ぴーすけもようやく8ヶ月を迎えた。お座りは完全にマスターし、もはや地蔵のような安定感がある。
目下懸案はズリバイからハイハイへの移行であり、ますますのこと目が離せない。
そこらへんにぴっぴの遊んでいたビーズやお菓子の形をした消しゴムなんかが落ちてた日にゃぴーすけはおろかぴっぴまで怒らなきゃならないし、そうならないためにも大人が逐一片付けてやらなきゃならない。
ぴっぴはお片付けが上手だし、率先して片付けてくれるのだが問題は母。
携帯やリモコンをそこらへんに置いといて「あ!ママの携帯をぴーすけが食べてる!」とぴっぴが叫び、次の瞬間にぴっぴがそれを取り上げ、ぴーすけが泣くというまことに不名誉な親の失態が見受けられる。
もとあった場所にしまう、テーブルの手の届かない場所に置く、と家族に注意される私。
またぴーすけのセンサーがそういう逸品をいち早く見つけ出すのが恐ろしい。
ちょっと前まで目標に向かって、手を伸ばしつつ届かないのをほほえましく見ていたのに、ズリ、ズリと少しずつではあるが確実に目標へと近づきものにしている。
牛乳パックをはむはむして転がってた頃がもはや懐かしい。
先日は、暖かい日が続き、夕方に米のとぎじるを庭木にやってるときの一瞬に、部屋の中央にいたはずのぴーすけが顔からベランダのサンから落ちるという事故。
直前にぴっぴが「ぴーすけがお外に、」の声で振り返ると、スローモーションでぴーすけが顔から落ちていくのが見えた。
片手で服をつかみひっぱりあげ、被害は最小限。まぁびっくりして泣いていたが、段差もさしてないのだがこの距離をこの一瞬で?と肝を冷やした。
ベビーサークルを買うか検討中である。どこに置くのか、はたまたいつまで使うのか…。まだ寒いのに一生懸命廊下に向かってズリバイしているのを見ると、やはりじゅうたんに収まるサイズで囲いタイプを探してみた方がよさそうだ。
さて、ズリバイといえば長男ぴっぴのときは後ろへと後退していた。たぶん足の力が強くて下がってしまってたのだろう。当時、育休を一緒にとっていた夫が合間に英会話を習っていたのだがそれは
Push himself backwords
というらしい。
これが我が家で流行って、ハリーポッターの呪文みたいだねと唱えまくっていた。
こちらに来たいのに下がっていく我が子を見て微笑む。しかしながらぴーすけは腕の力が強いのかじわじわとほふく前進で近づいてくる。
兄弟でも違った成長過程を見せるのだな。
緊急事態宣言で延ばし延ばしになっていた7ヶ月健診を受診。ついでに予防接種もしてきたが、8ヶ月で体重8,000グラム、身長70センチ。順調に成長しているようだ。