なんだか、「界隈」という言葉が流行しているらしいが。
私たちが「〜な件」というふうに使っていたような、語尾をこうはぐらかす感じなのかしらね。
職場で「フロキャン」という言葉を耳にして、早速若い子(ほぼ新卒)に
「ねぇ、フロキャンってなに?新しいキャンプの形態?」と聞いたらば
「たぶんあれじゃないですかね、風呂キャンセル界隈」
と返されて、私は勝手に「風呂キャン」🟰「風呂でキャンプ」とか思っていたから、「風呂キャンセル界隈」ときいて一瞬どゆこと?!となりまして
このほえーっとした感じを、またも職場のおばさま(定年)に漏らしてみたら
「ああ、風呂キャンセル界隈ね。なんか流行っているよね、界隈って」と見事に把握してらして、なるほどアンテナが立っていらっしゃると年など関係ないのですわねと思った次第です。
はて、風呂キャンプだって意味わからんけど、風呂キャンセル界隈ってなぁにと深掘りすると、お風呂が面倒な方々ってことね。あら、私も当てはまりましてよ。
風呂入るのがめんどくさいなら生きるのもさぞ面倒なのだろうけど、私はこの毛量の多さに、風呂後のドライヤーを考えるとマジでめんどくさいのである。
実際、アメリカ旅行では子どものことを考えて「バスタブ付き」のホテルを予約したのだけど(極寒のシカゴで風呂に入れないとか風邪ひくでしょ
バスタブのあまりの浅さに、これは風邪引くなーと。風呂入りたい欲がサーッと引いていくのがわかりました
そして、極め付けはドライヤーの風量の弱さ。ここ数年はリファやらパナソニックのいいドライヤーを使ってしまっていたばかりに、アメリカのドライヤーのやる気のなさに、私のお風呂入りたい欲をこそぎ取られていった感。
きったねぇな、ゆら!と思われるかもしれないけど、風呂など1日おきでもいいくらいに考えている私。
実際は子どもを毎日お風呂に入れなければならないので入りますけど、頭乾かしますけど
「風呂キャンセル界隈」なる言葉が存在することで、どこかで知らない同志と繋がっている錯覚を覚えます
さらになんちゃら界隈というのは続くそうで、外出キャンセル界隈というのもあるらしくてよ。
もはや外出しないで済むなんて、リモートワーク勢に他ならないわけで、それは単純に羨ましいのだけど
こっちに関しては、一日一回くらいはお外に出たい(ブラブラ買い物したい、カフェに行きたい
だから、1ヶ月に数回しか外出しないと聞くと、「そりゃストレスが溜まるでしょうに」と思うわけです
それもまぁコロナの時はあったもんね。「出ちゃいけない」というのが
その、自分で意思を持って「出たくない」のと、命令されて「出ては行けない」のでは全く意味合いが違くて
まぁお願いベースであったものの、自分の行きたいところは自分で決めたい!という私からすると理不尽この上なく(まぁみんなそうだったろうが
しかしながらそれで自分の明確な意思をもつ、とか考え行動するというマインドがどっか薄れちゃって
言ってもどうしようもない、仕方ない、どうせ通らない、という消極的な「望んでも手に入らない」という草食系に拍車がかかった感じになっちゃってんだよね
まぁそれも省エネでいいんだけど
どんどん元気がなくなっていくよね。「やりたい!」「行きたい!」という気持ちって大事なんだなぁと
風呂キャンと外出キャンはちょっと違うような気もするが、生きるのが面倒くさい界隈が存在するんだなぁ
そんな私も今日はぴーすけがゲロ吐いたので、外出キャンセル界隈な訳ですけど
流石にゲロ吐かれたら風呂キャンセル界隈には居られなくてよ