くらし わが町ほどがや

かつやの誘惑からの、ルンバの誘惑

投稿日:2022年12月3日 更新日:

以前こんな記事を書いた。毎日献立を考えるのがそもそも大変だから、夕飯の献立はルーティーンしよう、という話だ。

4年近く取ってきた育休で、すっかり平和ボケしてしまっていた。そして、今なお「夫」という存在が、私の家事スキルのできなさを補填しまくっている。

このところ帰りが遅くなって、もはや夕飯を作るのは不可能じゃないかと思えてくるのだ。だってさ、そもそも仕事が保育園のお迎えの時間に終わっていないわけですよ。

それを泣く泣く後ろ髪引かれながら職場を後にする(ギリギリ)

そして多分滑り込みセーフで子どもたちをかっさらう。それからイヤイヤ期の次男を引きずりながら自転車に乗せ、帰宅。・・・からの夕飯でっせ!

今、夫が夕飯を作って待っていていくれる。そりゃ私だって育休中はそれがせめてもの仕事、と思ってやってきていた。しかしながらこれを仕事と両立するほど料理は上手くないのである。

そこで考えたルーティーンだが

「お惣菜を買って帰る」という木曜のターン。あれさ、お弁当を買って帰るに変更したいと思う。

お惣菜を買うだけじゃご飯がない。そしてお味噌汁とかも作るていじゃない?

余力がある日はできるでしょうが、毎日味噌汁なんて作ってられるかぁ!!とやる前から挫折しているのである。

世の中の共働きの夫婦たちよ、どうやって毎日の夕飯を乗り切っているの?毎日そんな難ミッションをこなして風呂入れて寝かしつけまでしているの?え?神なの?

もはや夕飯はデリバリーか、外食か、魔法で出てくる感じじゃないと、この自分の疲労感にムチ打ってさらに帰ってからひと労働なんて考えられない。

時短家電は導入しまくっている。洗濯機は全自動乾燥機付きに買い換えたし、食洗機はひと回り大きい物にした。

ルンバは家がそもそも汚いので可動域が狭いから却下。もはや毎日掃除などしない。

あとは朝ご飯と夕ご飯だ。

これ、ヨシケイのお弁当サービスとか導入しちゃダメかね?

イオンで子ども2人連れてお買い物して帰るのだって想像しただけで頭痛くなってくるんだけど、餃子の王将とスシローに毎日入り浸ったらそれこそ破産するかな。

でも、我が家の子どもたちは餃子の王将の餃子がしょっぱいと言う。教育間違えたな

そこで白羽の矢が立つのが「かつや」である。カツ丼は自分で作るより作ってもらったほうが美味しいし、揚げ物など無理!

自分ができないやつを任せるという点ではかつやに全面的な信頼を置いてお任せできる。罪悪感が減るのだ。

そういうわけで金曜はかつやでした。

そんなことを悶々と考えていたら、夫が神妙な顔で相談をしてきた。

「実はね、ルンバを買おうと思っているんだよ」

なんと!もはや我が家の床面積では機能しないであろうルンバに手を出そうというのか?!

「ルンバを買うことは別に反対しないけど、床に散らばるおもちゃとか立ちはだかる段差とか、玄関に落っこちちゃった過去とか考えると我が家にはハードル高いんじゃありません?」

と意見してみた。というのも、我が家にはイオンブランドのルンバの廉価版があって、ことごとくゴミはすわねぇ、段差は乗り越えられねぇ、玄関に落っこちて電池切れ、という落ちこぼれっぷりなのであった。

「それはあくまでイオンだから。今のやつは自分で巣に帰るらしいよ。とにかく頭がいいのだ」

とのたまう。そうか、そんなに頭がいいなら自爆して玄関で無惨な姿で発見されることもないだろう。

生きるために働くのか、働くために家電を買うのか、家電を買うために働くのか

なんかよくわからなくなってきた今日この頃。



-くらし, わが町ほどがや

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