1年前の今ごろは、いやいや期でとても荒れていたぴっぴ。お話ができるようになってだいぶ穏やかなのだ。
今朝も、お天気がよくあたたかくなることを伝えると
「暖かくなるならお洗濯したほうがいいんじゃない?」と促された。
イチゴの苗を買ってきて先日植えたので、お水をやろうと言いたかっただけなのに、小姑に家事を言いつけられた気分である。
まぁ洗濯しますけど!
そんな大人ぶっているぴっぴが、めずらしくわがままを言った。
昨日、保育園から帰ってきて「何が飲みたい?」と聞くと
「アップルパイが食べたい」と言った。
いや、お茶か牛乳しかないけど。
アップルパイはリンゴ煮て、パイシート買ってこないとないよ、と説明する。
「いや、アップルパイ食べる!」
そこに、うちの姉が「ママは魔法使いじゃないからそんなすぐに出てこないよ」と諭した。すると
「ママは魔法使いだよ!!」
爆笑である。
たしかに、信号機を赤から青に変える魔法をよく使ってましたけども。
姉がこっちを見て「どうする?」と聞いてきた。
「たしかにママは魔法使いだけど、今日はもうエネルギー切れだからアップルパイは出てこないす」
と説明した。それでも納得のいかない我が子。
「リンゴに砂糖まぶしてレンチンする?」と姉は提案してくれたが、それでは魔法のごとく欲しいものが手にはいると勘違いされかねない。
「ではこれから煮リンゴ作るから、待ちたもう」
リンゴの皮をむき、切って煮ましたとも。
結局おやつは煮リンゴになり、残りは今日姉が買い物のついでにパイシートを買ってきてくれるとのことでアップルパイを作ることにした。
この程度のわがままである。
チョコが食べたいとかケーキが食べたいではなく、アップルパイなら健全であるよ。
それに明日はバレンタイン。
とりあえず男の子カウントして好きなもの作ってやるか。