子育て

ふみきり愛が強い

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男の子の先輩お母さんから、「男の子は電車か車にハマるよ」とは聞いていた

だけど、実際にここまでハマるとは思わなんだ。

ぴっぴ(長男)とふみきりの縁は生まれる前から。住んでいた団地がふみきりの目の前で、お腹にいるときから音を聞いていた。それもあってか、退院した日もふみきりの音で目覚めるということはなかった。

外気浴をかねてベランダに出ると、電車が走るのが見える。思えば電車好きは必然であった。やがて歩けるようになると、動く電車を見て指差す。あれは電車だよ、と教えるとにこにこ。

残念ながら、ふみきりは高架してなくなってしまった。だから、保土ヶ谷駅の近くまで見に行った。友達の家や、おいしいパンやさんブーランジェリーマナベもあり、ついでがたくさんあったのだ。

2歳の誕生日前が熱烈なふみきり狂のピークであり、よくふみきりごっこに付き合わされた。最初は指でカンカン。次に腕を使って。そのうち箸とかサランラップの芯とか、棒を見ればなんでもかんでもカンカン。

実際にふみきりを見に行った。冬の寒い日に一時間もふみきりの前に座り込む。彼はベビーカーで防寒対策ばっちりだが。こちらはいくら着込んでも寒い。

そんな彼を見て、多くの贈り物が。まず、遊び場こっころの先生方はサランラップの芯に黄色と黒のテープを巻いてくださり、ぴっぴのために置いてくれた。

さらに私の友達はふみきりのクッションを手作りでチクチク。電車の本もいただいた

一番仲のよかったママ友が引っ越すとき、餞別にと新幹線こまちのコップとマスク

そして私たち夫婦も2歳の誕生日に「ふみきりくん」という本をプレゼントした。まぁタイトルの通り、ふみきりが主人公で全ページ出てくる。彼がプレゼントの包装紙を開けたときの、ぱぁっと明るくなった表情は忘れられない。

この本を見つけたとき、これだ!と思ったと同時に同じようにつきあっている保護者の姿が目に浮かんだ。

さて、弟が生まれるにあたってなかなか無理もできず、遠くまでふみきりを見に行く機会も減った。それに加えてコロナである。我が家では2月を最後に電車に乗っていない。

前は一度ふみきりに行けば最低30分、長いときは1時間半は居座っていたふみきりも、15分ほどでおなかいっぱいになってしまった。

あれほど熱狂的に愛してやまないふみきりも、単純に接触する回数が減ってしまうと、ここまで愛想つかしてしまうものなのかと少しさみしい。

思えば人生のなかでそれほどまでに情熱を捧げるものってあっただろうか?この先、それほどまでに情熱を捧げるものが現れるのだろうか。

3歳の誕生日を目の前に、付き合いきれなかった自分にちょっと後悔していた。ま、それでも相変わらずふみきりの動画は見るし、鈴川綾子さん親子にクギヅケなのだけど。

下の子がうまれ、少し遅れて友達からお祝いが届いた。ぴっぴを可愛がってくれた友達である。そんな彼女からのプレゼントに音の出る電車の本が!

そしてそこにはふみきりのボタンもあったのだ。

ぴっぴの目に喜びの色が広がる。そして彼は取り戻したのだ。ふみきりへのかつての情熱を。それからというものの、その本を取り出してはふみきりボタンを押す。下の子が大きくなったので、後悔しないように私はせっせとふみきりへ通うのであった。

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