くらし

実家の片付けはカオス。早めの断捨離を推奨

投稿日:2022年3月9日 更新日:

緩和ケア病棟に無事転院した母。となると、実家に戻ることはもうない。かれこれ1年間、賃貸である実家から我が家の近くへ引っ越しを促し、さまざまな物件を打診してきた。

しかし、ここは狭いここは保育園のそばだから送迎を任されそうでイヤ、ここは坂だからここはマンションじゃないからと一通りのいちゃもんをつけて引っ越しを拒否。

今となっては1年前のあの物件に無理矢理にでも引っ越していたら、今ごろ家で過ごすことができたのではないかと思うことばかりである。

それはさておき。

実家の片付けはもはや現場の解体作業

とにかく、実家を解体することになった。なぜ「片付け」と言わないかといえば、それはもはや片付けの範疇を超え、さながら工事現場の解体作業を思わせるものなのだった。(現在進行中)

一緒に暮らしていた妹の物に、母の物、加えて10年近く前に出てった私の物に20年近く前に出てった姉の物。

それを収納していた作り付けのでっかい棚。手作りの棚!!それをひたすら電動ドリルドライバーで解体!解体!!その板を5枚1セットにまとめて粗大ゴミへ。そんなのを6時間くらいやった。もう腰が死ぬ。

さらに解体した棚から思い出の品の出ること出ること。写真なんて一枚ずつ見てたらそれだけで日が暮れるし、なんなら成績表とか学年で何番だったテストとかが出てきてビックリ。そんなもの取っといてあったのねー

七五三の写真のちゃんとしたやつとか、卒業式とか成人式とか、そういうのどうしようねぇ、と途方に暮れる。捨てちゃえばいいのだけど捨てにくいわー

ようわからん保証書とか、いつの?っていうミシンとか、ずーっと着てない肩パットの入ったワンピースとか。こういうもののために家賃を払っていたのだねと悲しくなる。お雛様は前回の時に思い切って捨てた。

今回悩みどころは、我々三姉妹がそれぞれの成人式で着た着物。母のものを着たのだった。「この着物は帯が百万もするのよ」と着る時は汚さないように細心の注意で着させられ、確かに物はいいけど丈が短くてこれからの若者にはちょっと合わない。

我が家は男児2人の家だし、受け継ぐわけにもいかないしなぁ。従姉妹の娘さんたちもそれぞれ買うだろうし。捨てるのも気がひけるのでとりあえずステイ。なーんてやってると、バスバス捨てる手が止まるわけだ。

新品のブーツも出てきて。

履けたら欲しい!って思ったけど入らず。そんなことしてたら作業止まるっちゅうねん!

我が家の姉は本当に段取りがうまくて、こういうところでもちゃっちゃと解体の手順を指示してくれる。(まぁ元々大工と一緒に働いてたからね)

きっと私と妹だったら1年くらいかかるであろう仕分けと解体作業を、姉の指揮により6時間でなんとなく終わりが見えるところまできたのだった。とにかくまだ続いているけど、道半ばで思う事がある。

貧乏な家はものが多い

我が家は貧乏だったので、これは自信を持って言えることなのだが。

「貧乏な家はものが多い」

なんか、フツー逆やんと思うけれど。きっと物に執着してしまうのだな、と思った。本当に大事なのは、くつろげるスペースなのに、そこにわざわざいらんものを置いてスペースを減らすという愚行。くっ

お金持ちの家をたくさん知っているわけじゃないが、少なくとも床はバーンと見えてるよね。床が見えるからこそルンバを稼働できるんだよね。うん

これはすぐさまわが家に反映して、断捨離を遂行したいところなのだけど、連日の片付けやら面談やらで帰っても家の中を片付けようという気力が湧かない。もう夕飯すら作りたくなーい

ただ、これからものを買うときは、買ったら一つ捨てる。そして何より無駄なものは買わない。家の中を広く使おうよ、と思うのだった。

年寄りはものを捨てない

そしてもう一つ思うのは

「年寄りはものを捨てない」

私も昭和生まれの端くれだけど、母世代はもったいないとかまだ使えるとか言ってものを捨てない。そのくせ買う。どう考えても足し算しかないのだからもの増えるわな。だから、誰かが捨ててやらにゃーいかんのだ。

家を出てってしまったのでその権利はないと思うかもしれないけれど、無駄にあふれたものが倒れてきたり、うちの母のように抗がん剤治療の影響で痺れがあったりして、つまづいてしまうこともあるだろうし、何より地震が起こった時危ないわけで。

まぁどんな理由でもいいから、年に一回くらいは親を想うフリをして、異常に増えてしまっているものとか、明らかにいらんだろう、と思うものは捨てちゃった方がいいと思う。結果的に今あるものを大切にできるし、ケガなく快適に過ごせる。

それでも親は怒るだろう。自分達が汗水垂らして働いたお金で買ったものだし、それぞれの思い出がつまっているし、出ていったあなたに勝手に捨てられてはたまらない。

そんな時は私の話をしてほしい。そう言って、急に病気になって家を自分で片付けられなくなったらどうする?その時にこれだけは取っておいてほしいというものがあるのならわかるけど全部は持っていけないよ。

というか、死んだら物は持っていけないんだよ。思いではものではなくその人の心の中に残るんだよ。一つ、思入れのある品物があるだけで十分すぎるほど十分なんだよ、と。

そして、残された人たちが片付けするの、めっちゃ大変なんだよーーーー!!

私はまだ30代で、こういうことする体力が元々めっちゃあるからいいけれど、あと20年ぐらい経ってこれやれって言われたらマジで業者呼んで全捨てでお願いします!ってやってただろうな。金で解決してただろうなー

そうならないうちに、せめて実家にある自分のものだけでも処分するのである。今回の教訓として粗大ゴミはタイムラグがある。ゆえに計画的に!さぁみんな断捨離頑張ろう。



-くらし

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