うち母はかなりトリッキーだが、うってかわってお姑さんは神様のように優しい。
今年の結婚記念日に、「どこにも出かけれないから」と、食品カタログを贈ってくれたのだった。
というのも、義実家は夫婦仲がよく、結婚記念日は2人で美味しいものを食べてお祝いしているようで。羨ましい限り。
我々もそれに倣って(?)お義父さんお義母さんに子どもを預けて、結婚記念日に2人で外食に行ったこともあったくらいで。
結婚記念日を大切にする夫婦からの、なんて粋なプレゼント。
そんな食品カタログで夫が選んだのは当然のように肉。しかもブランド牛肉食べ比べセットだったのだった!
宮崎牛、神戸牛、近江牛、松阪牛、米沢牛、仙台牛
NBAのオールスター選手勢ぞろい、といった感じである。
ちなみにNBA選手であったコービーブライアントのコービーはコーベビーフ(神戸牛)からきてるらしい。コーベビーフ、コーベビーフ…コービーフ…コービー…ふぅん。
それはさておき。みたこともない高級ステーキ肉が一挙にわが家に集結したわけで
もったいないけど、「食べ比べなんだから全部食べよう」と500グラム強の肉を全部焼いて食べることになった。
そうなると、いちいちフライパンで焼いて持ってくのも煩わしい。ホットプレートで焼いて1個ずつ感想を言い合うイベントが開催された
ぴっぴには厳重に触らぬよう注意し、興奮するぴーすけを制止し、いざ240℃で焼くこと1分10秒
ひっくり返して20秒。ぴっぴと「いーち、にー、さーん」と数えた。ぴっぴはさらにしっかり焼いて食べた肉の美味しいことー
肉と言えば焼き肉を食べに行くという概念が一掃されて、ちょっとガマンして良い肉を家で焼くのもいいなぁと思ったのだった
そこで今回焼いた肉、いったいどこの肉やねんと調べることに。
宮崎牛→宮崎県、神戸牛→兵庫県、近江牛→滋賀県、松阪牛→三重県、米沢牛→山形県、仙台牛→宮城県
なのね。
これだけいろいろあると悩む。というか、買える値段なのか気になるところで
特産品といえばアンテナショップだろうと行き着いたのであった。
アンテナショップが大好きで、コロナの前は有楽町をはじめ、東京周辺のアンテナショップ巡りもよくやってたなぁ。
有楽町の北海道アンテナショップではソフトクリームを絶対食べるし、表参道の新潟アンテナショップでは笹だんご買ってったっけ。品川の秋田のアンテナショップは人がいなくてお昼ご飯にちょうどよかった。
でも、肉を買うという発想はなくてたいていお菓子や乾き物だった。各県のアンテナショップのホームページを見ると、なかなかにそれぞれの特色があって面白い。
米沢牛は自分の中ではNo. 1
見やすさナンバーワンは山形のおいしい山形プラザであろうか。
自分の中では米沢牛が1番美味しかったので、ちょっと覗いてみるつもりが、あれよあれよとリンクに誘導され、いつの間にかキャンペーンに応募するながれに。恐るべし構成である。
山形は物産展で仕事をしていたときに、お菓子屋さんで店に入っていたので思いれも強い。さくらんぼに芋煮に米沢牛。美味しいものばかりである。
王道は松阪牛
夫はやはり王道の松阪牛がいいという。ちなみに阪は「坂」にあらずだそうで。
三重県のアンテナショップ三重テラスを覗いてみた。トップ画面は美しいのだが、肝心の物販が少ない!とうとう松阪牛には辿り着かなかった。きっとこんなアンテナショップを介さずとも、全国ブランドである松阪牛は買われるのであろう。
三重は伊勢海老とか真珠とか美しいものたくさんあるよね。物販というよりは旅行に行きたい感じである。
脂が乗ってた仙台牛
1番脂が乗っていた仙台牛。宮城ふるさとアンテナショップも伊達政宗を前面に押し出している。
あっという間に物産の食材王国宮城のページに。しっかり宮城牛のリンクに飛んだ。しかもうらやましいことに、宮城の県庁では宮城牛の物販してるとか!いいな!
ただ、宮城県は夫の親戚が住んでいるので比較的よく行くところ。今度行ったときに買えばいいか、とHPの巧みさに反して購買意欲は下がってしまった。もちろん、行く度にずんだシェイクは飲むし、牛タン食べるし、萩の月も大好きだけども。またの機会にさせてもらおう。
赤身が美味しかった近江牛
近江牛は比較的赤身の強い印象であった。ゆえに「肉食べてるぜ!」という印象が強くて記憶に残っている。
だが、滋賀のアンテナショップここ滋賀から、食材のリンクページに飛ぶと、近江牛の良さは霜降りにあるらしい。あれ、部位によるのかな、思いちがいかな。いずれにしても、アンテナショップには近江牛を置いてないし、リンクにネットで買えるようなページはなかった。
一方で産地のレポートやレシピ集などはあるし、神奈川県で滋賀のものが買える紹介はあった。このあたりグイグイこない滋賀の慎ましさが勿体ない。
アンテナショップが買いやすそう宮崎牛
そして旦那が松阪牛の次点に選んだのが宮崎牛であった。宮崎牛って有名なんだなぁと無知な私は興味津々。そもそも九州が数えるくらいしか行ったことない。そんな宮崎のアンテナショップ宮崎KONNE
このネット販売は非常に見やすく、しかも値段が手頃なものが多いので、ついポチッと押しまくるところであった。ヤフーショッピングと連動していて、なおかつ宮崎県産品消費応援クーポンなるものがあって。
宮崎、失礼ながら田舎のイメージがあったが、販売戦略はなかなかにネットを駆使していて素晴らしい。宮崎物産館KONNE
品が良すぎて押しの弱い神戸牛
最後は神戸牛の兵庫県。兵庫わくわく館はスッキリ見やすいのだけど、アンテナショップそのものでは物産をあまり売ってなくて、ヤフーショッピングの方に飛ぶのですね。兵庫の特産品カテゴリーで紹介されているのだけど、肉少ない!
神戸牛も有名だけど、兵庫ってお菓子とかお酒とか他も有名だからなぁ。就職活動の時に灘の酒蔵まわったのを思い出しました。ヤフーショッピングに飛ぶものの、買いやすさで言えば宮崎の勝利。
そんなわけで、大して暇じゃないのだけど、アンテナショップ愛に任せてつらつらと書き連ねてしまいました。個人的には、銀座にある長野のアンテナショップが思い出深く、コロナが明けたら行きたいな、なんて思います。
途中からお気づきでしょうが、リンクの貼り方がわかって大いに練習になったなぁ