美容。それは必需品ではないが、お金をかけようと思えば青天井になるもの
普段は化粧品など「ちふれ」で十分なのだけど(いや、ちふれ様のコスパは最高
ことに齢40も近づいてくると、お肌の曲がり角を実感する
蓄積されたシミの根源。日焼け止めをちゃんと塗るようになったのはここ数年だし
小学校の頃からサッカーで日差しを浴びてこんがり小麦色だった肌が、ここまで薄くなったのは奇跡的だとすら思う
そう思えば、今で十分だしもはや加齢を受け止めて穏やかに暮らすべしとも思うのだけど
なんだか悪あがきというか、年齢よりもちょっと若く見られることは単純に嬉しかったりする
しかしながら、そのために一体月にいくら使える?となると、リアルに難しい。
死守したい人からすれば、美容(普段のお化粧ではなく、加齢を食い止める何か)にかけるお金は糸目ないだろうし
いやいや、最低限身だしなみが整う程度であれば十分、と考えればここにお金をかけるのは馬鹿馬鹿しい
そもそもなぜ女性だけがルッキズムの代償のように見た目にこんなにコストをかけねばならぬのだ、というややこしいジェンダー論も私の根底にはある一方で
「ママかわいい」と息子に言われると、悪い気はしないという本音も垣間見る複雑なアラフォーなのである
誰のために美しくありたいのかと問われれば、まずは夫にキレイだねと言われたい気持ちもなきにしもあらず
しかし私の夫はどんな格好をしていても、鼻くそをほじくっててもかわいいねと言いかねないので(いや流石に目の前で鼻くそほじくってると怒られるけど
あんまり張り合いがないというか、はいはいそうだよ可愛いよね、という程度で済んでしまう
美魔女といえば私の姉はいつまでたっても歳を取らないバケモノみたいな存在だが、そういうふうになりたいのかと問われれば、年相応の美しさ、みたいなものにも憧れる(フランスの歳を重ねるほどに成熟していく美のように
誰かに決めて欲しいような、否、自分のことに口出しして欲しくないような
自分の方向性は自分で決めたいのだけど、ある種、客観的な目でアドバイスをもらって、「そうだよね、私もそれがいいと思ってたんだー」って落ち着きたいところもある
かといって、人にコレコレは買ってやりなさいと言われると反発したくなる。(だからコスメカウンターは基本苦手)
だいぶ話が脇道にそれたけども、じゃあ実際美容にいくら使えるのかしら、と考えてみた
私の収入のうちの3分の1は、家計に回っている
残りの3分の2のうち、収入の10分の1は、自分のために使っていいと思っている
しかしまぁ、その10分の1のうち、全てを美容に使うのはな…
本を買って読んで自分を高めたり、美味しいものを食べたり(家計から結構出してるかも)、服とかも買ったりするしな
そうすると、3,000円くらいかな。月に使えるのは
年間だと3万ちょいか
これが私の出せるラインだな、と思うが
お小遣い設定間違えてる?
というかさ、みんなどれくらい自分のためにお金って使うのだろう
ついぞ使わないお金は、貯金や投資に回すのが習慣となっているけれど
「DIE WITH ZERO」を読んで、将来のために貯めることも大事だけど、1番若い「今」を楽しむことにもお金を使おうと思っている次第なのだ
似合う服を着てオシャレをする楽しみ、キレイだねと夫や息子たちに言われてムフフと思う瞬間や、ちょっと後輩たちからお世辞でも若く見られると嬉しいじゃない?!w
自己肯定感を爆上げする元と考えれば、まぁ使うべきお金だよねー
そういうわけで
くっそ高い美容成分配合の日焼け止めクリーム(顔用)と
くっそ高いレチノール配合の石鹸は今後も使い続けることにする
一方で、くっそ高い美容液やくっそ高いファンデーションは、肌がまだ元気ないまは必要ないかなー
最近石鹸で洗っているからか、眉間のところが光っちゃってるのがちょっとした悩みである(小さな悩みだな、おい)
レチノールで肌が削られすぎてるのかしらね
次回、美容院にどれだけ課金するべきか?お楽しみに! (つまんねー話題だな。気が向いたらそっちも取り上げます)