この前の三連休も台風がやってきたが、今回の三連休も台風が来るらしい。
子どもたちは台風で学校が休みになるのが嬉しいようだが、大人にとっちゃ迷惑以外の何者でもない。
しかしながら日本に住んでいる以上台風とお付き合いしなければならない。
台風の備えは暴風雨の備え
さて、今の我が家に住み始めて3年が経つが、こして来た頃にちょうど台風がやってきていた。その時も数十年に一度の台風、と言うことでかなり警戒をしていたのだった。
それにしても数十年に一度が更新されまくっていると思うのは私だけだろうか…
具体的になにをしたかと言われたら、まず窓ガラスにフィルムを貼った。でも、曇りフィルムなので全部貼ってしまうと外が見えない。そう言うわけで鍵のところを守り、かつ外から顔が見えない高さというビミョーなラインに貼ったのだった。
さらにいざ来るぞ、という時のためにプチプチをはる。これは断熱材がわりにもなるのだが気休め程度。本当にものが飛んできたらこんなもの吹き飛ばされるだろう。
でも養生テープでバッテンをつけてプチプチを貼ってあるだけでも何もしないよりはマシである。
マンションの一階は浸水も怖いが汚水の逆流もこわい
そしてマンションの一階に住んで初めて味わう恐怖といえば汚水が逆流してくるということ。
川が氾濫して床上浸水するのはもうしょうがないとして(いいのか)
家の中から汚水が溢れ出すのは恐ろしい。土のうならぬビニール袋に水を入れた水のうで家の中の穴という穴を塞いだ。(もちろんトイレもね!)
これは引っ越してきた当初に、ご近所さんに聞いて準備しておいたのだが、知らないで逆流してきていたらもう萎える案件である。
そして自分の家もよその家にも迷惑をかけないように、外にあるシャベルやらを片し、排水溝近くの葉っぱたちも取り除いたのだった。頑張れ排水能力!
小さな子がいる台風対策は日頃から
それにしても、小さな子どもがいる家での対策はやはり籠城した時に備える食べ物だろう。日頃から牛乳は多めに買っておく、オムツは多めに買っておくというのは欠かせない。暴風雨でなくても強い雨の中子どもを連れて買い物に行くのは骨が折れる。というか傘の骨も折れる
かさばるので定期購入にしようかとも思ったけど、ハックのポイントつくから買いに行ってるよー
まだミルクを飲んでいる時はミルク缶もいつも1つ多く買って置いたし、いざという時のためにストックとしてスティックタイプも常備していた。
哺乳瓶はいちいち煮沸もできないから二、三本は常備。
最近は缶のミルクに乳首をつければすぐ飲めるものもあるし便利でかつ保存も効く。
もし、子連れで避難所に行かなくてはならない時のために、長靴セットは大人も子どもも用意してある。本当だったら抱っこ紐で行くのがいいのだろうが、最近はぴーすけを全然抱っこ紐で抱っこしてない。
となると、子どもたちの手をひき、防災リュックを担ぎ、カッパを上下着て脱出。考えただけでも疲れる…
避難所に行けば安心であろうが、避難所も定員が決まっているし、本来的にはまず「家」で待機。地震にしろ台風にしろ1週間くらいは家で過ごせるように食糧は確保してある。
今日はお見舞いの帰りにパックのおでんを買ってきた。レトルトのカレーや親子丼はあるが、冷たいままでも卓上コンロでも温められるおでんは意外に防災向きである。賞味期限も長く、離乳食の子どもにも崩して食べさせられる。
あとはチキンラーメンに乾麺、あずきの缶詰など、盲点なのが子どものお菓子。
もちろん栄養的には役に立たないが、ちょっとしたお菓子があると安心させてやれる。
かくいう我が家は今お菓子はあまりないが、夏にもらった大量のゼリーが保存食よろしくいろんなところに点在している。w
うちでは手回しの充電ができるラジオを姉がプレゼントしてくれたが、時々使わないと充電機能がダメになるらしい。知ってか知らぬかぴっぴが時々このラジオの充電を手回しして定期的に遊んでくれている。
意外にもウィズコロナの副産物が
こういう台風や、災害時といった非常事態になると我慢の続く生活に耐えられるだろうか、と心配になる。
しかしながらコロナ禍真っ只中は、あまり外出もできず、買い物も必要最低限に抑えられた。ローリングストックの概念も自然に行えている。
コロナでいいことはあまりなかったけれど、子どもたちも家の中で楽しく過ごす術を手に入れたように思う。普通は外で遊べなきゃ癇癪の一つくらい起こしたっておかしくないのに、時代かな。
いざという時にだけやるのではなく、常日頃「もしも」の時に備えることがあらゆる災害が起こったときに汎用性が高いってもんで。そういう時はお金よりもモノがないとどうにもならないなぁと思いつつ
断捨離との狭間で悩む今日この頃。