三連休である。
通常なら、母のホスピスにお見舞いに行くので「どこへ行こう」とはならないのだが
ホスピスにてコロナ発覚。心配ではあるものの、面会禁止となってしまった。幸い母は元気そうだが、急きょ暇を持て余すゆら家。
でもって雨なのよ。川辺公園や保土ケ谷公園のプールがやってても行けない
そこでずっとあたためていた横浜市電保存館へと繰り出すことにした。
電車好きといえば原鉄道模型博物館とかさいたまの鉄道博物館を想像するだろうけども
ふらっといくには原は高いし、さいたまは遠い。
こちらの市電保存館は滝頭(磯子のほう)にある。なんと保土ケ谷駅からバス一本で行けるのだ。
早速準備して、ぴっぴに「今日は電車見に行くよー!」と出発
保土ケ谷駅は東口、中洲のようになっている7番乗り場から9系統滝頭行きに乗る。30分ほど乗るので、バス好きじゃないとキツイところである。
途中けっこうなくねくね道に夫は酔いながら終点滝頭に着いた。
が、滝頭ケアプラザ前のが近いので、そちらで降りればよかったなと後悔。ぐるっと回って入口のアーチを目指す。
さて、そんな思いをしてやっと到着したものの、中は非常にこぢんまりしている。
なんせ市営。入場料は大人300円3歳から中学生は100円
しかも市営バスの1日乗車券を利用していくと大人100円引き、子どもは50円に。やっす
入口にはグッズ販売、進んでいくと昔の市電が置いてあって中を自由に乗り降りできるのだ!
これにはぴっぴとぴーすけは大興奮。運転席も触れるし、何より人がおらんのでガラガラだからソーシャルディスタンスとか考えなくてよい。
三連休のおでかけとは思えぬ空き具合。
ひと通り市電を運転したところで、次のブースへ。はっきり言って博物館要素の展示には目もくれないが、鉄道模型を走らせるゲージには釘付けであった。
星川小児クリニックにも小さな模型があって、待ち時間はそれを眺めたりしてるけど
もっとスケールのでかいゲージ
しかも自分で電車を動かせるのだ(100円入れると)
巨大ゲームセンターのきらいもあるが、電車好きにはたまらん設定である。「ぴっぴに動かせるの?!」とレバーを引いてスピード調整。
横からのぞきこむぴーすけも楽しそうであった。
さらに、懐かしの運転シミュレーターゲームが!
これは完全無料。二席あって、市電4駅分運転したら交代なのであんまり待たず。人気のゲームであるもののガラガラなのでね。
これが東急だとえらい争奪戦だったのになー
そうこうしているうちに、お昼になって人もまばらに。
かつては休憩室でお昼も持ち込みオッケーだったようだけど、飲み物とお菓子程度は良いらしい
コロナじゃなかったら1日涼んでたいよねー夏とか。なんならお向かいがデカいクリエイトなのでパンとかおにぎり、お茶なんでもそろうしね。
それでもコンパクトなので、ずっといられるほどではなく1時間半ほどで撤収。
我が家からは往復2時間以上かかりますけども、埼玉行くよりは、と思いながら帰るのであった。
最近読んだネットの記事で、やはり子どもの頭の良さには親の財力が関係するのかと思いきや
蔵書数や博物館に行く頻度とかも関係あると知って、なるほどそれなら我が家もできるなぁと前向きにおでかけすることにしたのだ
ただ、この日のおでかけよりもその夕方のお散歩のほうが楽しそうであった二人を見て、親のエゴやんねーと改めて思ったのだったw