ブログを読んでて思うことがいろいろある。
つくづく、自分の人生で経験できることは少ないんだなぁーと思う。
それをブログを読んで疑似体験することで、新しい感覚を身につけることができると思ったりする。
まぁブログを読むきっかけは、最初はわからないことを「調べる」から始まるのだけど
その問題を解決するのに、1番いい方法はとりあえず「取説」みたいなものを探すのが1番効率が良くて、確実な方法だと思う。
でも、取説ではイマイチ腑に落ちなくて、「実際の使用感」みたいなものを知りたくて、私はブログを読むんだな
例えば、実際には買えなかったけど、ガス式乾燥機の「かんたくん」を買いたかったあの頃。
まずはリンナイ(メーカー)のHPでとにかくスペックを確かめる。
そして、販売店サイトで価格と口コミを調べる。
最後に実際に購入した人の使用レビューを見るのだ。
ここで、実際に購入した人が本当に満足しているのか、それとも企業の回し者なのか(笑)
ちょっと不都合があっても「高い買い物をした負け惜しみ」みたいな感じで実際よりよく言っているのか、ちょっとわからない。
だから、その人の過去の記事とか、他のレビューしているものなどを読んでみる。
そうすると、あぁこの人はこんな風に捉える人なのね(値段に対して高いとか安いって人それぞれだから)その前提で物事を見ることができる。
んで、実際に自分も買ってみて「あ、思った通り!あのレビューのまんまじゃーん」ってなったり
「いやーこれは思いのほか許容出来ないぞ」と思ったりいろいろである。
しかし、商品の購入サイトのレビューだけを見て買った時の痛い目にあう確率は、ブログを見るようになってからいくらか減ったように思う。
そんなノリでブログというものは「話半分」
でも、自分で全部出たとこ勝負で経験するよりちょっとダメージが抑えられる、みたいな存在である。
きっとこのブログを見に来た人も、最初はけいゆう病院の出産レポートを見に来てくれたんだろうなぁと思う。
もう2年も前のはなしだけど、出産というのは誰しも不安である。
いや、知識としてはあるのですよ。
だけどさ、「鼻からスイカ」とか言われてもわからんし。
感じ方も人それぞれだから、痛みに強い人と激弱な人じゃ「こんなもんか」というのはわからない。
だからこそ、いろんな人の話を聞いて、ブログを読みあさって、平均するとこんな感じか、という予測を立てつつ
実際は何が起こるかわからないその本番に向けて準備だけは万全にしておくのだね。
私ができるのは、ほんの一例である自分の出産の感じたことをできるだけわかるように文章にしたり、こんなことが役立ったよ!と載せるくらいしかできない。
でも自分はそれをなるたけ探して読んで準備したから、まぁできるだけ前向きなことを書きたいよねぇと思う。
さて、改めて2年経って思うことはなんだろうと考えてみる。
実際子育てしていると、案外新しい価値観に触れることが多いし、自分はアウトローを行っていると自負するところがあるので書いてみよう。
まず周りからやいのやいの言われて気にすることが多い「性別」
何かとマウントとってきたり、逆に自虐的に性別を話題にすることが多い。
我が家も三姉妹だったので女の子の方が育てやすいと思って希望していたけど、見事に男2人。
周りに「次は女の子だね」とか「男の子欲しい」と義母にプレッシャーをかけられてる人いますけどね。
どっちでもいいじゃないか。(自分は散々女の子の服買いたいとかのたまっていたけど)
最近は「今は男の子だけどねー女の子になるかもしれないし」と思うようになってきた。
実際次男はジェンダーレスな名前だし。育てやすさは性別より性格だよなぁ。これは新しい価値観だなぁと思うところである。
次に思うのが、「母親なんだからフィルター」
時代は変わっているのに、周りの目や自分自身の中の「ジェンダーバイアス」に意外と囚われていることが多い。
例えば、父親は飲み会に行くのに「母親なんだから」と夜のお出かけを我慢したり
昔はオシャレが好きだったのに「母親らしい格好」をするようにしたり。(わかりますかね?動きやすさ重視のやーつ)
