ぴーすけを保育園につれていくと、「ぴっぴそっくりですねー!」と必ず言われる。生まれてそろそろ一年たつが、たしかに日に日に似てきている。
ただ、親だからこそ「ここちがうな」と思うこともある。
まず髪質。ぴっぴはどう考えても私の毛量、毛質をひいている。しかしぴーすけはどうだろう。ツヤサラ髪で女の子のようだ。私とも夫ともちがう。ぴっぴはこのくらいのときはすでに毛が立っていたがぴーすけはくりんっとねている。
世代的にわからない人もいるとおもうが、サリーちゃんのパパみたい。横だけ切ろうか考え中である。
体格はまぁまぁ似たようなものだけど、ぴっぴは足の筋肉が赤子の時から発達していて、今でも健脚である。対してぴーすけは腕の力が強く、ぴっぴと同等に取り合いをしている。なんならつねられて泣くのはぴっぴの方。
ただ、遊び方はぴっぴのほうが体を使った乱暴な遊びが好きで、高い高いもぶんっと足が放り出すようなものが好き。ぴーすけは高い高いすると口がへの字に、眉間にしわ、手は服をつかんで全力で拒否する。
最近になって気づくのが、ヨダレの違い。ぴっぴは常に唇がちゅるんちゅるんに潤うほどよだれまみれであった。スタイは何度も変えたし、場合によっちゃ服も着替えてた。道行く知らないおばさまに「よだれが多いねぇ、でもよだれが多い子は賢くなるっていうからね」となぐさめられてたりして。
それに引き換えぴーすけは口元がキュッとしていてまるでよだれを垂らさない。月齢の違いかしら、これから出るのかしらね。離乳食もだいぶ進んでますがね。
離乳食といえばぴーすけは上下4本の歯が生えて、食欲も旺盛だ。ぴっぴもよく食べていたけど、ぴーすけは食べたくないものはすぐぴゅっと出す。
一方で好きなものは永遠食べ尽くす。昨日はとうもろこしを3分の1食べてまだよこせ、まだよこせを繰り返し1本分食べてしまった。これは大丈夫なのかと思っていたら案の定夜お腹が張ってなかなか寝れなかった。何かと主張が強い次男である。
性格はまだ1歳なのにけっこう違いがあって、慎重派のぴっぴと、アグレッシブなぴーすけ。ぴっぴは話し方も穏やかで声だけ聞くと女の子と話してるかのように優しいが
しゃべれないぴーすけのほうが主張が激しい。ぐいぐい来るし、泣き方も気合を感じる。二番目ってこれくらいこないと確かに見過ごされてしまうよね。
果たして生まれ順なのか、もともともってる性格なのかはまだわからないが、同じ親から生まれて、同じ男の子でも違いがあってなかなかにおもしろい。どうせならまるっと違う性格のほうが個性がとんがってのびのび育つのだろうな。