わたしの妊娠が発覚した頃、「新型コロナ」という言葉はもうあっただろうか。
その年の年末に徐々に報道で数が増え始め、年明けの2020年1月には「密になる」ということに気を使っていたように思う。
そこで気になってくるのが、妊婦健診は不要不急の医療なのか。
先生に聞いたらギリギリ3週間はあけないで来てねとのことだった。本来2週間おきの間隔になってからである。
妊婦健診は不要不急のものなのか
32週からけいゆう病院での健診。
それまではまぁ歩いていける婦人科だったので、感染の不安も低かったけれど、けいゆう病院はみなとみらいだし、なにより総合病院である。遠いのと他にウイルスを持ってそうな人がいそうなのでやっぱり不安だった。
加えて体重増加も歯止めがかからないので、前日に家の回りをお散歩して歩数を稼ぐ。調子にのって階段のある道を選んで回ったら次の日は腰痛。やらかした
当初の予定通り、公共交通機関は使わず、タクシーでドアtoドアで行こうと思ってたから助かった…。
運転手さんの荒い運転にドキドキしながらけいゆうに着くと、そこは厳戒体制だった!
まずアルコール消毒。
そして熱を首ではかられて、問診票に記入
さらに渡航歴や家族にコロナがいないか問診票に記入し、ことあるごとにこの紙を受け付けにみせるのだ。
それくらいやってちょうどよい。
もちろん付き添いはなしの、面会&立ち会い出産はなしのままなので一人でゆっくり。他の妊婦さん達も同じように1人で待っている。
受付には透明のシールドが張ってあるけど、久しぶりに来たけいゆうでもこのぺらっぺらのシールドなのね、となんだか物不足を感じた。
ぴっぴの時とは違う先生。先生によって慎重度も違うね
エコーと、新しく担当になった先生の診察。
心配していた他の科の人と一緒になることもなく、産科は無菌だなぁと思いながら待った。
けいゆう病院は、産科に着くと自分で体重と血圧、そして尿検査もやる。
だからちょろまかそうと思えば体重も少なく書けるんだけど、まぁ思ったより増えてなくてホッとした。
我が家の体重計がちょっと重く表示されるのかしら…。
10時に受付をし、終わるまで13時までかかるとは踏んでいたが
診察の時点で12時オーバー。
そこからレントゲン、採血、そして無痛分娩のための麻酔教室の予約取り、さらに喘息の既往症が気になるようで、呼吸器内科の診療予約も取らなくてはで結局14時までかかってしまった。
総合病院にいる緊張感か、胃が圧迫されてか不思議と腹は減らず麦茶で乗りきったけど
家を出てから5時間経過して帰宅となった。
他の病院からけいゆう病院に戻って最初の健診だから覚悟はしてたけど
つかれた…家に帰ってからは安心からかバカ食いしてしまった。
先生は若い女性で、今まで見てもらっていた(いい意味で)適当&おじさんと違って
てきぱきとしたちょっと心配性な感じのする人だった
本当はこの時期に内科は受診したくないなーと思いつつ
妊娠中は喘息が悪化することもあるようで、その可能性を低くするためにまた来週けいゆう病院にいかにゃならんのだけど
「大丈夫大丈夫!」って適当に言われるより、このご時世安心した。
コロナと妊娠と喘息があいまって何が起こるかわからないし。
きっと診察の時にちゃーんとメモとる先生だからおしちゃうのよね時間。
経産婦の余裕を見せつつ、コロナ下ではすべてがイレギュラーなので緊張感は持ってたい。
2人目でも心配なのに、初産の妊婦産は大変だね
これが初産ならやっぱりちょっと心細いやね。
待合室では助産師さんに質問しまくりの妊婦さんもいて。
「大丈夫大丈夫!」って言ってあげたかったけど無責任な気がしてやめた。
会話ができないけれど、心の中では応援してるよ!
すべての妊婦さんが無事に出産できますように。