このブログの意義を忘れるところであった。
息子たちよ、母はそれでもお前たちを愛している。大好きな仕事と子育ての狭間でどちらも諦めたくないのである。往生際の悪い人生。でも、君たちのせいで諦めてしまったと思われたくもない。やりたいことは全部やったと言って往生したいものだ。
ぴーすけの4ヶ月健診という一大イベントがあったのにスルーするところであった。
ぴっぴのときは、とにかくなにをするのか、どんな段取りなのか心配だった健診シリーズ。
2人目ともなると、いかに効率よく攻略するかを考えるなんだか一度やったゲームを最速でこなすことが目的化されたような健診であった。
以前と違うといえば健診の時間である。
どうやら15分刻みで時間設定されており、「密」を避けている。新型コロナは役所の業務も変更させる。前回はこの順番待ちで何時間も待つ人がいたはずだ。誰にとっても良いシステムに変わっててむしろよかった。
私たちの番は一番の回で、12時45分集合になっていたが、家が近すぎて10分前には到着。それでも5番の札が渡されたのであった。
やることはわかっている。歯磨き講座だ。正直二回目だから聞いてもしょうがないと思っていた。
すると、向こうに知っている顔。イコットハウスの先生がここでは手伝いに来ていた。会話を交わし、待ち時間をやり過ごすと早速中に通され、歯磨きの話になった。
2回目だけど忘れていたこともある。まだ歯磨きは始まらないが、嫌がらないために顔をよく触っておくことだ。
コロナの影響であんまり触らないようにしていたが、口の中とか触っておかないといよいよ歯磨きの時に苦労しそうだ。ぴーすけはちょっと変わっているのか、ほっぺをつまむと(両サイドからつぶすと)とても喜ぶ。
ぴっぴ(長男)に多少手荒くつぶされても笑顔だ。なんていい奴。
そして待ちつつ次は問診。追視ができているかチェックしつつ、気になることがあるか聞かれる。泣く時の反り返りと、おっぱいでむせる時のむせ方を相談すると、最後のお医者さんのチェックでまた聞くように言われた。
それ以外にないかと聞かれてぴっぴのときはいろいろ相談したけど、たいていのことは時が解決してくれることをなんとなくわかっていたので「ないです」と言ったら一番でこのコーナーを突破した。次は身体測定。
早すぎて、まだ名前が呼ばれなかった。うんち漏れしたら嫌だなぁと着替えやおしりふき満載のカバンを持ってきたので、荷物がいっぱいであった。
前回は夫がついてきてくれたが、今回は付き添いはなるべくNGということで荷物は待機しているおばちゃんが運んでくれた。申し訳ない。
あっという間に身ぐるみ剥がされたぴーすけは、わけもわからんうちに体重、身長、頭囲、胸囲をはかられる。体重は7.3キロ、身長は64センチ。
生まれてからもう14センチも伸びている!
タオルに包まれ最後にお医者さんのチェック。仰向けから腕を引っ張られ、完全に首が座っていることを確認し、金タマ袋にタマタマが入っているかを確認し、むせ返りのことを聞いた。
けいゆう病院の1ヶ月健診のときにも同じように質問をした。
「おっぱいを飲んでて、むせるとき死ぬんじゃないかってくらい真っ赤になって。おじさんみたいにグゥおホッってなるんですけど」
胸に聴診器を当てて問題ないことを説明してくださる。
1ヶ月健診でも言われたけど、まだ未発達なのでうまく飲み込めないのだ。むしろ、ちゃんとむせてる方が健全でむせれないと変なものを飲み込んでしまうから逆に危ないと。
まぁ大丈夫なことがわかって安心。これだけのために小児科に行くのもなーと思ってたし、予防接種のときも大丈夫だよと言われていたけど、健診で言ってもらえるとホッとする。
まぁ順調すぎるほど体重増えてるから飲めてないということはないんだけども。小さな命をちゃんと生かすってのはなかなかに責任重大である。
全ての項目が終わり、サクッと着替えさせ廊下に出た。
離乳食に関する説明を受けるか聞かれたがそれはスルーさせてもらった。母子手帳を受け取り颯爽と帰ったのは13時30分。多分最速だろう。早いとなにがいいって、ぴーすけがご機嫌なのだ。
えらいのは、終始ごきげんで泣くこともなく、愛想をふりまきキャハキャハしていたぴーすけ。ぴっぴ同様美人には大目に笑顔を振りまいていた。本能だねぇ