3歳児健診、本当はもっと前だったのだけど
仕事がどうしても休めず、夏休みにぶつけようということになった
体調不良とかでリスケする人もいるであろうこの健診。
公の健診はこれで最後なので、ちょっぴり寂しい。そして2人目なのに不安しかないこの健診。
何が不安ってのっけから尿検査というミッション。うちの子まだおトイレでおしっこする気配すらないんですけど
1人目の時もそんな不安はあったものの、それまでになんとかしようという親の気合いで乗り切った
でもダメね。2人目の「なんとかなるさ」「いずれ時が解決してくれる」「保育園があるじゃないか」
という他力本願全開の思想が、ぴーすけ(次男)への切迫感を阻害するのだった
ぴーすけの抵抗も相まって朝の採尿はあきらめた
そのまま保育園に送り届け、午後の健診に向けて半休を取ったのだった。
お昼を食べた後に引き取り、最後のチャンスで家で尿を待ったけど、やはり1ミリも出ない。
代わりに大便はでた。最悪オムツからおしっこを搾り取ろうとしていた希望までうんこと一緒に流れていった
なんでこんなに3歳児健診が恐ろしいかというと、過去の記憶がある
まぁ思ったよりもぴっぴ(長男)の3歳児健診はスムーズだったので、トラウマ案件ではないのだけど
ぴーすけの1歳半健診がもう…カオスであった。なんか、ずっと泣いてたな
あの、体重と身長を測る時に、本人ではなく親が抱っこして体重計に乗り、親の体重を引くというハズカシメを受けたのだった
しかし、あの頃のぴーすけではない。もう3歳だ
しかも今は保育園で身長体重を毎月測ってくれているではないか
あんまり事前に教えこむのもフェアじゃないな、と思い(何に対して?)
さらっと今日の流れを確認して会場へと向かったのだった。
彼は行く前から「けんしん行きたくない」と言ってた。しかし、行かねばならないので、モノで釣ることにした。
「今日、保育園でおやつ食べれなかった!おやつ食べたかった!」
「よしよし、それじゃあ健診頑張ったら最後にアイス食べに行こう」
受付の前は、一緒に歌を歌いながら楽しく待てた。歯の説明も、栄養の説明もイスに座っていた。
そしていよいよ面談になったのだった。
ぴっぴ(長男)の時もそうだったけど、誰にでもにこやかに話せるタイプじゃないので、しゃべれないだろうなとは思っていた。
まして今回のぴーすけは喋るようになったのはここ最近だし、家の人と保育園の限られた大人としか交流していないのだ
でも
「お名前はなんですか?」
という、初歩の初歩の一手で回答を拒否し、ブーっと唾を飛ばした時には正直面食らった。お、おま!!
「何歳ですか?」も軽く無視。
隣の人はだれ?には「パパ!」と返して保健師さんを疑惑のるつぼへといざなった
「今日はパパと一緒に来たかったんだよね。ママが日にちを間違えちゃったから、ごめんね」
なんて隣でドギマギしながら息子にフォローを入れるも、どこ吹く風である。
「あ、お兄ちゃんがいるんだね。お兄ちゃんの名前わかる?」
「〇〇おしり!」
こ、こいつ…!
優しく、いろんな方向から質問を投げかけてくれた保健師さんも、「じゃあママとお話しするからこの本持っててね」と諦めてしまった。
唯一ちゃんと答えれらたのは「何で来たの?」「歩き」だけである。
「えっと、お名前とかはお話しできますかね?」という質問に、「普段はしゃべるんですけど、緊張すると笑いをとりにいくタイプみたいですみません、完全にふざけていますね…」とここでもハズカシメを受けた
何か相談することは、というところで進まぬトイトレの話をして、ぴーすけに「なかなか自分で保育園でもおトイレは行かないよね?」と話を振ると
「あのねーぴーすけはね今日保育園ではおしっこ出なかったけど、お家でうんちが出たんだよ。おうちのおトイレでおしっこはしないの!」とかなんとか喋りだしたので、保健師さんはちょっと驚いていた。
最初からしゃべってくれーい!!!
歯科健診では大泣きし、服を脱ぎたくないと大泣きし、その流れで身長体重も大泣きし、ちょっと泣き止んでも最後の問診で大泣きし、こちらはヘトヘトになりました。
周りの子、ちっとも泣いてないんだもの!
自分から服脱いでたり、体重計乗ってたり。えらいわぁ世の中の3歳児!
どっと疲れて母子手帳を返してもらって、区役所を出たところで、いつものぴーすけの調子に戻ってきました。
一緒にアイスを買ってたべて、それでもまぁ一生懸命彼なりに頑張ってたなぁと思いつつ
これで健診は終わりダァあーーーーーーというなんともいえない達成感を味わったのでした
ちなみにね、おしっこ取れなかった皆さんはたくさんいるようでね。
4歳の誕生日になるまでに指定された日に区役所にお届けすると(時間がすっげータイト!)
検査してくれるらしい
だから、我が家はトイトレ頑張って、4歳までにおしっこ取るぞ!
あれ、まだ続くんかコレ