過去の記事をまとめていたら、なんだか本当に成長したんだなぁと実感。
特に2歳になるかならないかの頃、まだ言葉が出なくて「手が出てしまう」ことについて本当に悩んでいた。
家ではそんなこともないのだけど、お友達との距離感とかママを取られてしまうとかそういう感覚で手が出てしまっていた。
あのときはいろんな先輩ママやこっころの先生、イコットハウスの先生いろんな人に聞きまくっていた。
だけど、いまのぴっぴはとても穏やかである。
なんなら、砂場で小さい子が来ると自ら席を立つくらい攻撃性は落ち着いた。
それはおしゃべりができるようになって「さみしかった」とか「いやだった」とか「痛かった」とか自分の感情をきちんと話せるようになったからだと思う。
ある意味で時が解決してくれたし、そうなるようにたくさん声かけをしたのも事実。
そうやってもがいてもがいて3歳の今、彼ができるようになったことを書き留めておこう。
走るのが速くなり、体力も付き、毎日保育園でたっぷり遊んでくるぴっぴ。
最近のブームは「ドリブル」だそうだ。元バスケ部のパパは大喜び。その割に我が家にボールはなかったりして。
その分一生懸命保育園で先生に教わってくるそうだ。
下の子ぴーすけが5ヶ月になり、家族の一員として認める一方で、ママを奪った憎い奴という認識はいつまでも残りときどき意地悪をする。
頭ごなしに怒っても逆効果だろうから、「ぴっぴはいつもやさしいもんね。ありがとう」と、普段から言葉にしてそんな子になるように誘導している。
だからときどきぴーすけを踏んじゃった時にも、「ごめんね」が言えるようになってきた。
それどころか泣いていると「ぴーすけが泣いてるよ、抱っこしてあげたら?」とかお風呂から出ると「ぴーすけが寝てるかもしれないから小さい声でお話ししようね」と大人顔負けの配慮を見せることもある。
まだまだ揺れるお年頃。
なんで?どうして?と聞きまくってきていた質問に「なんでだろうねぇ」と返すと、「きっと 〜〜だからじゃない?」と言ってきたりいっちょまえに持論を展開する。
まだまだファンタジーを生きる3歳児だから、現実的な答えよりもちょっと擬人化してファンタジーで返す方が彼には心地よいみたい。
ぴっぴには将来とにかく我が家の一員としてお手伝いはしてもらいたいので、できる限り一緒にできる家事をやっている。
まずはお米を炊く時、米を炊飯器に入れる作業。
4合ジャーに入れたら私が水を入れ、ふたを閉めてスイッチを入れるのはぴっぴの仕事。やると怒られる。
お風呂の栓のボタンを押して、電源入れて、給湯ボタンを押すのもぴっぴの仕事。お風呂のふたはわたしがセット。
パパに行ってきますの時靴べらを渡してあげるのも、みかんをカバンのポケットに入れてあげるのもぴっぴの仕事。
庭のチューリップの球根に水をあげる。
そして、このあいだの誕生日にばあちゃんからエプロンをもらい、さっそくホットケーキ作りのお手伝い。
わたしが卵をコンコンとやってヒビをいれたら、割るのはぴっぴ。
牛乳とまぜて、ホットケーキミックスとまぜて、とても楽しそうだった。
この数日でやるようになったのはタオルをたたむ作業。
保育園に持っていく口拭き用のタオルを前まではクシャっとしてたけども、端と端をそろえるという技を体得しつつある。
そして誰に似たのだか掃除が大好きは彼は、コロコロをじゅうたんにかけてくれたり、お掃除ロボのために片付けをしてくれたりかいがいしく働く。
気が向くと、ぴーすけのオムツを持ってきてくれたり、ベビーカーを押すのを手伝ってくれたり優しさを発揮。
書き出してみると、めっちゃいい奴だな。
まぁ私が妊婦の時にいろいろとできないことをやってくれる優しさを利用してしまったのだけど、家事のできない男にはなってほしくない(特に料理)
昨日はパパがチャーハンを作ってくれたけど、そういう姿をどんどん見せて、当たり前の風景にしていきたいなぁ。
お勉強面は3歳という節目だけど考えていない。
われわれふたりは「勉強のできる賢い子だけど鼻持ちならない」くらいなら「あいつ、ほんとにアホだけどいい奴だよな」って言われることを目標にしているから。
でも、保育園に通うようになって先生にいろんなことを教わってぐんぐん吸収している姿を見ると、うちの子天才やなぁと親バカしている。
お風呂で1から30までずーっと数えていたらいつのまにか言えるようになっていたのだ。
そんな私には今目標があって、このノリで言い続けていたら「寿限無」言えるようになるのではないかということ。
勉強はできないけど寿限無だけは言える。なんかえーやん。
ということはその前にわたしが覚えなきゃいかんのよね。がんばろう