ぴっぴの保育園自粛生活も終わりを告げようとしている。
と言っても、もう流石にこちらが音を上げて、1週間に1日ほど通わせてもらっている。
家の中で3歳児(もうすぐ4歳)の好奇心を満たすのは容易ではない。体力も、知力もフル稼働。それでもヤンチャな方ではないぴっぴだけど、毎日何がしかのイベントがないと間がもたない。
イコットハウスや遊び場に行くときはいいとして、雨の日はYouTube祭りだし、晴れても公園か図書館くらいしか行くところはない。
そんなわけで最近のぴっぴは、本を読みすぎてひらがなが読めるようになってきた。借りてきた本を寝かしつけ前に読むのが定番であったが、日中も本を開いては一生懸命読んでいる。
親としては嬉しい反面、今からひらがな仕込んでも勉強っぽくなってしまわないか心配で。
かつ、「これなんていうの?」と読めない言葉が出てくると持ってきては聞くので、いちいち家事が中断されるのもなぁ。
かといってもう読めるようになってしまうと、食品のラベルやらオムツのパッケージやらひらがなは溢れているので
それを止めることはできない。
知識欲爆発!
「の、り、た、ま!」と、嬉しそうにふりかけを眺め、「なんでこっちから読むのー?」と相変わらずなんで攻撃健在。
そうそう、外を歩いていると見つける「おすい」当然、これなあに?となる。
「これはね汚水って汚い水なんだよー。ぴっぴのうちでもお風呂とかおトイレで使った水を流すでしょー。パイプを通って水をきれいにするところへ流すんだよー」
そんでもって今度は「うすい」を見つける。まぁこれなあに?になる。
「これはねー雨水って、雨が降った時の水が流れているんだよー。」
「きれいな水なの?」「いや、雨水はばっちいから飲んだりはできないけども」
「きれいな水はなんていうの?」「うーん、上水かなぁ」
「上水はぴっぴのおうちにパイプで流れてくるの?」「そうだねー」
なんか、いちいち面倒くさいなぁと思いつつ答えていると、どきっとするような展開に。
「ぴっぴのおうちで使ったお水は、どうやって流れていくの?こっちからこっちに流れるの?川みたいに坂を上から下に流れていくの?」
え?
勾配の話かしら?
そういえば前に坂道を爆走しているときに位置エネルギーの話はしたな。けっこう適当に。
「そうね…。ちょっと坂になってて流れていくんじゃないかなぁ。」「ふーん」
質問に答えつつ、でも、そうすると我が家のような低地はどうするのかしら。浄水場の方が坂の上にあるんだけどなぁ。
そう思って、ぴっぴが寝静まってから、『上下水 どうやって流れる』と検索すると、同じようなことを質問している人がいた。
やっぱり勾配をつけて、いざというときはポンプで汲み上げていたのか!
知らなかったし、ありがたい話やで。水道局の皆さんお疲れ様やで!横浜市の水道局のQ &Aは簡潔でそっけないけど。
とりあえずぴっぴが起きたらポンプの話をしてみよう。