最近、自分で「4歳1ヶ月です」と言うようになったぴっぴ。もう4歳2ヶ月です。
彼の中の時間軸ってどうなっているのかなぁと思うことがある。前に起こったことは全部「昨日」だったのに、「この前」という語彙も増えた。どう判断してるのかしら。概念を説明するのはまことに難しい。
ただ、言葉のニュアンスというか、差異を楽しむようになってきたのは親としては楽しい。ぴっぴの言葉にハッとさせられたり議論になったり面白い。
「ねぇねぇ、ぴっぴが思ってたのと違かった時はなんていうの?」と聞かれて、うーんと考えた。
「残念ながら」は悪い結果だし、「意外と」は良い時かしら。「案外」「予想に反して」いろいろあるよね。「思ってたんと違うでいいんじゃないの」なんて返してみた。「デザインあ」でそんなコーナーありましたよね。
知的好奇心のスタートラインは残念ながらテレビである。EテレとYouTubeが私たちの生活のほとんどを占めているが、それが彼の生活に良い影響を与えることもある。
例えば、地震のことについてアニメでやると、机の下に隠れるんだよ、とか防災頭巾を被るんだよとか。保育園でも言ってくれるようだし、頼もしい。
この自粛になって水曜日、松原商店街がお休みの時に我が家の味方衣料品店の「柳屋」に繰り出してきた。水曜は人出が少ないのでゆっくり買い物ができる。
普段は激安&何でも揃う衣料品店だが(ちなみにマスク50枚で200円も売ってる)この日は初めて防災頭巾を買いに行った。そんなの小学生になってから必要になると思っていたのだけれど、ぴっぴが我が家には防災頭巾がない!と騒ぎ始めたのだ。
そうね、確かにぴっぴとぴーすけの防災頭巾ないわね。(大人用のヘルメットはある)
探しまわって防災頭巾は1200円くらいでゲット。普段、400円とか500円とかで買い物をする店からすると1200円ってちょっと高いけど、命には代えられないよなぁ。そういうわけで防災番長のおかげで我が家に防災グッズがまた増えたのだった。
備蓄の食料とか、防災バッグはあるけれどこういう意識って大事だなぁと子どもにまた教えられて、チャリを止めて家に帰ってハッとする。
こ、こいつら「ヘルメット」あるやんけー笑
買って気づいた母なのだった。この自転車用のヘルメットは玄関に置いておいて、防災頭巾は寝室に置くことにした。
さて、身体面では身長100センチを超えて、手足もスラリと伸びてきたぴっぴ。保育園で習った「スキップ」を誇らしげに披露してくれる。スキップって当然できるものかと思ってたら大人でもできない人いるものね。やはりどこかで教えてもらうのが大切なんだなぁ。
彼は生まれた時から足の筋肉がすごくて、大きくなったらさぞ運動好きな男の子になるだろうと思っていたけど、「予想に反して」走るの大嫌い、家で工作するのが大好きな子になりました。
まぁ私はそれはそれで嬉しいが、この時期コロナだから体力不足になっているんじゃないかと懸念。せっかく公園に連れ出しているのだから子犬のように駆け回って欲しい。(じゃあ私が走ればいいのだけど)
一緒にぴーすけが走り回るようになって、「ママ遊ぼう!」から子どもたち同士で遊ぶようになってくれて嬉しい。一人っ子は2人にはない大変さがあるよなぁと思う。それでもまだまだ「ママ!こっちみて!!」と注目されないといてもたってもいられないぴっぴ。
そんな姿を見て、うちの姉が
「でもいいじゃん。今はママ見て!だけど、思春期になったら『見てんじゃねーよ!』ってなるんだから」
うおう、そうね。見てって言ってくれるうちが花よね。こういうワンシーンを大切に思える時間を大切にしよう。