子育て

Art school yokohamaにて妊婦絵を描く

投稿日:2020年9月1日 更新日:

前回辛い思いをした妊娠生活を書いたので、今度は楽しかった思い出を。というか妊娠中にこんなことをやってみては?という提案です。

さて、妊娠中にやっててよかったこと。といっても仕事をしてたので、帰って疲れて寝る生活ですが待ちに待った産前休がやってきた。ほんとにつわりっぽいつわりが眠いだけ、食べ物も全部オッケーの私は元気な妊婦として周りに認知されていた。そこでみなさんに「産休たのしんで!」とたくさん声をかけられたのだ。

私自身も何をしよっかな〜とルンルンしていた。

ネットでも検索して「やっとけばよかったー」そういう記事を探して読んだ。せっかくだからこの時間を有効活用したい!そこでみんなに一番勧められたのが映画鑑賞である。子どもが生まれるとなかなか映画には行けないし、ということでさっそく姉とみなとみらいにある小さな映画館にいった。海外のショートショートがいくつも編集してあるものだ。

だがしかし、これほど勧められた映画鑑賞はわたしには合わなかった。まず態勢がきつい。座りっぱなしで1時間半、しかもほとんど同じ姿勢だとお尻が痛くなる。お腹が重いのか!じゃあ途中で席を立てばいいじゃないかと思うが、見逃すのがもったいないという貧乏精神と、後ろの人の邪魔になるという元来の気の小ささで立てず。

内容は面白かったけれどどっと疲れてしまった。これではエンジョイできない。

ならばとDVD鑑賞だ。TSUTAYAの月額千円で旧作借り放題というのに入会した。しかしこれも問題が。TSUTAYAがまぁ微妙な距離にあって、借りにいくのがおっくうなのだ。ネットでも配信しているのだが、ネットの方は何とも言えない作品のラインナップ。そうこうしているうちにわたしが登録している店舗が閉店になってしまった。

せっかく休みなのだ。家の中にこもってDVD鑑賞よりも体を動かしたい。マタニティヨガも探したが近くにいいのが見つからない。かといって水泳は泳げないので気がすすまない。何か、何か無いのか…書き出していたメモの余白に目が止まる。ラクガキ…これだ!

絵を習おう。やったことないし、ゆっくり絵を描くなんて今しかできない!どうする?このさい油絵なんてかいてみる?!

この素晴らしいアイディアを実現すべく世界堂へ急いだ。toolsにも行った。

た、高い!

油絵のセットは一通り揃えるとなると結構なお値段がする。それにイーゼルだなんだかんだとこの画材たちはどこにしまうんだ…。これから赤ちゃんが生まれるというのに、無駄に荷物を増やす気か。そんななか見つけたのがArt School+Yokohamaだった。

絵画教室なのだが、美大を目指すガッツリ系ではなく、絵が趣味のおじさまやおばさまがゆったり嗜むサロンといった雰囲気のところだ。体験で初めていった時は、1時間りんごの素描をした。先生がときどき様子を見てアドバイスをくれた。その時のりんごが自分史上一番うまく描けたりんごだった!時間を忘れ尻も痛くなかった…決まりだ!

絵画教室の相場はよくわからないが、いろんなところと比較したけどまぁまぁ割高だなとは感じた。わたしが選んだのは2017年当時、月に2回7,500円だ。だけど、1回3時間、2回で6時間7,500円は1時間あたりで考えるとオッケーだと思う。さらに入会してみて良かった点をいくつか挙げてみる。

まず1つめは先生がいい。いつも2〜3人の先生が机の周りを巡回していて、ときどき「ここの雰囲気とてもいいですね」とか言ってくれる。初心者でこれからガッツリ習いたい人からすると『もっと丁寧に手取り足取り教えてよ!!』と言いたくなるかもしれないが、すでに描きたいものがあって個性爆発な人からするとちょっとそれはうざったい。だから付かず離れずの先生の距離は絶妙だと感じた。

しかしちょっとデッサンが狂ってきたり、困った時には的確なアドバイスをもらえる。さすがは美大卒だなぁと惚れ惚れする。とくにわたしは服部先生と相性が良かったように思う。講師のスケジュールを見て、服部先生がいる時間を狙って通ったものだ。

2つめは画材を使いたい放題なところ。

スペースをお金で買うイメージがあったが、画材もいろんな種類があった。様々な濃さの鉛筆や水彩絵の具やアクリルガッシュはもちろん、油絵や日本画の画材まである。石膏像も狭い教室内に結構な圧でこちらを見てるし、剥製とかデッサンする対象もたくさんあった。油絵をやりたくて通い始めたが、結局匂いがきつそうなのでアクリルガッシュにして模写を楽しんだ。クリムトの模写で金色の絵の具で雰囲気がでないことを相談すると、日本画で使う金粉を使ってみては?と提案されびっくりした!そ、そんな高価なものわたしの絵なんかに!!

完成した絵は気に入って今でも飾っている。

3つめ。これは賛否両論分かれるだろうけど、同じスペースに休憩スペースがあるところ。

そこにはお菓子やお茶が置いてある。それも勝手に食べていいのだ。通う前の口コミにそこの飲食スペースでおしゃべりしている人がうるさい、というのがあった。まぁ気になる人には気になるだろうけど、妊婦的にはちょっと休憩してまた集中して描くのにちょうどいいスペースだった。

また、絵を趣味にしてる人だからか旅行にもよく行くのかな?お土産を置いてってくれる人もいて、仲の良さが感じられた。まだまだアウェイ感ばっちりのわたしだったが、お腹が大きいインパクトは絶大みたいでいろいろと声をかけてもらった。わたしは飲食スペースで画集を眺めるのも楽しみな趣味となった。

そうこうしているうちに臨月になり、向こう2ヶ月は月1,000円払って休会にし、産まれてからも子どもを預けて息抜きに来た。

たった月2回の息抜きだけど、自分が好きなことをやってるんだ!という充実感はすごい。帰ってきて夫に感謝の気持ちも持てるし、ぴっぴ(息子)も離れるとよりいっそう可愛く感じるのだ。しかし月齢があがるごとにママがいなくなると激しく泣き、わたしも後ろ髪を引っ張られて絵に集中できなくなった。そわそわと、早く帰らなくてはと気になってしまう。だから、また余裕がでて子どもが落ち着いたら、ジジババに預けて行くと誓いやめてしまった。

産後は落ち着かなかったが妊娠中、やりたいことができたからかストレスもどこかに飛んでってしまった。また、絵を描きたいという情熱からiPad Proを買うに至った経緯もある。

そして少なからずあの日々が今のブログにもつながっているだろう。

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