忙しい日々の中でも子どもは成長していくわけで。ぴっぴも日々進化している。
まず、体の成長。前回の身体測定では95センチだった身長は97センチに。1ヶ月に2センチ伸びている。ぴーすけの成長率に比べれば大したことないのだけど、ギョッとすることはある。家のキッチンカウンター、以前は下をすいっと通っていたのに、今では頭がぶつかってしまう。そんな目印があると大きくなるのを実感する。
去年履いていたズボンを出すと大抵ツンツルテンになっていて、これは膝が出ているからどうかなーと保育園の衣替えとともに考えなきゃいけない。そうなると買い替えか……いや、もうちょっと頑張れ!みたいな
言葉のやり取りも、以前よりグンと面白い。
パパもママも大好き、というのは相変わらず言ってくれるのだけど、「パパ大好き。なんでかっていうとパパの顔は面白いから」へ、へぇー!と笑ってしまった。
逆に「ママが怒るとぴっぴママのこと大嫌いになっちゃうの」と情に訴えてくるようになってきた。そうなのかーじゃあママは怒らないようにするね。なんて言ってますわ
それにしてもぴっぴの言い方はとても優しい。こちとらべらんめいで話してしまうこともあるけれど、ぴっぴはパパの影響だろうが、語尾が優しいのだ。「〜〜なの」「〜〜なんだよぉ」と話してくれるので、あんまり怒る気がなくなってくる。
ご飯を残すときも
「ぴっぴこれ全部食べると、お腹が痛くなっちゃうんだよぉ〜」としょんぼりする。ウン、じゃあ残してもいいよとなる。
やりとりが楽しいと、また会話が弾んで相乗効果なのかな。最近は大人の会話を真似したくてしょうがないのだ。
「ぴっぴこれからお仕事しなくちゃいけないから、ママはあっちの部屋でぴーすけとテレビ見ててね。そしたら寂しくないでしょ。お仕事終わったら遊ぶからね」
お仕事とは、まさにパパのパソコンを大人のようにキーボードをぱちぱちやるのだけど、ぴっぴはどんなお仕事をしているのだろうか。
「ぴっぴお仕事しないと保育園に行けないんだよぉー」と困り顔である。そうなんだー大変だね。と会話に乗ってやる。
そういう会話にプッとしながらも意思疎通ができる良さは実感する。先日、ぴっぴが夏風邪を引いた。二度嘔吐し、熱も38度台まで上がった。咳はないものの、夜だったので心配になり、例の♯7119にかけたのだった。そこで聞かれた質問に、ぴっぴは弱々しいながらも答えてくれた。それは本当に親からするとありがたい。
ただ、知恵がついてきたという点では、嘘をつくこともある。わざと気を引きたいがために、反対のことを言ったり、もうおしっこした?と聞くと素知らぬ顔で「したよー」と言ったり、もう手と口拭いた?と聞くと自信たっぷりに「拭いたよ」とかいうのですっかり騙される。それでも、ニヤリと笑ってしまう可愛さがあるのでまだ良い。
走るのも早くなって、親が追いつけない日がいつかくる。追いかけても追いつけないスピードの速さに寂しさを感じる今日この頃。