ちょいちょい話し始めていたぴーすけ
4月の保育園入園を前に、お話爆発!やはりお主、大人の喋ることをわかっておったな…
私の母も生前「この子は喋らないけどわかったような顔をしている。私のいうことがわかっている!」と盲目的にぴーすけを可愛がっていたけれど
親としてはやっぱり言葉がでないのは不安であった。ぴっぴ(長男)がめっちゃ喋るからね。なんなら3歳で寿限無覚えてたからね
ぴーすけは愛嬌があるから、多少お勉強が難ありでも…なんとかなるかしらね、なんて夫婦で話していた(ひどいわね)
それが堰を切ったように言葉が溢れ出すとともに、始まったのが「なんでー?」攻撃
ついこの前まで「パパ・ママ・ワンワン・ニャーニャー・てーて」だけで生きてたのに、急に神妙な顔で「なんで?」と聞いてくる
夫が仕事復帰で、ぴっぴ&ぴーすけより先に家を出ると
「パパ…なんで?」と悲しげに呟く。
「パパはこれからお仕事だから先に出るんだよ」
「し・ご・と…なんで?」
「お仕事しないとお金がもらえないんだよ。」わきからぴっぴがぴーすけに説明する。
神妙な顔で「なんで…?」
2歳児に資本主義の仕組みや成り立ちを理解させるのは至難の業である。
ましてや今までママの稼ぎで食ってけたのに、いまさら親父を召喚するのはなぜなのだ、という悲哀も感じる
ぴっぴは「お金がないとご飯が買えないからだよー」と説明していたけれど、ぴーすけは納得したのだろうか?(君の大好きなバナナもお金を出して買っているんだよ?)
すると、しばらく考えた後に「ぴーすけ、どうするの?」と聞いてきた。
そうよね、今まであなたのお世話をしてくれていたパパが仕事に行くのだから、当然自身の処遇が気になるのだろう。
「ぴーすけは保育園に行くよ」
「ママ、どうするの?」
「ママも仕事だよ」
「にいに、どうするの?」
「にいにもぴーすけと同じ保育園に行くんだよ」
家族全員の4月からの動向を確認し、一応納得したようであった。
それにしても、単語の数も増えたし(ここでは書ききれないくらい増えたが「イオン」「ハック」「ローゼン」と、店名を使い分けるし)
なんで?とかどうするの?なんて、人間らしい会話もできるようになってきた。
一安心と共に厄介なのがイヤイヤ期発動中というところだ
イヤイヤするのはお年頃なのだけど、喋らない時よりも具体的に反抗する姿が見受けられる
朝の忙しい時間に
「テレビみたい」
「じゃあ歯を磨いてからね」
「いいの、あとで」と断ってきたりする。
いやいや、今やらないとだめよ。いいのじゃないわよと押し問答になり、しまいにはぴーすけが歯ブラシを投げたりして私がさらに怒る、みたいなね!
なんでもいうこと聞くのがいい子ってわけじゃないけど、こちらの忍耐力が試されている。
ふと、夫が「子どもが2人いるってとても大変だけどさ、ぴーすけと一年過ごしてほんとに楽しかったし、よかったよ。子どもがいないままの人生だったらさ…なんというかもっと忍耐力なかったと思う」
と言っていた。確かに。
夫はそれはもう穏やかな性格なんだけど、この育休中に穏やかな夫がぴーすけにしっかりと叱る姿を見て
いつもは甘やかすだけだったのに、ちゃんと向き合ってんなーと思ったりしています
叱るのってやはり根底に信頼関係がないとね。ストンとは落ちないわけですよ
そして叱られて「あ、まずいな」と思って学習するためには、先にいうことをうんと聞いてあげなきゃいけない
って
私が大好きな本の作者が言ってましたw
甘えないと反抗もできないから、と
まぁ順調に成長している証拠だと思って耐えます