子育て

2歳の子どもは鼻に入れる

投稿日:2020年12月12日 更新日:

家にいると本当に遊びのバリエーションの少なさに嘆く。

今でこそ保育園に通って日中は体を動かして遊んでいるけれど、ぴっぴ(長男)が2歳だったころ、晴れの日は公園に行くとして、雨の日は大変であった。

結果すぐテレビ頼り(YouTube)になってしまうのだけど、来客があるとちょっと気が逸れる。

近くに住んでいる姉が、体調に気遣いながら時々訪問してくれる。

そしてこの日は新たなおもちゃを持ってきてくれたのだった。

それが、100円ショップなどで売っている食べ物の形の消しゴムだった。

家の掃除をしていたらでてきたらしく、まあいらないものは我が家に溜まっていくのだけど、捨てる前にぴっぴに見せたら思いの外気に入っていた。

昔からぴっぴはおままごとが好きで、これは男女問わずこの年頃の子たちは言えることなのだろう。

2歳の誕生日にうちの母がブックオフで仕入れてきたポーネルンドのキッチンセットはかなりヒットしたのだけど、いかんせんキッチンしかない。

フライパンも、食器も、食材もないのだ。

買ってあげればいいのだけれど、買えば買うほどものが増えて、引っ越したとはいえおもちゃに家を占領されるのは、と躊躇していた。

飽きないようなら買おうと思いながらこの新型コロナ。買いに行く日はいつになるやら。

というわけで、ぴっぴは健気にも家にある積み木を「これはチーズ(黄色い立方体)」「これはお肉(赤い直方体)」などど見たてて遊んでいたのだ。

そんなところにやってきた、やたらリアルなクレープ、イチゴタルト、マカロンの三種類。ピッピの目が輝く。

そしてこれは遊んだことのある人ならご存知だろうが、いくつかのパーツに分かれていて、分解することができる。

さすがに赤ちゃんの時はあげたくないけど、もはや窒息することはない(であろう)2歳児。

本物そっくりの精巧な作りに感動しながら、器用に手先を動かして分解する楽しさも味わっていた。

100円でこんなにたのしめるなんて、なんてコスパのいい子どもだろう、と毎度思うわけだが、悲劇は起こる。

引っ越してしまった友人とLINEでテレビ電話をしていた最中、最初は画面に夢中になって話しかけていたのに、いつのまにかいなくなったぴっぴ。

そしてちょっと目を離した隙に鼻にクレープのパーツの一部である「いちご」を入れていたのだ!

一瞬目を疑う母。

お前の鼻の穴はそんなに大きかった?

ちょっと奥の方まで入ってしまったのだ。

フン、とは出来ない2歳児は事の重大さをしらずに「ママーお鼻にはいっちゃったーハハハ」

ハハハじゃねぇ!(泣)

幸い先の尖っていないピンセットでそうっと取り出して難なく通常モードに戻った。あ、焦った…。

2つ上の私のいとこが鼻にビー玉を入れて取れなくなったという話を、30を超えた今でもされるのだから、

子どもってそんなもんだと思ってたけど、2歳でそれをやるとはやはりまだまだ小さいものには気をつけないといけないと思った。

ましてぴーすけ(次男)が生まれてますます小さいものが心配だなー

そしてうちの息子はApple Pencilのキャップを今日も狙ってる。絶対に鼻には入れさせねぇ!!



-子育て

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

She is getting by.

英語は喋れた方がいいに決まっている。そりゃそうだけど、日本に住んでたら使うことがほとんどない。だけど、私は定期的に英語を使わなければならない時がある。それがモニカからのメールだ。 モニカは同じ団地の同 …

no image

職場復帰への不安

今日は日曜日。平日はいろんなルーティーンがあるから大変。でもわがやは日曜日の方が大変。 なぜなら日曜には保育園がないから。 2歳児と、4ヶ月の男児2人のあっちゃこっちゃで泣いたり要求されたりするのをこ …

ママ友の作り方が知りたい

このコロナ禍で、なかなかコミュニケーションが取りづらい中 どうやったらママ友ができるのか、と相談されたことがある。 なんで相談されたかというと、昔から友達だけは多い。どれくらい多いかというと、友達が多 …

ぴっぴ2歳2ヶ月(過去記事)

現在3歳のぴっぴ(長男)が2歳2ヶ月だった頃の話をリライトしてます。 ぴっぴ2歳1ヶ月(過去記事) 2歳になり、「何歳なの?」と聞くと「にしゃいよ~」と答えてくれるようになったぴっぴ(息子) 手先が起 …

しまじろうコンサートはなかなかの有名どころ

最近ハマっているといえば、ぴっぴがしまじろうにハマっている。 小さい頃によく広告が入っていて、小さな紙で色々遊ばせてもらったものだが、結局チャレンジには入会していない。 というかね、私自身がチャレンジ …