お金のはなし

資産を分散

投稿日:2021年4月1日 更新日:

なんかラップみたいな題名だけど、お金の話。

4月新しい年度の始まりである。

4月から色々と制度が変わるものもあるようだけど、あんまり関係なさそうで正直ピンと来てない。

とりあえずマイナンバーカードのマイナポイントだけは登録し、WAONにチャージしたったぜ!

しかし昨年の出産でやらねばならぬ確定申告の医療控除は未だ終わらず。

けいゆう病院の領収書とタクシーの領収書と、バスと、皮膚科と耳鼻科と、夫の病院を科ごとに古い順に並び替えて力尽きた。

ぴっぴの時e-taxでネットから申告したから、あとはパソコンに向かえばいいのだけど

いかんせん子たちが寝てからなのでそこから数字をやるってのがやる気出ない。文章は書くくせにね!

まぁでも確定申告すれば多少なり還付されるお金があるのだ。

めんどくさがらずにやるしかない。

きっと、「お金持ち」という人たちほど、こういうコツコツと地味に大変な作業をきちんとやっているのだろう。

ついついお金がたくさんある故に湯水の如く使ってそうだし、どんぶり勘定なのではと思いがちだけれど。

コツコツやるからお金持ちなのだ。

わたしも新年度いい機会だから、この自堕落な性格を少しでも改善してお金持ち体質に近づこうと、心を入れ替えることにした。

何事も始めるのに遅すぎることはない。

確定申告だってまだ締め切りは過ぎてないし、後からだって出せるものね!

育休を機に、お金について真剣に考え始めた。

その一環としてやろうやろうと思っていた積み立てNISAをSBI証券で始めたものの、長期運用なので特にすることもなく。

結局バランス型のファンドを選んで終了である。

ただ、こだわりとしては毎月いくら、ではなく「毎日500円」みたいな設定にしたこと。

こうすることでドルコスト平均法の恩恵を受けてやる!と意気込んでいる。(ただし、手数料がかからないものを選ばないと意味なし。)

ただ、副産物としてお金について真剣に考えるきっかけとなった。

今までは子どもとEテレ&YouTubeざんまいだったのが、日経新聞の1面を見るようになってきたし、リテラシーは上がったのではないか。

そこで、いろいろ調べているうちに、「お金」はいろんな形で持っておくことが大事なのもわかった。

なぜなら、これから日本で起こることによってはお金の価値が変わってしまうからだ。

例えば、コロナが終息してだんだんと日常が戻ってくれば消費も戻るから経済も少しずつよくなるだろうと。

そうすれば多少のインフレーションも起こる。

物価が上がればお金の価値は相対的に下がる。

それに対応するには物価とともに上がる株式をもつことが有効である。

SBI証券で口座を持ったことをきっかけに、5株とか10株とか少額で株式を買ってみた。

今は株が上がり続けているところなので損はしていないけれど、株式は時としてゼロになる。

倒産して仕舞えばただの紙切れ。(今や電子化ですけど)

だから、それでもいいと思える額にとどめておくこと。

そして株式のリスクに対応するためには、株式と違う動きをする金(きん)を買っとけという話。

金ねぇ。1グラム7,000円弱しますけど。

これは追々の課題にするとして。日々金の値段も見てたりする。

他にも今が勉強しどき、と国債を買ってみました。

これは早まったなぁと思いつつ、国債を買うとどうなるのか興味があるので持っておこうと思う。

ただ、インフレーションが起これば国債の額面は政府が保証してくれるものの、目減りするのは必至である。

例えば10万円で買った国債が、将来インフレーションになってお金の価値が下がったとしても、政府は「10万円」しか返してくれない。

100円でジュースが買えてた時代に買った「10万円」の国債を買ったのに、300円でジュースを買える時代に「10万円」で返してくれるってことで。

本来30万円で返してくれてトントンなのに、政府にとってオイシイだけである。

ここにきてまた悩みの種なのが、最近地震のニュースが多いことだ。

東日本大震災から10年たち、また大きな地震が起こった。これが余震なのだから影響って計り知れない。

そしてこれからの30年で首都直下型地震と、南海トラフ沖地震は70%から80%の確率で起こるという。

原発こそないにしても、経済の中心地である東京や、南海トラフでは九州から関東まで幅広い地域で被災するとなったらえらい事になるだろう。

そしてさらに追い討ちをかけるのが富士山の噴火。

これはこれでいつ起こってもおかしくないらしい。

何年か前に、富士山噴火のシュミレーションをテレビで見たことがあるけれど、火山灰というのはとても厄介で、数センチ積もるだけでも大打撃らしい。

細かい金属な訳で、電線がダメになったり農作物もやられるし。天気もずっと晴れない。

飛行機も飛ばないから海外へも脱出できない。輸出入も制限されるだろう。

活断層の上に国が乗っかってる日本だから仕方ないにしても、いつ起こるかわからないリスクにどう対応すれば良いのやら。

なんだか一階に引っ越したの早まったかしら、と思ったり。

そんなこと今更言ったってしょうがないから、せっせと備蓄してます。津波が来たら保土ヶ谷公園に走ります。

そうなった時、日本の株式は大暴落するだろう、と。

確かに経済の中心地で大災害が起こっているのに株なんて持っててもしょうがない、株は売りに出されて価格は下がる。

それこそ紙切れになってしまうだろう。そんな時にはすぐ引き出せる預金が有効なのだと。

だから、預金もしておいた方がいい。

結局ね、バランスよくいろんな形で持っている方がいいのですって。

2011年の夏に仙台へボランティアに行ったが、車も電車も流されて、家なんか見る影もなくてすごい状況であった。

10年たった今、誰もが「節目」のように言うけれど、住んでいる人たちはずっと続いている被災の日々なのだ。

お金の話も大事だけど、やっぱり命あってのものだね。

あればあったでいいものだけど、お金のない家で育ったわたしからすると、お金がなくても健康な体と気力と前向きになれる親しい人がいればなんとかなる。

お金だけあってもしょうがない、使う人がいてこそ、なんのために使いたいのか、

そんなことを考える育休ラスト1年なのだった。



-お金のはなし

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

本で調べてもわからないことってあるもんだ

先日、仕事の上司と一日ご一緒する時があって 「雑談力」というのでしょうか。仕事以外の話で大いに盛り上がりました。 というのも、その上司が年のころ私の母と同じくらいで親近感が湧くのと その上司の親御さん …

株価が下がる、気持ちも下がる。

楽しい数日を過ごしていたので、すっかり見ていなかったのが株価。 ずっとほったらかして来たものの、SBI証券で特定口座を開き、つみたてNISAをしていますのよ私。 基本的には、毎日500円ずつ3つの投資 …

6月は配当金の入ってくる月

自分で学費を稼いでいた大学時代は、資金ショートしないように生きるのが精一杯で 貯金などする余裕もなかった それでも大学に通えて、ときどきは友達と遊んで、帰る家があればそれでよしと思っていた カツカツだ …

投資初心者が、投資初心者に何かと言いたくなる

先日、中学の時の後輩とランチをしてきた。土曜出勤しているところに、職場の近くまできてくれて1時間ほど。 中高一緒だったので母のこともよく知っていて、いろいろ話したらびっくりしていたけど、それでも気兼ね …

株価大暴落の一日でんな

ここ数日、あれよあれよという間に、日経平均株価が4万円台を切ってしまったなぁと思っていたらばよ 仕事終わって、最終的に今日は4,000円以上の下げで あんらまぁ、こりゃーえらいこっちゃ!と思って我がS …