一歳半健診、全然無事じゃないけど終了。一応身体的には、身長体重どちらも平均ど真ん中。言葉はまだまだ発しないけど、大人の言ってることはなんとなくわかっているのでよし。
というか、やはりぴっぴの時と違って「兄の存在」が彼に与える影響が大きいように思う。
そもそも生まれた時から絶対的な「兄」の存在は無視しようがなく。ある時は可愛がられ、ある時はいじめられ、そんな中逞しく育ってきた。
兄弟の中欲しいものを勝ち取る握力と、主張をしないと自分のものにならないので「強い意志」と「大きな声」(これは私譲りか)
そして命に直結するからか、よく食べる。食べれるうちに食べとこ!取られる前に食べとこ!みたいなハングリー精神を感じる。ぴっぴの時は歯が癒合歯というのもあって、親が食べるものをコントロールできていた。
でも2人目って無理ね。4歳の子が食べている横でダメ!と言い続けられない親の意志の弱さ。そしてあげてしまってから後悔。もうお菓子もデザートも解禁しまくっている。一歳半でケーキをあげてしまうことになるとは…。
それでもあげてしまうのは、ある種の脅しをぴーすけから受けているからである。
子ども用の椅子に座らせて、我々はダイニングテーブルでご飯を食べるのだけど、大人が食べているものを見かけると、まず声で威嚇。
「キェーー」
「はいはい、これが食べたいのね。でもぴーすけにはちょっと早いからだめよ。」
すると、今度は嘘泣き。 1
「うぇーん」
「泣いてもダメよ。てか、それ嘘泣きでしょ」
そうやって親が相手にしないと、子ども用椅子のシートベルトを巧みに潜り抜け、立ち上がり、かた足を椅子から出すのだ。
そして
「うぁあー(いいのか?俺はこのまま落ちちゃうぞ?その食べ物くれないと落ちちゃうんだぞ?)」
と、自らの体を人質にして、食べ物を要求するのだ。恐ろしい子!!
カーチャンはテロリストには屈しないのでそういう脅しには徹さないのがモットーだけど、こりゃ先が不安になる知恵の使い方だなぁと思う。
大概ものをあげてしまう時は、可愛く「ちょーだい」としてくる時なのだけど、手をかえ品を変え自分の要求を通そうとする強かさを備えた次男である。
それでも、親としてはぴっぴの時より手をかけてあげていない罪悪感というか不全感が「物をあげる」という行為で帳消しにしてしまおうという安易な行動に結びつくのだった。
そういえばコロナの影響もあって外出も前ほど減ったが、それを言い訳にあんまりこの冬外に連れて行ってないな。風邪ひいてほしくないのもあるけど、マジで寒いのよ。ついていくのが。
それでもぴっぴを保育園に送って行った後はたいがい、その流れで帰りに公園か、一旦自転車を置いてからお散歩に繰り出す。今は何を見ても刺激になるのだから、どんどんいろんなところに連れて行ってあげたい。(希望)
久しぶりにこっころに連れて行ったら、本当に楽しそうに救急車とかパトカーのおもちゃであそんでいた。
こういう時も、ぴっぴはママーママーと私を連れ回すのだけど、ぴーすけは1人で黙々と遊ぶ。そして勝手に滑り台に登っていくのを慌てて追いかけるのだ。
ぴーすけもママ!とは言うのだけどね。兄に遠慮しているのだな。
それでも遠慮しないのは本。すごく本が好き。ぴっぴと図書館に行くと、しぜんにタッチシリーズをよく借りるけど、ぴーすけはこぐまちゃんシリーズか、ミッフィーなど。ビビットな色が好き。
あとノンタンにめちゃくちゃハマってる。本もNetflixも。ぴっぴが踏切動画を見ると、順番で今度はぴーすけのノンタンになるのだ。これもまた恐ろしいが、テレビが消えていると、リモコンを持ってきてつけろ、という。そしてまた嘘泣きのターンへ…
賢い我が子は将来どうなるのかしらね…