先日購入した、カシオの電子ピアノ。
6万円そこそこで、生ピアノのような鍵盤の重さに大満足である。コロナのおうち時間に家で弾こうと思っていたが、ぴーすけの熱など出かけられない時のぴっぴのおもちゃとして大活躍している。
ただ、ぴっぴやぴーすけにピアノを弾いて欲しいという願いは虚しく、ピアノを習おうという意思はなさそうである。これはわたしの教え方というか姿勢が悪いのか、遊びのピアノから「習うピアノ」にどう移行したらいいのかわからないのである。
なんとかピアノを楽しく続けるために、本屋で色々と探してみた。まずはリトミックから始めるのが良かろう。そして小さい時の記憶では、なんかドリルみたいなのを書いてた気がするんだよね。そこで引き当てたのがソルフェージュというものであった。
どうやら音楽のリズムと絵が連動しているみたい。ぬりえが好きなぴっぴなら楽しくやれそうなのだけど、このソルフェージュにあわせてどんな音遊びをしたらいいのか。3歳のこどもが無理なく楽しくできるものをかんがえているうちに月日は流れる。
ふと、いつものように小さなおもちゃのピアノで遊ぶぴっぴがノクターンを聴いていた。短いが出だしのメロディーを繰り返し聴いている。
そして
「ママ、これできる?」と聞いてきたのである。弾けるよ、と返すと、はっはーんとまったまたぁみたいな顔をして聞き流された。他にも鳩ポッポとか、犬のおまわりさんとかメロディーが流れいちいち弾けるか聞かれ、弾けるよと返すとふーん、とニヤニヤされた。
あ、信じてないなと思いそっと電子ピアノのスイッチを入れる。ぴっぴが何度目かのノクターンを聴いているときに同じようにメロディーを弾いてみた。ぴっぴがあれ?という顔からパッとひらめいたような顔に。そして、「同じ!同じ!」と喜び始めた。
だから!弾けるんだってば!!
電子ピアノとおもちゃのピアノで始まるコラボレーション。しばらくいろんな曲を弾いて遊んでました
クラシックに興味なんて持たないだろうなぁと思ってたから、思わぬ突破口を見つけた感じ。
これで一気に流れができるといいなぁ。