今の仕事は大好きなのだが、もし海外で転職となったら「英語」で続けられるほど言語能力も技術もないなぁと思う次第なのだ。
というよりも、海外でそもそも需要がある仕事ってなんだろう、とまだ5年先の話なのに興味津々の私。いやさ、第二の人生を考えたら5年後ってあっという間じゃない?
そんなわけで転職サイトを見てたりする。するとね、寿司職人は需要があるってな。
確かに、「日本人でなければダメ」という条件で言えば寿司職人は最適だろう。しかも飲食業界からの需要もありそう。だけど、寿司職人といえば「修行が大変」というイメージがある。
そんな薄っぺらいイメージで思っていた仕事だけど、あるエッセイに出会って衝撃を受ける
この方、フィンランドが好きすぎてついに移住をするのだけど
その仕事として選んだのが「寿司職人」なのであった。そんなに潰しが効くのかい?そんな需要あるの?
しかも彼女はもともと寿司職人でもなんでもないのに、専門学校に働きながら通って資格をゲットしたという強者。そんな強い思いを持って移住を考えていたとは
こんなインスタントに「ちょっと5年後移住してみっか!ダメなら帰ってこよ」くらいのノリじゃいかんのねと思ったのであった。しかしながら寿司職人にあまり魅力も感じない…。
だってさ、最近はシャリ握りマシーンもあるじゃないですか。ここから本腰入れて技能を獲得したところで、将来機械に仕事を奪われるのが目に見えている。
そう思って他の仕事を探すと、これまた需要があるのが美容師さんなんだとか。これはなるほど、言葉が通じなくても技術でカバー。そして機械にはとって代われぬ仕事である。
しかしながらこちらはガチで大変なコース。なんたって国家資格なのだからちゃんと学校に通って実務経験も必要になってくる。こうなると5年では足りない。アシスタントだと尚のこと技術が足りない分コミュニケーションが必要になってくるし、下積みするには子連れはきつい。
となると、本業を磨きまくって5年後に独立?
ユーチューバーデビュー?
あと、考えうる「非言語」で世界と渡り合うものを考えると「絵」の仕事しか思いつかない。
果たして自分の「絵」を売る、目に留めてもらう、買ってもらうという仕事として成立させるのに5年という年月が長いのか短いのかもわからない。
「ほら、画家って死んでから有名になるじゃん?」
それじゃあ遅いんじゃーー
夢を追いかけて成功する人は少ないが、数少ない自分の夢を追いかけて成功した人物から連絡があった。母の喪中ハガキを受け取り、心配して連絡してきてくれたのだった。
昔はそれこそ共に夢を語った仲であったが、大人になるとそうも言ってられない。ま、その当時の夢はお互いに叶えているのだけど大人になるとなかなかそんな話はしない。
しかし、母のことを話すついでに最近では「アメリカで暮らす」夢のことも話している。言うと実現されそうな気がするのでね。(ブログで言いまくっているので誰も読んでいないけど知り合いには話した気でいる)
久しぶりに話したその友人はいいねと言ってくれた。まぁ気休めかもしれないけれど
母が亡くなって、悲しくて眠れない夜もあるけど(自分でも意外)
母のおかげで自分のこの後の人生とか死生観が変わったのは、とても大切な分岐点だったと思う。
今の仕事に一区切りしたら、やりたいことの洗い出しをしよう。
幼稚園の頃は毎日ケーキが食べたくてケーキ屋さんになりたかった
小学校の最初の頃は大きな家に住みたくて大工になりたかった
中学では貧乏に負けそうになって世の中を変えるために総理大臣になりたかった
高校では地盤も看板も鞄もないのだから現実を見据えてなんでもいいから社長になりたかった
大学ではお金と反対の福祉の仕事をしたくて社会福祉士になりたかった
絵を描くのが好きで画家にもなりたい
文を書くのも好きで小説家にもなりたい
今のところ叶えてない夢の中でやれそうなところから着手していくことにしよう。
寿司職人と美容師だったら圧倒的に美容師の方が興味あるんだけどな。バリカン専門学校とかないかなー
今度髪を切りに行くときに聞いてみよーっと