仕事が始まって、なかなか銀行に行けない。特に定期預金なんかは全くみてない。
が、ひさびさに記帳に行って驚いた。
労金のエース預金、0.002%なんだ、利子が。
これはもはやタンス預金が怖いので銀行で保管してます、ってだけの利子!
昔は学資保険とか定期積立で預金が増える時代もあっただろうが、今はコレにインフレが加わってむしろ目減りする貯金。
うーん、なんとかして自分の給料以外にも「お金に働いてもらわないと」
この育休中に金融リテラシーがだいぶ上がって、積み立てNISAを始めた。流石に厳選されたラインナップというのもあって損はしてないが、しかし微々たるものだ。コレは長期で運用して初めて効いてくるものだからグッと我慢。
イデコもやらねばと、復帰と同時にSBI証券に資料を請求したもののまだ未開封。仕事とお見舞いでそれどころではなかったのと60歳まで先すぎてワクワクが足りぬ。
そんなこんなで、元金は減らしたくないけど、銀行より金利をつけてほしいと買ったのが「国債」である。勉強のために、と10年国債を買ってみた。利子は変動するものの、0.05%を下回ることはないらしい。スーパー定期よりよっぽどいい。
国が貸してるでな、元本は割れないがインフレに対しては額面で返ってくるから割安になってしまうかもしれない。が、それは銀行に置いておくのも同じこと。そのうち銀行にマイナス金利など適用される日が来るのではないかと恐々としている。
今、10年国債の金利は0.17%くらいまで上がってきている。税引き前だけど。
さて、増やすといえば個別株も勉強のために買っているがこちらは散々なものである。初心者らしく「勘」で買って、初心者らしく損きりも出来ず、持ちっぱなしで上がったり下がったり。
でも、始める前より「怖さ」はなくなった。損をしても出したお金の分だけ。命まで取られるわけじゃなし。
一方で、配当金や優待や値上がりなど、何もしなくてもお金がお金を稼いできてくれる。まぁ損も大いに出てますがね!
こうやってお金持ちはお金を増やすのか、と実感するのだった。私みたいに数百円ではなく数十万、数百万という単位でアップダウンしてたら身がもたないわな。身の丈身の丈と唱えている。
それでも一度持った興味というのは消えないもので、インデックスファンドについてはカンチュンドさんのブログを眺め、国債や国の財政については高橋洋一さんのチャンネルを眺め、なんとなく勉強した気になってる。
なんなら最近Kindle Unlimitedをお試しで3か月購入したもんだから、マンガでバフェットとか読んだよ。
わからん。わからんが、こういう人たちもトライアンドエラーで勉強しながらやってきたのね、というのがわかった。
小学生くらいの時は、よくマンガで偉人のシリーズを読んでたから、やっぱりマンガがわかりやすい。素晴らしい日本の文化だと思うのだよ。日本の歴史もマンガで覚えたよ。
こういうご時世だから、現状維持しようと思って止まっていると、いつのまにか取り残されてしまう気がする。なんだかよくわからないけど、もがくのが大事なのかもしれない。
そんなわけで新しいことを、と思い
ここ1年くらいで、お試しで買った単元未満株が、値上がりして4,000円くらい利益が出たので生まれて初めて売ってみた。
手数料やら税金で1,000円ほど持ってかれたものの、お金をしかるべきところに投入してお金を得る、という体験をしてしまった!何より仕事は仕事でやってるうちにいつのまにかお金を稼いでいた、というのが感動である。
デイトレーダーじゃないのでいちいち株価など見てないが、ほっといたらラッキーにも値が上がってたのだ。それくらいがちょうどいい。7万円くらいマイナスのものもあるので、そっちはさらにほっとく。10年くらいしたら戻ってるかもしれんし。これも勉強代。