この三連休は怒涛の忙しさであった。
まず、季節でいえば七五三である。全然信仰心のない我が家では、とにかく長男にそうしたように、次男にも着物で記念写真を撮ることになった。
ただ、長男と違ってなかなかじっとしていられない次男。着物を着せて撮影するまで、はたまた撮影中もご機嫌を損ねずにベストショットを撮るのに苦労した。モンテファーレ、ありがとう。
それから家でお祝いをし、日曜はダラダラ過ごしたのち、大宮へ
鉄博を満喫するために前のりしたのである。
月曜は鉄博に6時間滞在し、遊び尽くして帰ってきた。なんというか、仕事するより断然疲れる三日間である。
さて、こういう日の翌日は次男が「保育園に行きたくない」と言いがちである。
これは夏休みや、年末年始など他の長期休暇の時にもよくあるのだけど、楽しかった休日から保育園の反動が耐えられない故の発言である
一応断っておくが、保育園も十分に楽しいのである。友達と遊んだり、休日の楽しかった話を共有したり
しかし、朝は調子がそうはいかない。行ってしまえば楽しいのがわかっているものの、足が向かないのである
そして、今朝も例外なくその調子であった。「行きたくない」から始まり、先生に引き渡しするところまでぐずぐずであった
一方の長男は、小学校一年生の夏休み明けはそういうこともあったものの、分別もあり「そういうこと」という理解もずいぶん物分かりがいい
ママに苦労かけまいと思っているが故に次男である弟にきつい物言いになることも母は十分承知している
でも、自分の負の感情はあまり表に出すことなく、(まぁ純粋に友達に会えるから楽しいのだろうが)普通に学校に出発するのであった
しかしだね、昨日の夜は違った
鉄博から電車に揺られ1時間。家に帰って風呂入ってあとは寝るだけ、という状況で
弟と二人寝床へ入った。最近は二人で寝られるようになってきて、手が離れ、ちょっと楽させてもらってるなぁと思っている矢先である
最初はシクシクと、そして今度は嗚咽まじりの泣き声が聴こえてきた
ん?どうした?次男寝られないのか?(次男は二人で寝る、と宣言しても寂しくなって泣いてしまうことがある)
すると、どうやら長男のぴっぴが泣いているようなのだ
え、どうした?お腹でも痛いのかい?
よくよく話を聞いてみると
「パパとママが死んじゃったらどうしよう…」
と泣いているではないか。
えー
えええーーーー???
結構ピンピンしていますけどね!
まぁでも心当たりはある。こういう楽しい数日を過ごした後にやってくる不安とか
親が先に死んじゃったらどうしようという不安。私もママが死んじゃったらどうしよう、と泣いていた少女時代があったわよ
二人の寝床に潜り込み、寝付くまで一緒にいたものの
この可愛い生き物も、もう8歳、されど8歳ということを実感したのだった