この1週間、ぴっぴとぴーすけと一日中家にいることが多かったので、夫の休みということもあり、ちょっと1人の時間を確保した。
さぁてどこに行こうかな。
でもでも色々やりたいことがあるから、しょうがねぇ今日はガストでWi-Fiにつなげてブログでも書いてくるか!とドリンクバーで粘ることにした。
朝のガストはそんなに人がいない。お年寄りと、同じく朝活しているパパさんと。
私も一人席で黙々と作業をしていた。
ほどなく隣にカップルが座った。若いカップルである。
別に聞く気は無いのだけど会話が聞こえてしまう距離である。
カップルが朝にガスト。別にいいではないか。
しかしながらね、男の子の方が敬語なのだよ。
カップルで朝ガストってなったら普通に朝ごはんでしょうよ。(何度もくどいな)
なんで敬語なんだよーどういう関係なんだよー
気になり始めると止まらないもので、モーニングセットが届いてからも、そのカップルの動向が気になって仕方がない。
さらには、女の子の方が相当にいい子で、せっせと男の子の世話を焼いている。どうやら男の子は二日酔い?
となるとあれかい?
緊急事態も明けて飲んでたら、男の子が飲みすぎちゃって女の子の家にベロベロで泊まってったとか?
それで次の日に我に返って正気になって申し訳なさから敬語だとか?
この二人の関係やいかに?!
小学校の頃の愛読書が「りぼん」だった私からすると、この二人のぎこちない会話、女の子の鷹揚な感じと、男の子の伺うような敬語の会話がもう恋の始まりにしか思えない。
「昨日は何をしていたんですか」なんて、そんなのも知らない関係性なのに朝ごはんご一緒しているんですか?!
ちょっと妄想してみる。
二人は見知らぬ男女。同じ居酒屋の隣のグループで飲んでいた。
トイレに立つ時、彼は隣で飲んでいる彼女に気がついていた。大きな声で笑う、笑顔が可愛い人。
彼はその日先輩の結婚発表でしこたま飲まされ、酔いを覚ますために公園で一服。
気がつくと、見知らぬ部屋で寝ていた。
「?!」
頭が割れるように痛い。昨日のことが途切れ途切れにしか思い出せない。
すると、彼女が台所から声をかけてきた
「おはよう、気がついた?何もないからガストに朝ごはん食べに行こっか」
これが、彼女との出会いだった。
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どうだろう。ありがちな少女漫画の出だしっぽい。
ま、結論からすると二人はちゃんと恋人同士で、酔っ払った彼氏がベロンベロンになって呼び出した感じだった。
車で迎えにきてくれて、朝になって我に返って申し訳なさすぎて敬語だったみたい。
彼氏の方は、彼女の懐の深さに改めて惚れなおしていたよう。
確かにそんな状態で夜中に電話して迎えに来てくれる彼女。しかも怒るでなく、体調を気遣っている。
ええ子やんな。
なんかそういう恋話みたいなのしばらく聞いてないからなー
ドキドキをありがとう