緊急事態宣言が明け、やっとこ友達の出産祝いを買いに行った。
我がホーム高島屋。何を隠そう、学生時代から高島屋でバイトをしていたのだ。毎度買い物できるほどお金があるわけではないが、店内は熟知している。w
6階の子ども用品売り場でいろいろ見て、一息つくことにした。
この日は仕事が休みの姉も誘って、せっかくだから何か食べに行こうぜ(そして荷物を持ってくれ)
ぴっぴを一日抱っこ紐で連れて行くという苦行の中、意外にも一度も入ったことのない資生堂パーラーが目に止まった。
いつも高島屋といえばタカノフルーツパーラー。
パザパクラブ、もとい友の会のお買い物カードで紅茶サービスの特典がつくし、スタンプも集めている。
この日はポイント2倍日でもないし、何よりタカノフルーツパーラーの今月の果物が洋梨だったのだ。
あんまり好きではない…。(いちじくの時は行ったけど)
てっきり栗だと思ってたから、今日はやめてしまったのだった。
3階の銀座ウエストも覗いてきた。
確かに栗のケーキがあったが、雰囲気がマダムがまったりお茶するところなので、ぴーすけがどう出るかによっていたたまれなくなってしまう。というか無理だろうな。
で、最終的に訪れたのが6階の資生堂パーラー。
いつもなら外の椅子にお客さんがあふれているけれど、開店20分後。
こんな朝っぱらからパフェを食べにくる客はあまりいないのだろう。
店内はガラガラ、しかも嬉しいことに子ども用のイスがいっぱいあるのね。さすが6階。
ぴーすけを子ども用イスに座らせ(残念ながらベルトはない)
何にするか悩む。しかし2秒で決定。姉も私も栗!
私は「ヨーロッパ産マロンのシブースト マロングラッセとバニラアイスクリームを添えて」
姉は「和栗のパフェ」
出てくるまでワクワクしながら待つ。
そうは言っても、興奮するぴーすけをなだめながらなので長ーく感じた。
店員さんも、小さい子連れには慣れた対応。
注文した品も、熱いお茶も伝票も、ぴーすけにはさりげなく離しておいてくれる。
さらに、子ども用に半分入った水とストローまで。ありがとうございます!
さて、到着した私のお皿、ドーン
すごい、芸術品のようだ!
ところでシブーストって何だろう
下はチョコケーキのどっしりしたやーつ。これ、めちゃうまー
そして上のシブースト。キャラメルのパリパリしたのが載ってる。映画「アメリ」のブリュレの上のやつ。
シブーストってブールミッシュでよく見かけたけど、カスタードとクリームを混ぜてゼラチンで固めたやつなのね。
断面。
そして、手前のマロン。
モンブランのクリームが、パレットでベチャ、と塗ってあって(言い方よ)
そこにいろんなベリーとマロングラッセが散りばめられてある!!
口の中がもう栗祭りでした。
薄いクッキーのようなものはぴーすけにあげたら喜んで食べてた。
マロングラッセには洋酒が入っているので注意。
こ
の一皿で、モンブランも食べた気になったし、チョコケーキとシブーストと、盛りだくさんであった。
姉のパフェも和栗のパフェなので渋皮煮がゴロゴロ入ってたし、栗クリームもアイスもちょっともらいましけど、どれも美味しかった。
そうして英気を養って、買い回ったお祝い。
オランダの彼女へと、友達への出産祝い。
さらに職場復帰に向けて自分の勉強に関する本を5,000円分ほど。久しぶりに散財しましたな。
久しぶりに横浜高島屋とそごうをはしごしましたが、通り道のジョイナスの店の入れ替わりというか
「あれ!あの店なかったっけ?」というのが顕著。
我が家の合言葉は「金ならある」
実際は置いといて、こういう時に貯金に励むと経済がトコトン冷え込むので
微力ながら必要最低限の将来への蓄えは残しつつ、使う!!!
美味しいものを食べる体験にしろ、友達へのプレゼントにしろ、株にしろ、お金を使わずそのまま寝かせておくのはもったいない。
お金はあるだけでは何も生まないのだから。
血液のように、いろんなところに使って循環させて、いろんな人の手から手へ、そして最後にまた自分のところへも戻ってくる。(まぁまた出てってしまうのですがね)
「わが町ほどがや」にこだわって、地元や横浜のお店に足しげく通うのは、お金がある意味「投票券」みたいなものだから
大好きな味のお店。美味しいけどちょっと立地が悪かったり、コスパ良くてお店の利益薄かったり。こだわりがあってあんまりたくさん売ってなかったり。
ちょっとしたファンが支えてあげないと消えてしまいそうなアイドルみたい。
お金はそのお店を「応援してまっせ!」と意思表明する投票券みたいなもの。
チェーン店で買うのも良いのだけど、安いのが1番嬉しいけども、ちょっとそこに応援の気持ちが乗ると、「わが町らしさ」が残った街になるのではないかしらね。
ま、資生堂パーラーチェーン店だけども!うまかったです