唐突にお金の話だけど、いつか息子達が読んでくれるていで書いてるブログなので、母の計画を知っておいてもらおう。
親なので一応教育資金というものについては、責任をもって準備をしようと思っている。月に1万円ほど積み立ててたり、児童手当は本来君たちのために使っちゃっていいのだけど、使わずに別口座にとっといたり。
で、うまいこと高校まで公立にいってくれたらかーちゃんはそれまでに一人頭400万円貯めようと思っているのだ。
このお金、普通に考えたら大学資金だ。いや実際はもうちょっとかかるだろうけど、まぁざっくり400万はかかる。
もちろん大学にいってほしい気持ちはあるけど、このご時世、大学に行ったからといって将来が安泰とは限らない。
さらに大学以外の道に進んで、素晴らしい人生を送ってる人を見てきた。と、すると大学に行けとか行くなじゃなくてどうしたいのか今一度考えてほしいと思う。
かーちゃんの計画では、高校までのあいだに何かしらお金を稼ぐ経験をしてほしいと思う。バイトでもフリーマーケットに出店でも何でもいい。お金をこれだけ貯めるのってけっこう大変なことを知ってほしい。
そして高校卒業までに400万の使い道を自分で考えてほしいのだ。
例えば、1年くらいどこかで留学して、そのあと大学に行ってみようとか。←これはたぶんパパがうらやましがる
どこかの国で思い切り好きなことをやってみるとか。今ぴっぴはケーキ作りにはまってるからフランスにパティシエ修行とかも素敵。100万円で世の中のケーキを食い尽くして、残りは開店資金にするとかね。
ママは青年海外協力隊行ってみたかったなー。ボランティアして回るのもおもしろい出会いがありそう。経験とか失敗とかってお金があってもさせてもらえるのは若いうちって感じだし。お金がなくても楽しめるのは若さの特権
400万を投資で増やすってのも賢いやりかたかもしれんね。つまらないけどリテラシーは高まりそう。それも早いうちに経験すると大きな賭に出なくて済むよね
なんも思いつかなくて、結局大学に行くことになったとしても、ただみんなと同じように行くのとはわけがちがうのだと思う。
学校は、朝早く登校して座学して我慢を覚える場だなぁとつくづく思う。会社に入って失敗しない練習というか。
もちろん自分を助けるための知識は大切だけど、皮肉にも学校よりも実社会で身についた経験による知識の方がはるかに役立つことも多い。
この方法を思いついたうえで1番大切なのは、「みんなと同じでなくていい」ということよ。どこかで寄り道しても、脱落しても、戻っても自分が幸せならそれでオッケーってことよ
周りの目が気になるのは、よーいドンの学生のうちだけで、世の中に出てしまえば一斉にスタートラインってことはあまりなくて
年齢も、性別も、これまでの経験も全く違う人が、それぞれの家庭を持ちながら、その家庭の幸せを考えて動いてるのよ。人はどうでもいいのよ。
だから、ぜひに人生やってみたいことを大いにやって、やり尽くしたなー!って人生にしてほしいよね。
ちなみにかーちゃんの夢や野望は移り気だからけっこうあって、このあと小説家になりたいなーとか伝統工芸の職人に弟子入りしてみたいなーとか
家で寺子屋みたいに近所の子を集めて面倒みるのもおもしろそーとか子連れのママさんが居たいだけいれるカフェとかやりたーいとか
まぁいろいろとあるよ。こういうのを実現するにはお金が必要で、集める方法はいろいろとあるんだけど(今ならクラウドファウンディングとかね)
お金を理由にやりたいことをあきらめてほしくはないってこと。やりたい情熱ってそんなことでは止められないくらい溢れててほしいの。
口に出してれば誰かが叶えてくれることもあるし、手を貸してくれることもあるんだよ。大事なのは「なにかをやりたい!」って想いだし、出来れば「そんなのやめなよ」って友達より「おもしろそーだしやってみようぜ」って友達がいることを願う。
願わくば、15年後にインフレで400万円の価値が下がっていませんように!!