このところ母のことはすっかりノータッチだった。
4回目の抗がん剤治療が終わり、その後尿路感染でまた入院。入院中は何もできない。
しかし、今回HCUに入って体調は回復し退院となった。よかったよかった、なのだけど、この入院でコロナワクチンの2回目が受けられなくなっていたのだった。
ただでさえ取りにくかった予約。それが入院によってドタキャン。2回目だけの予約ってなかなか難しいのよね。
でも、さすがのかかりつけ!電話をしたら、ちょうどその日にキャンセルが出たらしく、昨日2回目のコロナワクチンも受けられたようだ。
私のような体力自慢でさえ腕が上がらず、多少の熱も出たので。
これががん患者となるとどれくらい副反応が出るかわからない。わからないけど、受けないよりは受けた方がいいわけで。とにかくいろんなラッキーが重なって今があるのよね、と思う。
入院中は、おかゆやら消化にいい薄味料理に耐えかねて食欲も落ち気味だった母。
反動で、退院してケンタッキーにチャレンジしたらお腹を下したという。そりゃそうだろ
断食した後って、消化にいいものからだんだん慣らしていくのでしょうが、食欲に負けたらしい。
それはそれで「らしい」のだけど、抗がん剤の副作用とストマと腹痛でこのところは本調子でなかったので、これからゆっくりマイペースに具合が良くなることを祈る。
抗がん剤治療中は味覚が変わってしまうようで、塩みを強く感じたり、甘すぎて食べれなかったり。
それが完全に戻るのか、手のしびれ同様少しずつ良くなっていくのかは個々の差があるのだろう。
抗がん剤治療は全6回TC療法というものを、点滴で受ける予定だった。しかしながら、この4回の治療で今まで何度となく刺していた点滴の針が入らなくなってしまった。もう血管がボロボロなのだ。
しかも母は手術の後もたくさん管を入れていたので、もう入れるところがないらしい。
それに加えて血液検査やCTの結果も悪くないので抗がん剤治療はこれにて終了ということだ。あとは月に1回の検査で体調を見ていくことになる。
大きな手術を終え、抗がん剤治療を終え、あとは経過観察。治療が終わってホッとする反面、これ以上何もしなくていいのだろうかといううっすらとした不安。丸山ワクチンとか調べたけど、市民病院の先生もそれはイエスと言ってくれなかったしなぁ。
食べたいものを食べて、とにかく20キロも落ちてしまった体重を取り戻し(もともと太り過ぎだったので元には戻らんくて良いが)
筋トレして、散歩して、楽しいことを見つけて
完全に前の生活とはいかないだろうが、少しでも「良い状態」でいて欲しいものだ。我々もそうだけど、今は免疫が何より大事。とりあえずぴっぴとぴーすけのおもしろ動画でも送りつけるか。