いやいや、いつもはちふれですよ
そしてデパコスのコスメカウンターなど、恐れ多くて気軽に行ったことなんてないですよ(友達についていって冷やかしたことはあるが)
あとね、その友達を誘って銀座のファンケルのビルでメイクレッスンしてもらったことはあるけど(まだやっているのかしらね)
この育休中に、お化粧という習慣はごっそり抜け落ち(元々うっすらメイクでしたけど)
育休明けは夫のおかげで化粧する時間はあるものの
「とりあえずやりました」みたいなメイクだったのですよ
ちょっと今回は結婚式のイベントメイクに向けて
自分が結婚するわけじゃないのだから「フツーでいいじゃん」という認識を変えて、「いや、私が最高に綺麗なら隣にいるあなたも嬉しいでしょう?!」というスタンスに立って(どういう?)
華やかなメイクを教えてもらおう、と意気込んで行ったわけです
普段が戦闘能力2くらいのメイクなので、美容部員さんたちのラスボス感半端ないあのデパート1階の魔物感はすごいんだけど(いい意味でね)
「私が仕事で思うように、誰かの役に立てたら、という気持ちで美容部員さんたちも(仕事で)働いて居るんだ!!」と心に唱えて
資生堂のおねーさんに声をかけたのだった。
まぁ厳密に初めてか?と聞かれるとオルビスとかファンケルとか行ってしまっているけれど
これまたアラフォーでこの戦闘能力で行くのが恥ずかしいっていうか、ドキドキしながらの参戦なのでした
何が1番怖いって、「は?お前みたいなレベルが来たのかよ」とか「買わない癖に色々聞いてくるなよ」という心の声を敏感に察知してしまう感受性の高さでありまして(自意識の高さ?)
一応今回はいろいろ下調べをして臨んだのでありました
①まずは服装をきちんとする。
→これは高島屋で働いていたときに思ったけれど、ちゃんとした服装の人はちゃんとしたもてなしを受ける。別にブランドバッグを持つとかじゃなくて、ヒール履いて素敵なコート着て行きました
②お化粧していく
→どうせとるならして行かなくていいのでは、とも思うけど普段のメイクの様子とか「ちゃんとしていく」っていうのに化粧も入るわな。あんまり美意識低いと思われるのもねぇ…(いやバレてる)
③色々買わされそうになったらどうするか
→パンフレットに今日のお化粧の型番を書いてもらって、次回買いにきます⭐︎って言うとあんまり悪い印象にならないらしい。な、なるほどー。
確かに最初っから「買わないんで」とかいうと「なんで来たんだよ!」ってなるし、気に入ればまた来るしね
④お名刺をいただく
→これは化粧品だけではないけど、気の合う店員さんはまた会いたい!というかその人から買いたいよね。それがきっと売り場の人のモチベーションにもなるだろうし、いい方法ですな。
まぁね、色々買える大人になったので、いざとなったら買うけども。
断れない性格が災いして「買いたくもないものを買う」のはイヤだなぁと思ったのだった
さて、前置き長くなりましたがこんなビビりが資生堂の美女軍団の中に飛び込んだわけです。
悩みすぎて夕方混み出しちゃって、希望を伝えたら「ちょっとお化粧得意な者がおりますのでお待ちください」とな
ちょっと待つと、非常にお綺麗な、しかし私よりも若い部員さんがきたのです
しかし、ツンツンしてないし、こちらの悩みを、シチュエーションをよく聞いてくれまして、「お時間大丈夫ですか?」(この時18:00)と確認されてからのメイク開始です
今回、「華やかさをと思うとアイシャドーを頑張るのだけど、普段メイクをあんまりやらないものだから、気合いが入りすぎてうまくいかない」と相談
てっきり目周りのあたりをやってもらえるかなーと思ってたらフルリセットなのね。そして資生堂の最強ラインナップをこれでもかとお試しさせてもらいました。
「美容にお金をあんまりかけられない中で、これが1番コスパがいい!っていうのはどれなんでしょう?」と最後に聞いた時にお勧めされたのがこれ
やっぱり美容液なのか…
「こういうのって、どの年齢層のラインで使うんですか?」という私の間抜けな質問に
「そうですね、10代のお客様から90歳のお客様までどなたでも使えますよ」とのお答え
そうか、美容液ってさマダムが使うものだと思ってたけどさ…美容意識が高い人は若い人でも使っておるのね
でもねー店頭で13,000円と聞いて思わず怯んだアラフォーよ…笑
ちょっと冷静になって、相談してからまた買いにきます。(オススメ聞いといて買わないっていうね)
さて、一方で値段を聞いて思わず「買います!」と言った逸品もあった。それが
「こちらのプライマーは…」って言われて、「えっと、プライマーってなんですか?」のレベルの私でございましたが、私のお肌にのせた途端に、しっとり、もっちり、そしてトーンアップしたのですよ
なんと言ってもね、私の肌のキメがバッチリこの段階で整い、あとはファンデうすーく塗るか、お粉でも良いレベルに。私との相性が抜群すぎる
これには驚きですよ。下世話な話、途中で値段聞きましたもん
というかね、私のお肌。美容部員のお姉さんは褒めてくださいました「お肌が綺麗です」と。
で、調子に乗って「いやぁ美魔女の姉がレチノールだけは塗っとけというので塗ってます」とね、まぁ多少盛って答えたのです(毎日塗ってるわけじゃないが)
そしたらさ「そうでしたか、お肌が少し薄いので、あとお綺麗なので今の状態だとレチノールよりもヒアルロン酸の方がいいかもしれません」という衝撃の展開
レチノール、まさかの塗りすぎ事件
最初にお肌の状態聞かれた時もちょっと乾燥気味なことは伝えたけど、確かにレチノールのあと皮向けもあったしな
「肌強いと思ったんでレチノール1%とか使ってます」「それはちょっと、おやすみしてもいいかもしれません」若干引き気味でしたね、おねーさんw
今回1番の収穫は、行きすぎたスキンケア(?)の見直しというか、肌のコンディションを相談できたのが大きいかもしれない…
もはやレチノールは置いといて、うるおい・保湿対策を念頭に置きます(いやだから美容液買えよ)
そういうわけで、だいぶ割愛したけどもなんと2時間も経過して最後に下地だけ買って帰るといういやな客になってしまいました。
素敵な色の口紅もあったのだけど、現状マスク生活でいらんのだなー悩ましいので保留!
それでも気持ちよくお会計してくださり、しかも肌が乾燥しまくってるからって高級ラインのサンプルくれて(泣)なんていい子なんだろう…
これは絶対にまたリピートするよ!と心で誓ったのでした
まぁ美容液は大人の階段登っているからねー買ってもいいと思うんだけど、もうちょっと人生の先ゆくマダムたちの意見聞いたり、自分のお肌研究してから考えよ。
え?みんな美容液は当たり前なの?そしてもっとお金出して買うものなの?
それにしたってね、この数ヶ月ちょっとやつれてしまっていた自分の顔を、丁寧に時間をかけて綺麗にしてくれて
資生堂の美容部員の方々からはホスピタリティしか感じなかったわけです。素敵な時間をありがとう♪