自分のことは後回しで、旦那や子どもを優先させたり
家族だからね、お互いが思いやりを持って過ごすのは生活している上でとても大事なことだけど
こういうのを毎度毎度やっていると、本当に自己肯定感が下がって
「自分なんてやってもらえなくて当たり前」とか「自分は最後でいい」とかさらには不満がつもりに積もってある日爆発するとか涙が出るとか、あります。(体験談)
でもって夫は気づいてないパターンが多いのよね。
そりゃそうよ、察してじゃ伝わらないからね。自分が我慢して自爆が通常パターンですよ。
だからあえて書きましょう。
1週間に一度は「接骨院」とか「マッサージ」でバキバキの肩と腰をほぐしてもらっていいんだよ。
2ヶ月に一回は自分のために美容院に行ってゆっくり自分をメンテナンスしていいんだよ。
休日のどっちかは交代で1人の時間を作って、お茶してきたり買い物に行ってきていいんだよ。
働いていなくたって、自分の方が給料が低くたって日ごろやっているんだから土日まで全ての家事をやる必要はないんだよ
月に1万円くらいは自分のためにお金を使ってもいいんだよ
夫が外で働いて、妻が家で家事育児をしなくてもいいんだよ(我が家は今逆だよ)
「自分ファースト」でいいんだよ!!
と、声を大にして言いたい。
だって、自分を自分が1番大切にしてあげなかったら、誰が自分のことを大切にしてくれるのだろうか。
我が家の夫は今でこそ最高の夫だけど、ここまでには紆余曲折ありました…ちゃんと話さないと伝わらないからね
自分で背負っていた「なにか」をおろしてみると案外うまくいったり、他の人からすると大した問題じゃなかったりするんだよね。
そんなことに囚われていたのかーと拍子抜けすることもあります。
そして若いママに、というかこれからを生きる人には必須になるのがお金のリテラシーよ(また金の話かよ)
女性はどうしたって出産前と後では人生がガラリと変わってしまう。
そりゃ、人間1人生み出すのだからそういうものかもしれない。
でも男性は職場が変わったり、こんなに長期にわたって仕事場を離れたりすることはないから、どうしたってキャリア形成は変わってきてしまう。
自分が選んだ道とはいえ、元いた職場に戻っても肩身が狭かったり、新しい職場に慣れようとしたり大変な思いをすることもある。
だからこそ、リスクヘッジをするという意味でもお金の管理は大切だと思う。
特に産前産後や育休中、子どものことで精一杯なのだけど、平日の活用法としては日ごろ考えないことやできないことをやるメリットは大きい。
具体的にはお金の貯まる仕組みを自動化しておくことだ。
とにかく調べたり、手続きしたりするのはめんどくさいし手間もかかるんだけど、一度その仕組みを作っておけば後は知らない間に貯まっていくというのが良い。
例えば、給与から天引きで数万円ずつ定期預金していくとか。
定期預金も金利は大してつかないけど、全くやらないより仕組みを作っておくことは大事。
1番はつみたてNISAを始めて、月に数千円ずつでもいいからインデックスファンドに入金することである。
給与がない間はキツイけど、仕事が始まってから額を増やすだけの方が楽ちん。
イデコに関してはまだ自分も途中だけど、こっちを先にやっとけば控除になって税額が減る。
そしてこれまた突飛な考え方だけど、お金を稼いでそれを使い続ける、のではなく
お金にお金を稼いでもらって、自分の働き方を柔軟に変えることが出来るのではないかと思う。
最近話題の「FIRE」をするにはちょっとお金がなさすぎだけど
定年までずーっと働き続けないでも、お金を働かせてちょっとペースをゆるく自分も働くという選択肢ができるんじゃないかな。
それは若いうちからお金のリテラシーがあれば、十分可能だと思うんだなぁ。(教えてくれる人がいたらよかったなぁー)
ま、遅すぎることはないと信じている。
「〜ねばならない」という価値観を捨てて、自分のやりたいことや人とは違うことを周りの目を気にしないでやっていいんだ、という新しい価値観を自分はこのブログで発信していくぞ!
思いのままに書いてたら長文になっちゃったな