庭で育てていたミニトマトが、ハダニにやられてほとんど食べられなくなってしまった
まことに、農家というのは尊い。こんないろんな試練を乗り越えて生育した野菜を出荷して、規格外のものははねられてしまうのだから
わが家の耕さない農業、ほったらかし農法でもこんなにがっかりするんだから、仕事として生計を立てているというのはすごいことなのだと実感する。
ミニトマトは諦めて(赤いだけに悔しい!)生産もそうだがわが家から出る生ごみについて考えることがある
昔は、1人ずつ田んぼが与えられて、そこから納税していたわけで
家から出る生ごみは当然のように肥料にしていたわけだが
現在の住宅事情を考えると、生ごみを肥料に、というのは難しい。
我が家も小さいながらも庭があるけれど、生ごみをそのまま庭に放り込むわけにもいかず
たまーに、卵の殻とかを砕いて置いといたことはあるけど、虫が来るのが嫌でねぇ。生ゴミは燃えるゴミに出していた
しかし、燃えるゴミの半分くらいは生ゴミで、これを水切りしないととんでもない量になると
そして、それを燃やすためにゴミ焼却場は結構キャパ超えている、という話を目にして
微力ながら家でできることはないかしら、と。とりあえず生ゴミは乾燥させてから捨てるか。
コーヒーのフィルターも乾燥させてから、麦茶のパックも乾燥させてから
そうなると、これ何か肥料にならないかしら
そう思って検索すると、やはりコーヒーのカスや麦茶のカスは肥料になりうるわけですよ。
じゃあちょっと野菜の切れ端とか、スイカの皮とか、分解する方法あるよねぇ?
庭に埋めとくと、アホな私のことだから、忘れて掘り返す恐れがあるし
じゃあ生ごみ処理のコンポストや!と検索してみる
今目をつけているのはこれ
布製で、おしゃれ!しかもコンパクト
いきなり、プラスチック製のでかいものでやってみて、虫が大発生で辞めよ、となった時に処理に困るわけ
だから、布ならええな。と思いましてん
そして、それが到着するまでの間に思い立ったら即行動したくなるのが私。
とりあえず、ベランダにあったバケツに、新聞紙を敷いて、土入れて、糠もちょっと入れて、生ごみ入れて
さらにそこに土で封をして、糠も入れて、みみずとダンゴムシもたくさんかっさらって来て

即席のコンポストを作ってみました
通常コンポストは、微生物の力と発酵で肥料を作るようなのだが
わが家の土には豊富に生息しているみみずとダンゴムシ
彼らの食糧になる生ごみ。食べたらフンが出るでしょう?それが肥料になるとのことで
とりあえずうちでダンゴムシを飼うようなイメージでバケツに集結しております
日陰が好きなので、上から蓋をして、空気穴を開けて。今の所生ゴミは土で封印しているおかげか匂いもせず、虫もダンゴムシ以外は寄ってこず
いい感じ。
このまま放っておけば、1ヶ月もすると肥料になるらしい。
わが家の耕さない農業に、新たな局面が訪れようとしている…!