家にいるのにこんな感じ
エプロンを装着し、マスク、手袋、キッチンハイター(泡で出るタイプ)を持ち、さながら保健所の職員。
まぁ子どもたちは落ち着いていて、昨日も帰宅してから大したことないのだけど
やはり大人がダウンするというのがでかい。去年までは自分が専業主婦で、子どもたちがもらった風邪は絶対にもらわん!と強靭な肉体と精神で、まるで風邪をひかなかった。(幸運にもコロナも罹患せず)
しかしまぁ女性より男性の方が体が弱くできているというしな、遺伝子的に。
しょうがないとは思いつつ、日頃専業主夫の夫がいてこそ仕事ができるわけで
こういう日は思いっきり夫に恩返し(恩を売っておく?)しておくことにしましょう。
備忘録として、やはり流行病の対処法を書いておこうとおもう。なんだってこんな子どもがゲーゲー吐いたらわかっていたって不安だもんね。子たちよ、テレビでも見ててくれ
子どもが吐いたら心配。でも待って、冷静に手袋しよう
だいたい子どもってのは夕方から夜にかけて(もしくは明け方)具合が悪くなることが多い気がする。
小児科も診療時間が終わり、場合によっちゃワンオペのいっそがしー時間帯に予期せぬタイミングで吐いたりするもんだ。これが夕食どきならまたも大変。しかも可愛い我が子がマーライオンの如く吐いたら駆け寄りたくなる気持ちもよくわかる。
しかし、だ冷静になってまずはビニール手袋とエプロン・マスクを装着しよう
ただミルクを吐き出しただけならいいけれど、ゲロとか下痢はほとんどが細菌やらウイルスやらが原因のお腹の風邪である。直接触ると、その手でいろんなところに菌を拡散する恐れがあって、被害が広がる
というかねまずは自分の身を守って!
いいのよ、子どもはもう吐いちゃったんだから。スッキリしているわよ。それよりこっちが倒れたら看病もままならない。子どもが元気になって親が瀕死の時を想像するだけで鳥肌が立ちそう
とにかくセットを作っておいておくことが大事である。
ビニテとゴミ袋は常備していたいよね。キッチンペーパーも
段取りを考えて、あっちこっちに行くことがないようにしよう
ほいで、順番としては大人が1人か2人かによって動きは変わってくるけれども
まず子どもを介抱して服を脱がせて拭いてやる。その場を離れて清潔な服に着替えさせる→休ませる
この時慌てて口濯がせたり飲ませるとゲロ誘発注意。
休ませてる間に、大人2は場の処理準備。キッチンハイターを薄めた液を準備。でかいビニール袋にとりあえずゲロにまみれたものは全部入れて口を縛る。
窓開ける。
スプレーの入れ物あればそれに入れて、なければキッチンペーパーにキッチンハイター液を染み込ませて拭く!
布団はこういう時のためにも余裕があればお客様用があると安心だよね…
んで、お布団にゲロなら次の備えに、新聞紙とゴミ袋でコーティングしてシーツ敷く。おねしょパッドあるならそれ敷いてもよし
シーツもやっすいのでいいから多めに換えがあると安心だよねぇ
ま、お布団以外ならどこでも拭けばいいんだもんね(まぁ大抵布団に吐くけど)
お布団セットできたら子どもを寝かせて、ゲロ袋近くに置いておく。
それ(ゲロ)は突然やってくるから備えておこう
このコロナ禍(と言っても終息気味)なので我が家にはストックがたくさんあって、ちょっとこもることはなんてことないと思っていた。
でも実際はティッシュは使いすぎて枯渇するわ、オーエスワンは飲み切るわ、買っておいたおかゆは食べないわでストックが微妙にずれていたことが判明。
幸いウィダーインゼリーはハマったようで少しずつだけど水分とカロリーを摂ってくれて助かったけど
日頃から好きな味みたいなのはストックしておいた方がいいなぁと思ったり。
今回めっちゃ活躍したのはやはりオーエスワンだね
これは多めに買っておこう。味見した時はマズ!と思ったけど、吐いた人には美味しいらしい(ここ10年吐いてないから知らんけど)
そうそう、病気といえばおかゆ!と思っていたけど、うちの子たちみんなお粥きらい。他には何が食えるんだ?!とレシピを探してチキンスープを黙々と作ったわよ
しかしね、これも子ども受けはビミョー。結局大人が栄養たっぷり消費しました。
これも消化にいい好きなメニューの開拓が必要だなぁ。
いずれにせよ、こうやっていろんな修羅場を乗り越えて、なんというか肝が据わってくるんだよね。命握ってる感じするわ。
職場の皆さんにはご迷惑おかけしてますけども、このご恩はどこかで返すからいっか!と思ってまずはミッションをクリアすることに集中でんな。
症状が落ち着いた後も気にしておいた方がいいこと
我が家のウイルス性胃腸炎は終息に向かっているが、症状が治まったからといって油断してはならない…
便や吐瀉物の中にはしばらくウイルスが存在しているという。だから、その度に石鹸で手を洗わなければならない。うちはまだぴっぴがうんちをした時に仕上げに「お尻拭いて〜」ってなるので、しっかり手洗い
ほっぺにちゅーとかもしばらくは避けたほうが良さそう。
さらに、腹痛はしばらく続くことを覚悟したほうがいい。ウイルス性胃腸炎が落ち着いた頃、ぴっぴが腹痛を訴えた。しばらく様子を見ていたが、尋常じゃない痛がり方をし始めた
エクソシストの悪魔が乗り移ったように「お腹痛いイィぃーー!!」とのたうち回る。痛さを10のうちいくつ?と聞くと9と言う。
流石にやばいか?と思った。なぜならネットで調べると「腸重積」という病名がヒットしたからだ。
簡単に言うと腸が入り込んでしまう病気で、基本的には2歳くらいまでの子どもがなる病気らしいが、胃腸炎の後に起こりやすいらしい。不安は募るばかりである。
ギャーギャー泣き叫ぶぴっぴを横目に「♯7119」に電話。症状を伝えると、「救急車を呼んでください」との指示が出た。でもさ、救急車ってもっと瀕死の人が使うものでは…?
と、タクシーを呼んで桜木町にある夜間救急の小児科に行ってきたのだった…
結論から言うと「便秘」だそうな。ハイ、拍子抜けです
が、下痢でお腹を下した後は便秘になりやすいとの新たな情報を得て帰ってきたのでした。5歳で腸重積は滅多にないよと教えてもらいました。
それにしたってもしこれが小さな赤ちゃんでお腹が張ってパンパンだったら一度受診してもいいよなぁと思う恐怖体験なのでした。
予習をしておけば、ちょっと冷静に対処できそうじゃない?