2週間くらい前なのだけど、平日休みができたので国立科学博物館に行ってきた。通称「カハク」
私の小さい頃など行った記憶はないのだけど、10歳下の妹を連れて家族で行ったことを思い出した。
4歳児、どうかなーと思いつつ、最近「恐竜」にちょっとだけ興味を示しているので、なんでもキッカケづくりだ!と連れていくことにしたのだった。
さて、それでも時はコロナ禍。以前のようにフラッと行くわけにはいかないようだ。事前にネットで予約制。
これは平日ということもあり、かなりの余裕があった。
それでも子連れで東京進出というと、当日具合が悪くなったり電車の乗り継ぎが悪かったり、グズついたり。時間制限にドキドキしてしまうが、20分ほどの幅があり、多少の遅れは大丈夫そうだ。さらにキャンセルもネットでオッケー。お金がとられるわけではない
んじゃあ、まぁ気軽に行けたらで行ってみるかと決行。
10:40に予約し、朝のラッシュを考慮して、9:00以降の電車で行くよう設定。かつ、東海道線で上野はかなりの混雑が予想されたので、京浜東北線でゆるゆると出かけることにした。
それでも適度に混雑の車内。ぴっぴ&私のペアとぴーすけベビーカーと夫に分かれてたまたま空いた席に座って上野を目指す。
いくら電車が好きな我が子たちでもなかなかの乗車時間である。「まだ?ねぇまだ?」との問いかけを15分経ったところから毎度聞かれるのだけど、踏切を見つけたり、蒲田行進曲を聴いたりしてやり過ごす。
やっとこ着いた上野駅は、以前と違う様子!まず公園口の出口がズレている!こんな工事してたんだね
改札を出ると、たくさんの人でにぎわっていた
さすが東京やねーなんて、おのぼりさん全開で周りを見回す
国立科学博物館どっちだったかしら、と(夫も子どもたちも初めて)うろうろしながら到着。出入り口でネットで予約しておいた画面を見せてから入場。入り口でチケットを購入。
ベビーカーはそのまま使ってもいいのだけど、歴史的な建造物を博物館にしているので基本階段。コロナでエレベーターの使用も自粛してほしい旨書いてあったので、ぴーすけにも頑張って歩いてもらうことに。
まずは日本館から攻める。上の階から降りてくる
ベビーカー置き場が日本館なので、まずは日本館から攻める。子どもたちの目を引くのは巨大な振り子。下で見てからエレベーターで一気に上に上がって上から眺める。
振り子を覗き込むのは危険だが、こんな高さから釣ってたんだねーと興味津々になる。理屈はわからんが、興味を持ったようだ。
上からどんどん部屋を見ていくのだが、化石には興味を示していた。大人が見ても面白いのだけど、子どもはきっとその大きさとか「骨?」みたいなところにポイントが置かれる。アンモナイトとか喜んでたな
どんどん降りていくと、時代ごとの人形が置いてあるブースがあるのだけど、かなりリアルなのと、縄文のあたり裸でやりとりをしている人形を見て「ママ、裸だよー!!」と盛り上がっていた。子どもらしい。
ポケモンの化石博みたいなのも開かれていたけれど、さほど興味を示さず、スルー。
40分ほど色々見て、お腹も空いてきた。早めだけど、レストランでお昼にしよう。
なんせ我が家の朝ごはんは基本6:30。お腹はいつでも空いている。
ところがどっこい、平日にも関わらずレストランが混んでいる!そう、どこぞの学校の学習と小さな子連れで賑わっていたのだった。
仕方なく順番を登録し、ケータイにお知らせしてもらう設定に。その間、レストランと同じ建物にある地球館を見に行くことにした。
個人的には地球館の方が面白い!ってことを忘れていた
そういうわけで、時間を潰しがてら地球館を除いたのだけど、こちらの方が建物も新しいこともあって広いスペースに工夫されて展示されている。展示されているものそのものに興味を示していたし、光や音の刺激がたっぷりであった。
そういえば20年ほど前妹を連れてきた時も、「なんだよ、日本館よりこっちの方が面白いじゃん」って思ってたことを思い出した。学習してない。
そういうわけで呼ばれるまでの30分ほど1階で楽しみ、あっという間にお昼になった。
レストランのメニューは企画展メニューと通常メニューあるようだが、はっきり言って良心的な価格設定である。よくある観光地価格ではなく、そこは国立なのかと思うフツーの設定。ま、企画展モノは確かに1,500円くらいはしたけど
サラダにメインにデザートに飲み物もついて、このボリューム。肉がめっちゃ柔らかくて美味かったー
ほとんどぴっぴとぴーすけに食べられたけれどもw
ぴっぴとぴーすけもスパゲティーミートソースという定番を食べ、何より席がとてもいいところで。
とても嬉しそうであった。ただね、レストランの場所が半端な場所なので、エレベーターで上がってレストランの中を突っ切るか、階段をベビーカー持って上がるという…それだけがマイナス
後半は地球館である。先ほどの一階は見たというていで、上からまた攻める。ここではベビーカーに乗せたままエレベーターである。
面白いのはたくさんの動物たちの剥製が見れるブース
本物の大きさを、動物園よりちゃんと見れる。動物の生態を教えてくれるタッチパネルの画面などもあり、ぴっぴなんかは色々触っていた。ぴーすけもわかっているのか「ニャーニャー!」と連発。
そして本来なら子どもたちが楽しめそうな体験学習ゾーンがあったのだけど
アスレチックなど中止、ここは素通りするだけであった。ま、コロナがおさまってこの子達がもう少し大きくなったらまたきてもいいかもしれない。
ここで2人の子どもたちは飽きてくる。地下3階まであるからどんなもんか除いたけど、ここはノーベル賞を受賞した人たちの実績などを紹介するところで難しい!やはり「化学」は目に見えないものが多いからなぁ。
あんまり欲張ってもね、とここで終了。帰りに夫の誕生日プレゼントを買いに行くつもりだったので、歩いてもらう余力を残して帰路へと向かったのだった。
科学博物館はまだ早いかな?でも3時間いたな
当初、夫と話していたのは「俺はこういうの全然興味ない子どもだったけど、ぴっぴはもしかしたら好きかもしれないから一回連れてってみよう」ということになったのだった。
30分でも持てばいい方だよね、ダメだったらお隣の上野動物園でパンダでも見ようよ!と話していた。ただ、お天気良すぎて外は嫌だわぁ、と思っていたので中で過ごしてくれて親としては助かったのだけど。
動物園が好きなのは知っている。まだ早いとも思う。理系男子にしたいとかそういう意図はないけど、興味の幅を知るためには良かったかなーなんて思う。
本人に感想聞いたら、「遠いからもう行きたくない」
本当は近くの公園で遊ぶのでよかったのよねー。それは、平日パパに連れてってもらいなされ
まぁ親のエゴですが、新しいところへ連れていくといろんな反応を見れるのが嬉しいんだよね。
これからの季節、外は正直しんどいのでこういう室内系パビリオンはめちゃ助かる。今度はどこに行こかな