ぴーすけ(次男坊)が生まれて、日々お世話に明け暮れ、あっという間に1日が過ぎてしまうが
ぴっぴ(長男)の成長がめざましい。
思えば、2歳6ヶ月で下の子が生まれ、ママが入院したり保育園に通い始めたり人生の転機を迎えたぴっぴ。
下の子が産まれてやさぐれていたぴっぴの変化
当初は現実を受け止めきれず、荒ぶったり、あかちゃんがえりをしたり、弟をふみつけたり普段の彼とは違う一面を見せていた。
いわゆる魔の2歳児。
このところは弟への嫉妬も落ち着き、保育園の日常にもなれ、一段とパワーアップしている。
まず、おしゃべりがすごい。いつの間にかきちんと文章をしゃべるようになった。
今日は保育園で秋祭りがあったのだけど
「ぴっぴはー、かたいとうもころしを買ったの。」
「へぇーおいしかった?」
「ううん、これはね食べれないの!たくさん食べるとパパみたいになるの、そしたらおっきくなるの!」
文脈は意味不明だが、助詞を使って文章が成り立っている。
「ママー忘れ物ない?にもつがたくさんあると重いからねー気を付けてねー」
と、おっちょこちょいの母に代わって注意喚起してくれる。
「~しなね?」という言い方もついつい言ってしまう私の口癖を鏡のようにうつしだしているからこわい。
そんな大人ぶってるぴっぴもまだまだママには甘えたくて、お膝の上には乗りたい。だけどその前に
「今ぴーすけいないからお腹の上に乗ってもいーですかー?」と聞いてくれる。
お腹の大きかったときは乗れなかったから、嬉しい反面彼なりの配慮なのだろう。
そんなときはおもいっきり抱きしめてあげる。
手先も器用になり、ニューブロックで思わぬ大作を作ることも。何を作ってるか聞くと、ついこないだまでは「いちごの」何かだったのに、ピストルとか車とか作っている。
相変わらずお庭でシャボン玉をするのは好きだ。ゆっくりそーっと息を吐くとたくさん出てくることもわかり楽しんでいる。
体いっぱい使って公園で遊ばせる機会が少なくなってしまったけど、公園にいくと砂場でいつまでも遊んでいる。なにを作ってるか聞くと「アイスクリームです!チョコの味 」
チョコはまだ食べたことがないから想像なのだろう
科学的な質問攻めにママはたじたじ
外にいくと、必ず花を見つけて
「これはつぼみ?咲いたの?これは?」と質問攻めにあう。
つぼみが咲いて、しぼんで枯れてしまったの?どうして枯れてしまったの?お水をあげるとおいしいって言ってるの?どうして雨が降るの?
文系のママでは答えにくい話がもりだくさん。
まだ2歳児、ファンタジーの中で生きてるのだから、「お空が悲しいから泣くと雨が降るんだよ」なんていった日には「なんで悲しいの」と猛追される。しらんがな
そのくせ、「なぜ風が吹くの?」の質問に「気圧が高い方から低い方に向かって空気が移動するんだよ」と大真面目に答えたら無視された。(黙りこんだ)
なるほど、君はやりとりを楽しんでいるのね。
最近ぴっぴとの保育園の帰り道でブームなのは、信号が赤から青になる瞬間「えい!」と指差すこと。
ぴっぴは興奮気味に「なんで青になったのー?」と聞く。
前は順番だからよとか、みんなが安全に過ごすためだよとか言ってたけど
「ママは魔法使いだから」
でのりきっている。ファンタジーを生きる息子はいつまで信じてくれるかな。