母のがん

コロナ禍の横浜市民病院の面会

投稿日:2021年5月5日 更新日:

13時間の手術を終え、ICUに一時移った母。本気でやばいと思ったその日、23時半に家に戻った。

それから1週間も連絡がないままだった。ICUから一般病棟に戻った連絡はあったものの、音信不通。LINEは送り続けるけど既読つかず。まあ危篤になったらそれこそ連絡が来るだろうから、便りがないのはいい便りと思うことにした。

途中、意味不明なLINEが一通くる。誤字脱字が多く本意は正確には掴めないが、携帯は使えないとのことだった。

そして、ついにちゃんとしたメッセージが届いた。どうやら、術後の傷の痛みに四人部屋同室の夜の行動に耐えかえねて個室に移ったようであった。と、すると面会ができるのでは?

市民病院ではけいゆうと同じく入院中の面会は禁止になっていた。しかし、個室であれば短い時間だが面会は可能であった。早速昨日面会に行ってきた。ちなみに15歳以下は面会できないので、ぴっぴとぴーすけはお留守番である。

会うと、母は案外元気であった。まぁ13時間の手術を終え、生死をさまよったわりにという意味だが。ベッドに横たわりいろんな管がまだ入って、点滴がくっついている。お腹はちょっとはだけて造設されたストーマがチラリと見える。

それでもちゃんと意識があり、体を起こして喋っているのだ。よかったよー

ここ数日の話、手術当日のこちらサイドの話や、術後同じ部屋の人が探し物をしたり歌を歌ったり耐えられなかった話と、姉妹の近況や孫たちの近況を話した。

最初はぼーっとしていたものの、徐々に口数も多くなり、覇気も出てきた。昨今入院の面会がなくなって感染症にかかる人が減ったと聞くが、やはり毎日話さないとぼーっとしてしまうのかなと思った。

しかし市民病院の看護師さんは皆優しく、そして美人。母の話し相手もしてくださっているようであった。術後は早く離床することが大事で、歩かせなくてはならないのだけど、当の本人は痛みと戦っていて積極的ではない。それをスパルタだったり褒めてくれたりしながら、院内を歩くのに付き合ってくれているらしい。忙しいのに頭が下がる。

象のように浮腫んだ足をマッサージしながら、これからはきたときは一緒に歩くのがミッションだなぁと感じた。

痛いだろうけれど、血圧が低すぎて痛み止めも入れてもらえない。しっかり歩いて血の巡りを良くして、痛い時には処置をしてもらえるように体作りをするのだ。手術前に渡した手の筋トレグッズはやっているようで安心した。

今日はぴっぴとぴーすけを保土ヶ谷公園に連れて行き、まだ人がいない朝っぱらから巨大滑り台で遊ばせたので、その様子を動画で見せた。やはり孫の顔を見ると、目が輝く。

今日は雨だったので気圧が低いせいか体調が良くなく、歩いてなかったが、ぴっぴの話をしているうちに元気になり、ちょっと歩こうかなという気持ちになってきた。

面会には1時間ほどしかいられないが、ざっくばらんな話と、点滴をガラガラ引きながらゆっくり歩く。まずはこれだなぁ。

病理検査の結果が出るのがまだ先なので、退院後どのような治療が続くのかはわからないが、とにかく「希望」をもちながら、体力回復、筋トレ、バランスよく食事。コロナは怖いけど、ずっと病院で体がなまってしまうより退院して散歩したり家事したり、普段通りの生活をする時間から離れすぎないように見守っていきたい。



-母のがん

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