去年の今頃はどんな病気に悩まされていただろうか。
年々、体が強くなってきて、あんまり風邪も長引かなくなってきたこの頃。
まぁ、インフルエンザや胃腸炎は季節がらしょうがないよね!と思ってはいましたが
今年はなんだがゴホゴホ咳をしている子が多い様子。
うちの子ももれなくゴホゴホ咳で。といっても、子どもなんて年中咳して鼻水垂らしているしなぁなんて
思っていたらばの発熱。このところ、どうしても休めない日っていうのが続いてて
夫や、義母や、姉や妹。とにかく出動できる人にはみんな声をかけて乗り越えていました
なんだろうね、気温差かしら。それとも、何か流行っている?
コロナが落ち着いて油断していたけれど、どうやら今年のトレンドはマイコプラズマ肺炎。
これが悪化すると重症化するっぽい。
夫が、発熱した日に耳鼻科に連れてってくれたのだけど、なんと3時間待ち。これが朝イチに並んでこれ。
そのまま38度まで上昇し、学校はお休み。本人はまぁ元気。熱があっても元気なのが子ども。
それでもゴホゴホのしつこい咳が残る。
待ちの長さなのか、流行っているからなのか、検査はそこそこに抗生物質をもらってきた。
初めての錠剤は最悪のデビュー!
わが家の長男ぴっぴは、粉薬はもう飲めるわけで。ムコダイン系は楽勝だったのだけど、この抗生物質が錠剤でね。
毎日朝晩2錠ずつ。クラリスロマイシン錠という、とっても小さな白い錠剤である。
粉薬が飲めるのだから、錠剤くらいいけるだろうと軽い気持ちでいたらば
この錠剤を飲むのに、30分も苦戦しているという。
仕事から帰ってきて、息子の様子を聞いて「なんで薬飲むのに30分も悩む必要があるのよ。」と
また夫が優しすぎるから、そうやって飲まない選択をするのだろう。だけど、飲まなければ結局治るものも治らないのである。なんなら、飲み始めたら、飲み切るまで飲み続けなければならないしね。
治すためには無理にでも飲まないと!それこそが本当の優しさではないか・・・!
そう思って、励ます。「飲めるよ、っていうか飲まないと治らないよ」
「うーん、でも。えー、怖いんだよぅ。」
そしてまたうだうだと錠剤を握りしめて躊躇するぴっぴ。
「それなら奥の方に入れて水で流し込んじゃいなよ」
と、錠剤を1つ喉の奥の方にえいやっと入れたらば
咳き込み、そしてその勢いで
盛大にマーライオン(嘔吐)
もろ、ど正面に食らった後に
続いて2波、3波と3度も嘔吐を食らってしまった。
避ける間もなく、静かに浴びた後に。
「ほんとごめん、ぴっぴ…」
そのセリフを聞いてから大号泣。そうよね、食欲ないって夕飯もゼリーを食べただけだったけど
それも、昼のスパゲッティーも全部出たもんね。
30分粘り続けた夫の苦労も水の泡、錠剤への恐怖をますます煽る形で終結した。
服を着替え、ソファーカバーを洗濯し、自分もシャワーを浴びて作戦を練り直す。
もはや、本人が飲む以外何もできないんですよ。
夫は自身の経験から「飲むヨーグルト作戦」を決行。まぁ結論から言うと飲むヨーグルト作戦は見事に成功し、自信をつけたぴっぴはその後「どれだけ早く飲めるか」を競うくらいにまで成長した
「ママ、見てて!ぴっぴ4秒で飲めるよ!」
いや、早く飲まないでもいいから吐かないでよ…なんて思いながらも、恐怖に打ち勝って抗生物質を飲み切った息子よ、えらい!!
経過観察していると、熱が出てはおさまり、体調が良さそうなので学校に行かすと早退してくる、の繰り返し
早退した次の日は、思い切って元気だけど学校を休ませた。義母や姉妹のおかげで仕事の合間を切り抜けて、ぴっぴも家でゆっくりできたようだ
それにしても、学校で体調が悪い子は結構多いらしく、私がぴっぴを連れて帰る日も同じように早退する子を見かけた。
やっぱり流行っているようだ。薬は飲み切ってしまったけど、咳はなんとなく続いていて
とにかく早寝早起き。ご飯をモリモリ食べて自己免疫あげていくしかないのかな
そろそろインフルエンザの予防接種もしたかったのだけど
もうちょい元気になってからだなぁ