朝、まったり朝食をとっていたら姉からLINE。面白そうな企画があるよー
ほうほう、平和島に乗り物が大集結するのね!はしご車に乗れる…
そんなイベント情報をゲットしたのは3月11日。12年前に東日本大震災が起こった日である。
ぴっぴの保育園でも防災訓練は毎月行われており、前にも書いたかもしれないが、我が息子の防災意識の高さは、5歳のそれとは思えないほどなのである。
パトカーとか消防車も面白そうだけど
今回、注目すべきはこの「地震体験車」であろう。ぴっぴならばその経験を必ずや生かしてくれるはず!
と、その前にぴっぴの提案で、家の中で避難訓練。地震が起こったことを想定して、とりあえずまず机の下に隠れる。
そのあと、家の中の非常ボタンの場所を確認し(しかし届かない)、もし火がついていたら消すことを促し、しかしガラスが割れることを考えて避難経路を確認し
最後に家に出てからガチの「非常ベル」を見つけて、いざとなったら押すことを確認し
「じゃあ避難場所を確認するか」と近くの小学校まで繰り出したのだった
我が家は水没の恐れもあるので、ちょっと高台まで足を運び、いざという時は小学校で落ち合う話も確認。これ朝の9時ね。
そこでそろそろ切り出す
「ねぇぴっぴ。いろんな乗り物に乗れるイベントがあるんだけど、行く?なんか地震の体験ができる車もあるんだって」
「行くーーー!!!」
「ちょっと電車乗るけど大丈夫?」
「行くー!大丈夫」
とのことで、急いで準備を始めたのだった。なにしろ電車に長く乗れない長男。10分乗ったら「まだー?」
ただ、調べてみると平和島って東京だけど、横浜から京急で特急だと15分くらいなのよね。意外に近い。
そんな平和島のボートレースの会場でやってるイベントなのだ
なんとか準備を終わらせ、9:45分頃には出発。乗り換えて1時間ほどで現地には着いてしまったのだ
しかし!
東京を舐めてた横浜市民。親子連れの多さに圧倒される。どこも長蛇の列で、整理券・抽選券の嵐なのである。こんなに人気のあるイベントだったとは…
お馬さんにも乗りたかったけど、整理券を配りおえ
はしご車にも長蛇の列。白バイや自衛隊の車両にも長いれつが
がっかりして、それでも1番の目的だった「地震体験車」を探すと
ガラガラでしたw
なんというか、盲点。ここにあったのか、という場所にあり。しかもね、まぁ揺れるだけじゃないすか
全然人気ないのです
そこで家族4人でとにかくこの地震体験車に乗り込み、震度5強を体験する。12年ぶりだね
固定してある机の下に入り、足をしっかり掴んでも揺れがすごい。ぴーすけはこの装置に野性のカンが働いたのか私から終始離れず。
ぴっぴは楽しそうに揺れを体感し、ぴーすけは困り眉。対照的な2人である
そのあとは流れで煙の充満したテントに「火災体験」。姿勢を低くして、口を押さえながら前を進んだ。これまたぴっぴは張り切ってたなー
1番の目的を果たしたら、あとはどうするか…
ぴーすけがバスに乗りたい!と言っていたので京急バスの運転手さん写真撮影のために40分ほど並ぶことに。その間子どもたちはかき氷を食べに行ったり、ちょっとつまめるおかずを食べたり
いろんなキッチンカーがあるので食うには困らず
さらにそこかしらに警察や消防の制服をきた人々であふれているので安全は安全やな
結局滞在時間は1時間ほどで、「乗りたいものに乗れたし帰るか!」となりました
最後にもう一回ぴっぴと私で地震を体験し(ぴーすけは怖がってのらず)
ぴっぴは「すっごく楽しかったーー!」と言っとりました
消防車やパトカーもいいけどね
なんかタイミングがよければ保土ヶ谷警察署とか保土ヶ谷消防署でイベントやりそうだしね
ぴっぴが楽しいなら1番だよ
帰りにスッと入れたお蕎麦屋さんが、昔ながらでお座敷もありとてもよかったのだけど
天丼セットの天丼がシュールだったので載せとこう