横向きに生えてた親知らず。
私の態度と同じくらい大きく成長した親知らず2本。
上の歯はサクッと抜けたのだが、下の歯は切開して、歯そのものを切ってエイヤっと抜いたのだった。
縫合してもらって痛み止めをもらって、数日おとなしく過ごしていたのだけど。
先日抜糸に行ったら穴がまだ塞がっておらず、糸が汚れて化膿しているらしい。いやーん通りで痛いと思ったよ
ロキソニンを飲みすぎると効きが悪くなるとか胃が荒れるとか、色々考えて控えていたが
壮絶な処置(患部をガーゼでガシガシ拭いて糸をチョッキンして引っ張る)を終えて自分にゴーサインを出す。痛いねん
下の歯、色々ものが詰まるなぁとは思っていた。右を抜いて、左で噛むのだけど食べ物は流れる。ずっと流動食というわけにもいかないからフツーにご飯作って食べれるものを食べていたのだけど
全然歯磨きじゃ取れない。かと言って強いブクブクうがいをすると血餅が取れてしまう
あ、血餅というのは穴の空いた歯茎を埋めてくれる血の塊なのだけど、前回左を抜いた時に見事に血餅が出来ずドライソケットになってしまっていた。
だから今回おそるおそる歯磨きも慎重にしていたら、汚れが取れなくて化膿しちゃったってことなのかなー
いや、心当たりはある。歯磨きはしょうがないにしても、前回ドライソケットになった時は明らかなる寝不足であった。子育ても落ち着いてきたところであったが、まだまだ夜は起こされていた。
今回は満を持して仕事が忙しくない時を選んだのに
夜ふかしをしてしまったあぁぁああ
ここ数日、子どもを寝かしつけた後ネットフリックスの映画を見まくってた。お盆だし
きっとそれで回復が遅れたんだな。だって前より歯磨きちゃんとやってるし、ベロで患部を触らないように細心の注意をしたし。もはやうがいはドライソケット気味だねと言われてからはガンガンやってるけど
ドライソケットを経験した者ならあの地味な痛さはもうごめんだと思い同じ過ちは繰り返さない。
あとはねぇ、もう歳ですよ。
前に抜いたのが2年以上前なのだ。その時だって体力の衰えを感じていたのに、さらに2年も年を重ねれば回復力は落ちてしまっていてもしょうがない。
出産の痛みに比べれば、とかよく言うけどさそれとこれとは話は別よ。痛いものは痛いのさ
だからね、10歳下の妹には言ったのだ。
「親知らずだけは早く抜いておけ!」
妹は「?」という顔をしていたが、時を戻せるのなら、独身時代の何にも考慮しなくていい、自分と仕事の兼ね合いだけ考えて歯を抜けたあの頃に戻りたい。
というか、早く回復して美味しいものを食べれるあの頃に戻りたい。
早く歯茎がモリモリになる若い頃に戻りたい。
若い頃にやっとけ、と言うのにそういえば出産もある。若いうちの方が回復が早いとか、子どもと遊ぶ体力があるからとか。確かに抱っこしたり夜中に起こされて何度もミルクあげるというのは相当に体力が必要なことが予想される。
だけどどうかな。それは若いうちだったら確かに体力はあったかもしれないけれど、こんなに打ち込めていたかはわからないなぁ。
自分のこともままならない20代で、さらに子どものことがドーンときたら私はキャパオーバーだったかもしれない。そう言う意味では来るべき時にきてくれた我が子たちは、ナイスタイミングだったのだ。
親知らずのような一時のようなものではなく、生まれたらその瞬間から一生やめられない子育て。
こっちは逆に若すぎる時より「やりきった」今だからできることだと思うわけだ。それにしたって親知らずは抜いておけばこんな思いはしなかったのに、と自分が恨めしい今日この頃。

痛いと思いながら過ごしていたら、ネットでこんなものを発見。
ようするに、歯の隙間にはいった食べ物をこの注射器でぴゅーっと取るのだ。レビューは良かったのだけどどんなかしらと思ってたら
これが!
私のストレスを軽減させてくれている。歯ブラシで取れなかったのが取れる取れる
ま、絵面として美しくないので載せませんがゴッソリいきます
しばしこれで穴のゴミ取りをしよう