あかちゃんといえば熱を出すものだと思えるのはつい最近のことで
コロナもあいまって毎度発熱にもドキドキする。
けいゆう病院では、37.5℃までは平熱と教えてもらったが、39℃の熱があっても食欲があって元気なのと、37℃台でもぐったりして水も飲めないのとでは緊急度が違う。
今朝、ぴーすけ(次男)がおっぱいを求めて起きたとき、「ちょっと熱いな…」と感じた。寝室から出て、ソファーで熱をはかると38.5℃。でもおっぱいをグビグビ飲んで寝てしまった。わたしもうとうとしてそのまま寝落ち。
次に起きたのは7時であった。あれ?夫はもう出勤の時間では?家族で寝坊して大慌てで準備。
しかしぴーすけが熱い。熱をはかると39.1℃まで上昇していた。こりゃやべーなと、寝落ちして紛失した携帯を探して右往左往。なんとか見つけて小児科に11時すぎにネットで予約を入れたのだった。土曜日なので朝イチには入れられなかった。
今日はたまたま実家の母が暇で、ぴっぴ(長男)を見ててくれるとのことで、ビデオ電話で様子を伝えていたが、ぴーすけのあまりの機嫌の悪さに「11時で大丈夫?あかちゃんは悪くなるときはすぐだよ」
という言葉に不安を感じ、以前にもかけたことが一度あったが♯7119に電話をかけることにした。
この番号は、ようするに緊急に受診するべきか迷うときに相談できる番号である。いきなり救急車を呼ぶのは気が引けるが、ここで判断をあおぎ場合によっては救急車を呼んでくれたりする。大丈夫だろうと思いつつも、生後9ヶ月まだまだ何が起こるかわからない。二人目のおごりもあるかもしれない。
電話をかけると音声プログラムが流れ、目的別の番号が案内される。その後つながった女性にこどもの年齢と症状を伝えると、向こうからもいくつかの質問をされた。
ざっくり覚えているものは、意識はもうろうとしてないか、水分はとれているか、おしっこは出ているか、おしっこに変な臭いはないか、色が濃くないか、舌はかわいてないか、耳だれはないか、耳を痛がらないか、頭を痛がらないか、嘔吐はないかなど。
ほとんどノーだったので、小児科を受診することをおすすめされた。お礼を言って電話を切り、予約とおりに受診した。結局のどが赤くはれていて、夏風邪かまたも突発性発疹か、火曜日まで熱が続いていたら再び受診することになった。解熱剤の座薬をもらって帰ってひと安心である。
今回は落ち着いてこちらの番号を利用させてもらったが、以前かけたのは姉の時であった。子どもたちと一緒に出かけたあと、帰宅すると姉の具合が悪い。頭痛と嘔吐もしたのだった。その時、痛みに耐えながら姉が指示してくれたのがこの番号であった。いや、正確にはそういう番号があったはずだ、と言われたのだ。
そういえば、検診の時や遊び場でもらうプリント、誤飲に注意という小さな穴の空いた厚紙…
そんな番号が書いてあった!冷蔵庫に貼ってあると思って取りに行くと、それはこっころの番号であった。焦れば焦るほど出てこない。
なんだっけーなんだっけなーほらほらほらほら!!その間にも割れるような頭の痛みと嘔吐で具合最悪な姉。
そうだ!117だ!!
「…ピッピッピッ…ポーン 15時、」
「あーー時報だーーー!!」
もはやパニックである。ようやく確実にネットで調べてから♯7119という番号にたどり着く。117惜しかったな。
その時は、「割れるような頭の痛み」×「嘔吐」というのが緊急度が高くて、救急車を呼ぶことをすすめられ、というかその人が救急車につないでくれた。人生で初めて救急車を呼んだ瞬間であった。
人間とっさの時にどう行動できるかってほんと大事よね。わたしはだめよ。もうパニック。
でも、これからも何が起こるかわからないから。覚えておこう♯7119 。シャープに、7、そして119。
時報を押してはいけない。