れて見たのでした。ディスク1枚134分ですからね!(2枚ある)

さぁ、制作が1993年

スティーブン・スピルバーグですからね

ジェラシックパークの印象しかなかったけども

この、モノクロが生々しすぎる描写をいくらか緩和してくれてるけども

もう本当に戦争というものの

無惨さ、つらさ、かなしさ、むなしさ、くるしさ

ユダヤ人に対する執拗な憎しみ

こんなに見ててしんどい映画ってありますかね。小学校のころ、よく見たよ…

思えば、ユダヤ人の最初の記憶は「アンネの日記展」

高島屋かそごうか、アンネの日記の記念展かなんかで行ったのをうすら覚えているけれど、人間の髪の毛で編んだ絨毯だったか、グロテスクなモノを紹介していたのを思い出す。

それから、大学の時にはいろんなDVDをツタヤで借りて見てたっけ。ヒトラーは本当は画家志望で、そっちの道に進んでくれてたらなぁと運命を恨む内容のものもあれば、明るいタッチで戦争を描くものもあった。

あの頃は遠い感じだったけれど、じわじわと暗い影が近づいてきている感じ

学生だった頃より、親になった今、切に「平和な世の中」を子どもに残してあげたいと思う

戦争について子どもながらに考えてモヤモヤしているぴっぴを見て、大人ももっと真剣に考えなきゃいけないなぁと思うのでした。願っているだけで平和はやってこないのかしら。せめて自分の周りには争いごとの内容に過ごしたいものだよ

そしてこの実話に基づく映画を、「勉強」と思ってしっかり見届けました。長かったよーー。年末最後の夜ふかしをしてしまいましたとさ

なんかずーっと凝視して見るのが耐えられなくて、「油絵画風」の絵をアイビスペイントで描きながら見たよ

さぁ仕事モードに切り替えて今年も頑張りましょう



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