くらし 子育て

最後のもう一踏ん張り

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ぴっぴ(長男)の6歳の誕生日に、自転車を買った。

誕生日プレゼントとして本人が欲しがったとともに

わが家は車がないので、自転車に乗れるか乗れないかは死活問題である。

だから、「乗れるようにならなければならない」という必須の課題として自転車は半分強制的に存在しているのである

一方で、昨今のスパルタを敬遠する流れ、褒める育児なんて実践すると無理強いはできない

そんなジレンマの中でかれこれ2年近く、彼は自転車に乗ることができていない

これは、惜しい問題でもあるのだ

最初の頃は本人は自転車を購入してもらえたことに喜び、毎週末自転車に乗る練習を頑張った

そして、少しずつであるがバランスを取れるようになり、上達した

年齢が小さい方が体のバランスやコツが掴みやすいことや、恐怖心が小さいこともあるだろう

しかし、乗れるようになるためには少なからず「転ぶ」ことも必要なのである

転んで、失敗して、痛いけど、これを繰り返す中でできる

私が、剣道なんてスパルタの権化みたいな世界にいたからであろうか、ドMの理論が登場する

まぁでも最初から一発で「乗れました」なんていうのはやっぱり滅多にないだろう

でも、わが子はその痛いを乗り越える前に、自転車練習から遠ざかってしまった

そして、いつも「あと一歩頑張れば乗れるのに」というその一線を越えられず、「今日はもう終わりにする」というのを繰り返しているのだ

まぁわかるよ。君なりのタイミングがあるんだもんね。いつか乗れる日はくるさ

それがバタフライとか、サッカーのリフティングとかならいいんだけどさ

チャリはわが家の交通の足だから、乗れるようにならないと困るんだってばー

親の胆力が試されている。それもわかるが、つい体育会系の口調の強さ、「頑張れ!」と背中を押し倒す

一度や二度は転ぶもんだし、それを乗り越えなければ「乗れた」という結果も手に入らないんだよ!というのは

やはり時代にはそぐわないのだろうか。(というか、我が子には会わないのだろうか

「あともう一回!」を繰り返し

最後は泣かして、おしまいになりましたわい

私の課題ではないからね、頭の中では冷静なのだけど、もどかしいっ

職場の若い子が大して痛みを伴わないのに出来ない、ヒンジャクなことを言ってても「ソウダネーヨクガンバッテルネー」と言えるのだけど

わが子にはここで一歩踏み込まないと、得るものも得られないよと迫る

これが彼の人生にとって大事なことだと私は思うのだけど

振り返ったら「ママが自転車の練習の時怖かった」で一蹴されそう

その点パパの忍耐は誠に尊敬できる。グッと我慢して本人の力を信じて待つ。

あー、早く乗れるようになんないかなっ



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