くらし

イングリッシュガーデンを作りたい

投稿日:2020年9月24日 更新日:

マンションの1階に越してきて、憧れの庭を手に入れた。

といっても中古マンション。内見にきたとき、庭は荒れ放題だった。得たいの知れない大きな株と、謎のツル性植物。掘っても掘っても芋のような根っこが出てくる。

庭づくりは土づくりから

まずはどんな庭にしたいかはさておき、これらのものを抜き去り、ゼロに戻すところから始めた。近くのコーナンでスコップを買い、ひたすら掘る。

掘っているうちにミミズがたくさん出てくる。どうやら土は悪くなさそうだ。

しかししばらくほっとかれたためか土は固い。耕しつつ、苦土石灰やパーライトや腐葉土を適度に期間をあけて混ぜ混ぜ。これがもうけっこうな重労働で、つくづく農家は尊いと思う。

どんな庭にしたいのか。設計図を描きながらタネをまく

土づくりが終わっていよいよ種まき。イングリッシュガーデンを目指す私はこの1年間でさまざまな草花を植えた。

最初にアメジストセージ。薄紫の花が美しい。ジキタリスやデルフィニウム、ルピナスの苗も植えた。ボーダーガーデンにしようとパンジーやビオラも青系に統一し、一番日当たりのいいところに。さらにグランドカバーになることを狙ってハツユキカズラ。これは臼ピンクのツタでかわいらしい。

自分の思い描いた形を実現しようと、あちこちに配置。花が咲くのを楽しみにしていた。今まで切り花しか買うことがなかった花屋では苗をチェックし、商店街やサカタのタネ、コーナンを徘徊した。

そうやって立ち寄ると、ついつい衝動買い。ジャスミンは香りがよい。千日紅はビビッドな紫が差し色になる。シロタエギクは葉っぱがしろっぽくて面白い。面白いといえばコキアのふわふわの触感…と統一感もなく増やしてしまった。

雲行きが怪しい。買ったものの、どこにどうやって植えようか迷う。ローズマリーは料理に使いたいし、エンジェルウィングスという白い葉っぱを買ったらエリカという鉢をおまけにもらった。もはや手がつけられない。

そうやって買ったものをもて余した素人イングリッシュガーデンはいい意味で種の多様性、悪く言えばひっちゃかめっちゃかに植わった。

そしてぎゅうぎゅうな庭の風通しは悪く、ダンゴムシの温床となる。ビオラとパンジーは食い荒らされた。

風とおしが悪いと当然日当たりも重なりあって悪く、なしくずし的に他も枯れてしまったり食われたり。

そこに加えて2度の台風直撃、暴風雨、雪、と庭に試練が訪れる。諦めかけた頃、お腹の子が大きくなり責任を放棄。

思い通りにはいかない、だからこそ面白い庭づくりは続く

私の代わりに姉が庭を手入れしてくれた。食い荒らされたメンバーは淘汰し、新たにバジルやシソを植えた。姉の家に転がっていた芋を植えた。母が家からアジサイを持ってきた。

姉は適度に水をやり、ときどき肥料入りの水をまき、虫をとり、雑草を抜き、落ち葉をはいてくれた。ダンゴムシ用の落とし穴まで空き缶で作ってくれた。

現在はそんなサバイバルな中生き残った精鋭たちが庭に鎮座している。一番幅をきかせているのはサツマイモものツルである。イングリッシュガーデンにはほど遠いが、お芋掘りが楽しみである。



-くらし

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

読書の秋、「六人の嘘つきな大学生」が面白かった

食欲の秋だけど、実は読書もしている今日この頃。 電車に往復1時間乗るご用事がありまして、そうだ!本読もうとなりました。自分の好きなジャンルの本はまぁ面白くないので、人のおすすめで夏に借りたのだけど 正 …

チャットGPTで相談してみたら。私の存在意義ってなんだろうな

先日、とてもいい立地に立っている中古物件が売りに出ていて。内見までしたのだけど流れたのだった 家を買いたい熱が出てきましてな 保土ヶ谷を徘徊し、ブログまで書いている私なのでこの辺りに2軒目の家を購入し …

no image

ふとした瞬間に

今日、仕事をしていたら知らない携帯番号から電話がかかってきた。 知らない番号、というと語弊がある。携帯会社を変えて機種変をしたら、電話帳が引き継げなかったのだ。だから多分知り合いだろうけど、誰か知らな …

シロカのホームベーカリーSHB-712で食育

ブラウンのハンドブレンダー マルチクイック9はひき肉も作れたよ 買ってよかった家電のナンバーワンは今のところコイツである。 そもそもコロナでなかなか出歩けない中でのお遊びのつもりだった。が、今はコイツ …

no image

疲れが取れないアラフォー

秋ですな。珍しいぐらいに、「秋」って感じ。 日本の冬は「夏だなぁ〜」と思っていたら、一瞬秋があって、あれ?もう冬じゃない??みたいなイメージだったけど なんだか珍しく「ちゃんと秋」な気がする。 そして …