くらし

吉本ばななに涙腺を持っていかれる

投稿日:

このところ、仕事が短くなって何をしようかなと

案外、絵を描くというのはやらないもので(ぴっぴと一緒に水彩画は楽しかったけども)

結局細切れに30分くらいのまとまった時間しか取れない

だからといってはなんだけど、カフェでお茶するにはもったいない

そこで家で本を読む習慣がカムバックしてきたのである

元々本を読むのは苦ではないたちだが、仕事をしているとどうしても仕事に関係ある物を手っ取り早く知識を吸収できるか否かで判断してしまいがちである

あとは子育てハウツー本とか、株の本とか

役に立つか立たないか、昔からそういうところはあったな。

純粋に、「読書」そのものが面白い、物語の世界に没頭してしまうという贅沢からは離れていた

とりあえず、いろんな人のオススメを聞く中で、かつて本屋大賞も獲ったこの本を読んでみた


ロシアのね〜狙撃兵の話なんだけどね〜主人公が女の子

面白かった!

まぁちょっと銃のマニアックな話は飛ばして読んでたけども、久しぶりに集中して一気読みした感じであった

うむ。こんなに集中力まだあったんだね、自分。やはり子ども相手にしていると、途中で「ねぇママー」っていうのが挟むので本とは相性が悪い

まだ子どもたちは図書館に放っても自分で勝手に読んでくれるわけではないので、面白さを共有したがる

私が子どもの頃はよく図書館に解き放たれ、大人は大人ゾーンに、子どもは子どもゾーンにてひたすら絵本を読んでた気がするがね

さて、「同志〜」は面白かったものの、戦争の人の生き死にがあり内容はとても重いものであった

わざわざ買って暗い気持ちになるのも、と思いつつ読書体験としてはその価値はあった

次はもっと軽いものが読みたい。もっと読後爽やかに、ふふッとなる感じの

そういうわけで次なるオススメを発掘すると、女性陣には「吉本ばなな」が人気であった

キッチン

の印象。(あまりに有名だけど読んだことない。)

あまりに有名なのは読みたくないのかもしれない。そんなわけで、こちら。


短編集、サクサク読める。読みきりたくて、夜にも読んでたら不意を食らって号泣。

うん、なんかいい。そして泣いてスッキリ

自分の体験にはないのだけども、なぜか共感し、そして綺麗な涙になってデトックス

すごいぜばななさん。そして俄然読みたくなる「キッチン」

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

キッチン (角川文庫) [ 吉本 ばなな ]
価格:462円(税込、送料無料) (2025/4/26時点)


これは記録として残しておくけれど、一方で原田マハさんも推された

もう10年くらい前に絶対君は好きだと思う、と姉に推されたのだけど

ふーん、くらいに流してましたね

吉本ばなな好きな人が原田マハ好きだったりして、そういえばうちの姉もそんな感じだったな

美術を題材に扱っているのだから、そりゃ好きだろう。

っていうか、名前の「マハ」だって絵の「裸のマハ」だろうよ、と作者を調べていたら

「原田宗典」の妹であることが発覚。

原田宗典は、高校の時国語の先生が貸してくれた「17歳だった!」という本の作者ではないか。

兄妹で作家とかすごいな。

そんなわけで、次は原田マハの「リボルバー」に決定。感想は書くかもしれないし、書かないかもしれない

書いたとしても上記のような、読んだんだか読んでないんだか程度のものを書くとしよう




-くらし

執筆者:

関連記事

雷雨の中のお迎え

昨日の雷雨、みなさま大丈夫でしたかな 台風と違って、雷雨では特になんの制約もないのだけど 昨日は帰宅時間になってザーザーの雨、そして相次ぐ落雷 出るに出れない状況になりました ま、雷雲ってちょっと様子 …

それぞれの成長

最近、保育園しぶりがなくなったなーとふと感じる次男ぴーすけ。 どうやら保育園が楽しいらしい。4月の入園当初は、毎日のように泣いていたのが嘘のようだ。 こうやって、いつの間にか悩まされていたことも、ふと …

意外に自分でやらせてみたら

今年はマイコプラズマ肺炎が流行っているらしい。 今年はマイコプラズマ肺炎が流行っているんだってな 職場でも1人ずつ順番にゴホゴホし始めて、私のターンもやってきた。 子どもが熱出しても、夫が熱出しても、 …

no image

全速の季節

いやあ、タイトル間違えてるけどね。「喘息の季節」なんですよ、本当は しかしながら喘息になる時って、「全速で頑張っている時だな」なんて思ってそのままにしておいた 何をするにも気合いが入らないのはなぜだろ …

ママと結婚したいとか、まだ言ってくれる長男

よく、「子どもは5歳までで一生分の親孝行をしてくれる(可愛くて)」との話があるが そんなに可愛いんだ!という感想とね それ以降ってあんまり可愛くなくなっちゃうわけ?という恐怖もあったりして 次男ぴーす …