なんかラップみたいな題名だけど、お金の話。
4月新しい年度の始まりである。
4月から色々と制度が変わるものもあるようだけど、あんまり関係なさそうで正直ピンと来てない。
とりあえずマイナンバーカードのマイナポイントだけは登録し、WAONにチャージしたったぜ!
しかし昨年の出産でやらねばならぬ確定申告の医療控除は未だ終わらず。
けいゆう病院の領収書とタクシーの領収書と、バスと、皮膚科と耳鼻科と、夫の病院を科ごとに古い順に並び替えて力尽きた。
ぴっぴの時e-taxでネットから申告したから、あとはパソコンに向かえばいいのだけど
いかんせん子たちが寝てからなのでそこから数字をやるってのがやる気出ない。文章は書くくせにね!
まぁでも確定申告すれば多少なり還付されるお金があるのだ。
めんどくさがらずにやるしかない。
きっと、「お金持ち」という人たちほど、こういうコツコツと地味に大変な作業をきちんとやっているのだろう。
ついついお金がたくさんある故に湯水の如く使ってそうだし、どんぶり勘定なのではと思いがちだけれど。
コツコツやるからお金持ちなのだ。
わたしも新年度いい機会だから、この自堕落な性格を少しでも改善してお金持ち体質に近づこうと、心を入れ替えることにした。
何事も始めるのに遅すぎることはない。
確定申告だってまだ締め切りは過ぎてないし、後からだって出せるものね!
育休を機に、お金について真剣に考え始めた。
その一環としてやろうやろうと思っていた積み立てNISAをSBI証券で始めたものの、長期運用なので特にすることもなく。
結局バランス型のファンドを選んで終了である。
ただ、こだわりとしては毎月いくら、ではなく「毎日500円」みたいな設定にしたこと。
こうすることでドルコスト平均法の恩恵を受けてやる!と意気込んでいる。(ただし、手数料がかからないものを選ばないと意味なし。)
ただ、副産物としてお金について真剣に考えるきっかけとなった。
今までは子どもとEテレ&YouTubeざんまいだったのが、日経新聞の1面を見るようになってきたし、リテラシーは上がったのではないか。
そこで、いろいろ調べているうちに、「お金」はいろんな形で持っておくことが大事なのもわかった。
なぜなら、これから日本で起こることによってはお金の価値が変わってしまうからだ。
例えば、コロナが終息してだんだんと日常が戻ってくれば消費も戻るから経済も少しずつよくなるだろうと。
そうすれば多少のインフレーションも起こる。
物価が上がればお金の価値は相対的に下がる。
それに対応するには物価とともに上がる株式をもつことが有効である。
SBI証券で口座を持ったことをきっかけに、5株とか10株とか少額で株式を買ってみた。
今は株が上がり続けているところなので損はしていないけれど、株式は時としてゼロになる。
倒産して仕舞えばただの紙切れ。(今や電子化ですけど)
だから、それでもいいと思える額にとどめておくこと。
そして株式のリスクに対応するためには、株式と違う動きをする金(きん)を買っとけという話。
金ねぇ。1グラム7,000円弱しますけど。
これは追々の課題にするとして。日々金の値段も見てたりする。
他にも今が勉強しどき、と国債を買ってみました。
これは早まったなぁと思いつつ、国債を買うとどうなるのか興味があるので持っておこうと思う。
ただ、インフレーションが起これば国債の額面は政府が保証してくれるものの、目減りするのは必至である。
例えば10万円で買った国債が、将来インフレーションになってお金の価値が下がったとしても、政府は「10万円」しか返してくれない。
100円でジュースが買えてた時代に買った「10万円」の国債を買ったのに、300円でジュースを買える時代に「10万円」で返してくれるってことで。
本来30万円で返してくれてトントンなのに、政府にとってオイシイだけである。
ここにきてまた悩みの種なのが、最近地震のニュースが多いことだ。
東日本大震災から10年たち、また大きな地震が起こった。これが余震なのだから影響って計り知れない。
そしてこれからの30年で首都直下型地震と、南海トラフ沖地震は70%から80%の確率で起こるという。
原発こそないにしても、経済の中心地である東京や、南海トラフでは九州から関東まで幅広い地域で被災するとなったらえらい事になるだろう。
そしてさらに追い討ちをかけるのが富士山の噴火。
これはこれでいつ起こってもおかしくないらしい。
何年か前に、富士山噴火のシュミレーションをテレビで見たことがあるけれど、火山灰というのはとても厄介で、数センチ積もるだけでも大打撃らしい。
細かい金属な訳で、電線がダメになったり農作物もやられるし。天気もずっと晴れない。
飛行機も飛ばないから海外へも脱出できない。輸出入も制限されるだろう。
活断層の上に国が乗っかってる日本だから仕方ないにしても、いつ起こるかわからないリスクにどう対応すれば良いのやら。
なんだか一階に引っ越したの早まったかしら、と思ったり。
そんなこと今更言ったってしょうがないから、せっせと備蓄してます。津波が来たら保土ヶ谷公園に走ります。
そうなった時、日本の株式は大暴落するだろう、と。
確かに経済の中心地で大災害が起こっているのに株なんて持っててもしょうがない、株は売りに出されて価格は下がる。
それこそ紙切れになってしまうだろう。そんな時にはすぐ引き出せる預金が有効なのだと。
だから、預金もしておいた方がいい。
結局ね、バランスよくいろんな形で持っている方がいいのですって。
2011年の夏に仙台へボランティアに行ったが、車も電車も流されて、家なんか見る影もなくてすごい状況であった。
10年たった今、誰もが「節目」のように言うけれど、住んでいる人たちはずっと続いている被災の日々なのだ。
お金の話も大事だけど、やっぱり命あってのものだね。
あればあったでいいものだけど、お金のない家で育ったわたしからすると、お金がなくても健康な体と気力と前向きになれる親しい人がいればなんとかなる。
お金だけあってもしょうがない、使う人がいてこそ、なんのために使いたいのか、
そんなことを考える育休ラスト1年なのだった。