我が家では、男が3人いるわけだけども髪の毛は私が切っている。
そもそもぴっぴの髪を切るのにハサミは困難で、こっころで出会ったお母さんに「バリカンがいいよ」と教えてもらってから
私が切っているのだった。
ま、もともとお金がなくて高校の時は自分で髪を切ってたくらいなので、幼児を坊主にするくらいはなんてことない。
高校生の時はその腕を買われて、ミスターの同級生から髪を切って欲しいと頼まれるくらいだ!(未遂)なんなら前髪はミスの女の子の切ったことあるな。
なんてうそぶいてたら、夫から「俺の髪も切ってよ」と白羽の矢がたった。
いいけどさ、大人だよ。社会人だよ。幼児を切るのとは訳が違うわよ〜
と、言いつつ「失敗しても最悪坊主」を合言葉に、月1のペースで切ってきた。
アタッチメントがいっぱいあって、ぴっぴは9〜12ミリのアタッチメントを装着し、10分ほどで切り終える。
夫も3〜6ミリのアタッチメントを駆使し、最後はただのバリカンで首すじまで刈り上げ、30分ほどで終了。
これ、月1で2,000円くらいかかってるとすると年間で2万円ちょい浮かせていることになる。もともと7,000円ちょいで買ったから元は取れてるなー
我ながら、なんでもある程度いいところまで出来てしまう器用さ。(自画自賛)
さてそんな我が家のバリカンも馴染んできたころ。
夫がニューヘアーに挑戦したいと言ってきた。
最初はあれだけ疑心暗鬼だったのに、ついに私の腕を認めたか。
どうやら「バズカット」というのが流行っているらしい。
坊主は坊主なのだけど、横を思いっきり刈り上げる。ようは0ミリ、からのグラデーションで頭頂部に向かう。
画像を見せてもらうのだけど、モデルの男の人の後ろ姿が載ってないもんで、どうしようと思ってたら
「そこはゆらさんの想像で」と、まぁ一任されたのでとりあえずやってみた。
スーパーシッターのうちのねーちゃんに来てもらい、一緒に夕飯を食べ、子どもたちを先に風呂に入れて
小さな髪が散ってると嫌がるぴっぴ達を先に着替えさせ、ねーちゃんに2人を任せて
いざ断髪!
とまぁ、ものの30分くらいで切ったはいいけれど。この0ミリ坊主からのグラデーションって社会人的には大丈夫なのか。
ネイビーヤード(アメリカ海軍)の感じですけども。
私の不安に反して、本人は「これ!すごい!!こんなのできるんだ!!プロやん」と絶賛。
てかやっぱりできると思ってなかったんだな。
意外にも職場の評判も上々で、清潔感があってよかったらしい。
そこまで色々話して、本人はボソリと
「この髪型、カリーみたいでいいんだよなぁ」とな。
おま、まさか
NBA選手のステファン・カリーのことを言ってる?!
3ポイント数、歴代1位の、ウォーリアーズのステファン・カリーだと!!
おこがましい…
まぁ本人もそう思っていたようで、髪を切るときにはとうとう言わなかったけど
なんでこんな髪型にするんだろうなーと思ってたら、憧れの人に近づきたい願望があったようだ。
バスケ見たくてアメリカに行ってしまう夫は、ついに髪型も寄せてきましたな。
パパが髪を切るというと、「ぴっぴも切るー!」と言って同じように坊主(子猿テイスト)になるぴっぴ。
世の中の坊主の人たちは、この冬の寒い中何故にわざわざ髪を無くしてしまうのでしょうね。
おしゃれには我慢がつきもの。今日も寒い寒いと言いながら出勤して行きましたとさ。