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くらし 子育て

ひとり国際教室

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日本人らしくない、とはよく言われるのだけど日本人らしいって一体なんだろう。自分では剣道三段弓道初段誰よりも日本人らしいと思ってきたけどそうでもないらしい。

確かに、海外の文化に興味はあった。英語が話せればかっこいいし、美味しいものなら国を構わず食べたいと思う。そんな私の海外旅行デビューは大学4年。余った奨学金を元手にフランスへ行った。

韓国、ドイツ、ハンガリー、チェコ、オーストリア、ニュージーランド、アメリカ、新婚旅行でイタリアとバチカン市国に行った。姉と韓国に行った話は鉄板で笑いが取れる。

そんなこともあってか、日本に暮らす外国の人(特に子連れのママ)には声をかける。自分が旅行をしていた時、やっぱり話しかけられると嬉しかったから。何より海外から来て日本で子育てするとか大変すぎるやん!という思いがある。

同じ団地にインド人のママがいた。下の公園でぴっぴを遊ばせてると、同じくらいの男の子を遊ばせていたのだ。最初はあいさつ程度、また会ったねというところで勇気を出して英語で話しかけてみた。すると、めっちゃ早口の英語だけど気が合って、しかもわたしと歳が同じで、同じフロアに住んでいることがわかり意気投合した。

いやーインド人の友達。文化も言葉も違う。食べてるものも、大事にしていることも違うだろう。だけど、1歳も後半イヤイヤ期に差し掛かろうとしている子どもの悩みは全世界共通なのであった。何を言ってもやだと言う、泣きかたが激しくてこっちも泣きたい、なかなか食べてくれない。こんな悩みを生まれた時から友達のママ友には愚痴っていたが、インド人の彼女Mちゃんは結構一人で抱えていたのだった。

インド人同士のコミュニティもあるようだが、案外シビアというか利用されたり親身になってもらえなかったりとあまりいい思いをしなかったらしい。確かにインド人という定型のイメージとは違うMちゃん。すんごい時間きっちりだし、気遣い細やかすぎる!日本人?と聞きたくなってしまう。

そんな彼女を励ますようで励まされ、時々お互いの家で遊ばせたり、熱々のチャパティとかパラタを持ってきてくれたり。こっちも負けじとインド人に日本のバーモンドカレーをお見舞いした。これが子どもに大ウケで、料理上手なMちゃんの作るカレーより日本のカレールーが勝った瞬間を目の当たりにしたのだった。

一方でセンシティブな彼女の子どもは、初めての場所ではなかなかなれず、一人で外出するのも大変であった。一緒にコナミのスイミングスクールに通ってみたが、毎度泣く我が子にこちらが泣きたいと言わんばかりであった。また、日本に住むと英語を聞く機会が少なく、彼女の子はなかなか言葉を話さなかった。体も小さく発育が遅れ気味の我が子に、異国の地で一生懸命料理をする彼女が健気で、できることなら助けになれるよう声をかけ続けたのだった。

わざわざ遊ぶ約束をしなくても、気軽に遊べる友達。それでいてとても深いところでわかろうとしてくれる思いやりのある人だったから、インドに帰るという日にはお互い大号泣であった。でも、彼女の存在がますます私から「外国のお母さん」の大変さをよりリアルに教えてくれ、日本人以上に親切にしようと思ったのであった。

今、仲良しのママ友が県外に引っ越し、コロナが流行し、1番仲が良いのはタイ人のママ友である。Mちゃんとは違って旦那さんは日本人だけど、それこそ完全アウェーだ。しかし、嫁姑問題は我が家の数百倍大変そう(うちの姑は神様のように優しいから)だし、子どもがなかなか日本語を話さない悩みはハーフの子ならではなのかなぁとも思う。かといってタイ語を全く話さなくなったら、タイのおじいちゃんおばちゃんと話せなくなってしまうし。

私より年上の彼女も、笑うとチャーミングで思いやりのある人だ。同じ3歳の子どものオムツ取れない問題や、ご飯よりもおやつを食べてしまって困ってる問題について話が盛り上がる。何人、と言うよりもそう言う話で盛り上がれる人は関係なく仲良くなれるのだなぁと思っていた。このコロナの時期にそうやって息抜きにくだらない話やちょっとお茶できる友達がいるのは本当にありがたいのだった。

そんな彼女の子どもも、3歳になりこの4月から幼稚園へ。そうなったら我が家で国際教室よろしく日本語の勉強をしようと約束していた最中、母が病気と分かりてんやわんやであった。

2週間ぶりにご飯を一緒に食べて、ちょっとここ最近の忙しく大変であった話(幼稚園で大号泣して離れないこととか)をお互いする中で、母の話をしたら、彼女の方から

「ぴーすけは私がみててあげるから任せて!」

と胸に手を当ててドーンと言ってきてくれた。手術以降、ねーちゃんが仕事の日はぴーすけをどうしようか考えていたので(子どもはお見舞いには行けないので)その言葉にホッとしてしまった。

もちろん、いろんなところに登録したり、姉や妹にも仕事を休んでもらうつもりであったが、万が一、まさかのときに1番近くに住んでいる彼女がそう言ってくれることがどれだけありがたいか。

「ありがとう、じゃあ何かあったら電話していい?」

「オッケー24hour ひまだから!」

それはないし大丈夫だよ!母の病気で改めて思うのは、いろんな人の支えで今があるのだということ。病気になってはじめて自分のまわりにこんなにもあたたかい人たちがいるということが、わかっていた気でいたけどわかりすぎるくらいわかった。(ややこしい)

さぁ今週もがんばるぞー!

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